ロキ
分 類 | 北欧神話 |
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Loki(ロキ)【古ノルド語】 | |
容 姿 | |
特 徴 | |
出 典 | スノッリ・ストゥルルソン『散文のエッダ』(13世紀頃)、『詩のエッダ』(13世紀頃)ほか |
神々に厄介をもたらすトリックスター
ロキは北欧神話に登場するトリックスター。神々の敵であるヨートゥンの血を引いているが、オージンと義兄弟の契りを交わしてアースガルズに住んでいる。
邪悪で、気が変わりやすく、しばしばアースガルズに厄介ごとを持ち込むが、悪知恵を使って神々の窮地を救う場面も多い。変身を得意とし、さまざまな場面で、いろいろなものに変身して神々を助ける。
また、オージンの槍(グングニル)、ソールの槌(ミョッルニル)、フレイの船(スキーズブラズニル)など、さまざまな魔法のアイテムを各所から騙して神々にもたらしたのもロキである。
アングルボザとの間にヨルムンガンド、フェンリル、ヘルといった怪物を生んでいる。
ヘズをそそのかしてバルドルを殺させると、神々の宴に乱入して神々を罵倒し、バルドル殺害の悪事を明かした。このため、神々に捕えられ、巨大な岩に縛り上げられて洞窟に幽閉される。しかし、ラグナロクの際には戒めが外れ、ヨートゥン族を率い、ヘイムダッルと相討ちになる。
《参考文献》
Last update: 2020/03/29