ヘーニル

分 類北欧神話
名 称 Hœnir(ヘーニル)【古ノルド語】
容 姿見栄えのよい神。
特 徴優柔不断でどっちつかずの返答しかしないため、ヴァン族を怒らせた。
出 典スノッリ・ストゥルルソン『散文のエッダ』(13世紀頃)、『詩のエッダ』(13世紀頃)ほか

優柔不断なでどっちつかずの返答しかしない神!?

ヘーニルは北欧神話に登場するアース族の神。北欧神話にはアース族とヴァン族の2種類の神の一族がいるが、この神が争い、休戦の調印をするときに、ミーミルとともにアース族の人質としてヴァン族に送られた。ヘーニルは見栄えがよかったが、優柔不断で、常にミーミルに相談し、ミーミルが不在のときにはどっちつかずの返答しかしなかった。このため、怒ったヴァン族はミーミルの首を刎ね、ミーミルの首はアース族の国に送り返された。

《参考文献》

Last update: 2019/11/10

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