北欧神話
北欧神話は、ノルウェー、スウェーデン、デンマーク、アイスランドおよびフェロー諸島などのスカンディナビアの神話。13世紀頃の『散文のエッダ』や『詩のエッダ』、9~14世紀に編纂されたサガ、サットル、スカルド詩などを原典とする。その後、これらの地域はキリスト教化された。
北欧神話の創世神話と世界観
北欧神話では、主神オージンが原初の巨人ユミルを殺し、その肉体から世界を創造した。
北欧神話の世界の中心には世界樹ユッグドラシッルがそびえ、この樹木の枝で9つの世界(アース神族の世界、ヴァン神族の世界、人間の世界、巨人族の世界など)が結ばれている。
ユミルの末裔であるヨートゥン(巨人族)が世界を滅ぼす運命にあるため、神々はラグナロク(世界の終末)に備えて準備を進めるが、最終的には巨人族によって滅ぼされる。
北欧神話の主な神々
- オージン:主神。天候神。
- ソール:雷神。
- テュール:軍神。
- ニョルズ:航海神。
- フレイ:豊穣神。妖精たちの王。
- フレイヤ:愛と豊穣の女神。
- フリッグ:結婚の女神。オージンの妻。
- ロキ:トリックスター。火神。
- バルドル:光の神。オージンの息子。
- ヘイムダッル:神々の番人。
北欧神話に登場する主な英雄
- シグルズ/ジークフリート
- ベーオフルフ
北欧神話全項目
- アース
- アールヴ
- アウズムブラ
- アングルボザ
- アンドヴァリ
- イズン
- ヴァルキュリャ
- ヴァルキリー → ヴァルキュリャ
- ヴァン
- ヴィーザル
- ヴィゾーヴニル
- ヴィリ
- ヴェー
- ヴェズルフェルニル
- ウッル
- エインヘリャル
- エーギル
- オージン
- ガルム
- グッリンブルスティ
- グッルヴェイグ
- ゲルズ
- スキールニル
- スコッル
- スリュム
- スルト
- スレイプニル
- セーフリームニル
- ソール
- デックアールヴ
- テュール
- ドヴェルグ
- ニーズヘッグ
- ニョルズ
- ノルン
- ハティ
- バルドル
- ファーヴニル
- ブーリ
- フェンリル
- ブラギ
- フリッグ
- フルングニル
- フレイ
- フレイヤ
- フレースヴェルグ
- ブローズグホーヴィ
- ヘイズルーン
- ヘイムダッル
- ヘーニル
- ヘズ
- ベストラ
- ヘル
- ベルゲルミル
- ヘルモーズ
- ボル
- ミーミル
- ムースペッル
- ユッグドラシッル
- ユミル
- ヨートゥン
- ヨルムンガンド
- ラーン
- ラタトスク
- リョースアールヴ
- ロキ
- ワルキューレ → ヴァルキュリャ