ヴィーザル
| 分 類 | 北欧神話 |
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Víðarr（ヴィーザル）【古ノルド語】 | |
| 容 姿 | 剣を持った若い男性神。 |
| 特 徴 | フェンリルを退治し、新しい世界を見守る神となった。 |
| 出 典 | スノッリ・ストゥルルソン『散文のエッダ』（13世紀頃）、『詩のエッダ』（13世紀頃）ほか |
フェンリルを退治し、新しい世界に生き残った神！？
ヴィーザルは北欧神話に登場する若い神で、オージンと女巨人のグリーズの息子である。ソールと同等の力を持つとされる。ラグナロクの際に、フェンリルがオージンを食べてしまったときに、ヴィーザルは靴でフェンリルの下顎を踏みつけ、上顎を引き裂き、その心臓を剣で突き刺して退治し、父親の復讐を果たした。その後、ラグナロクを生き残り、バルドルなどと一緒に新しい世界を見守る神の１柱となった。
《参考文献》
- 『エッダ ―古代北欧歌謡集』（訳：谷口幸男，新潮社，1973年）
Last update: 2023/03/20
