近代文学

アリス・シリーズ

『不思議の国のアリス』は、イギリスの数学者チャールズ・ラトウィッジ・ドドソンが1865年にキャロル・ローズ名義で発表した児童小説で、少女アリスが白ウサギを追いかけて不思議の国に迷い込み、冒険する。その後、続編として1871年に『鏡の国のアリス』が発表された。『不思議の国のアリス』はトランプ、『鏡の国のアリス』はチェスを題材につくられている。また、当時の慣用句などを文字ったり、マザーグースなどのパロディ、また、カバン語なる発明も含まれ、言葉遊びが随所に盛り込まれている。厳密にはアリス・シリーズではないが、『鏡の国のアリス』の作中に登場するナンセンス詩「ジャバウォックの詩」から派生した『スナーク狩り』が1876年に発表されている。

『不思議の国のアリス(Alice's Adventures in Wonderland)』(1865年)

『鏡の国のアリス(Through the Looking-Glass, and What Alice Found There)』(1871年)

『スナーク狩り(The Hunting of the Snark)』(1876年)

オズ・シリーズ

『オズの魔法使い』は、ニューヨーク生まれのライマン・フランク・ボームが、44歳のときに、アメリカの子供たちのために、新しい物語(教訓や道徳とは切り離された不思議で楽しい物語)を書こうと書き始めたファンタジー小説。1900年に出版された。竜巻に巻き込まれたドロシーが、脳ミソが欲しいかかし、心臓が欲しいブリキのきこり、勇気が欲しい臆病ライオンとエメラルドの都を目指して冒険をする物語は人気を博し、その後、子供たちの要望に応じる形で、20年間、合計14冊のシリーズが出版され、さらにはボームの死後も、さまざまな作家たちに「オズ・シリーズ」は引き継がれて行った。

『オズの魔法使い(The Wonderful Wizard of Oz)』(1900年)

『オズのふしぎな国(The Marvelous Land of Oz)』(1904年)

『オズのオズマ姫(Ozma of Oz)』(1907年)

『オズとドロシー(Dorothy and the Wizard in Oz)』(1908年)

『オズへの道(The Road to Oz)』(1909年)

『オズのエメラルドの都(The Emerald City of Oz)』(1910年)

『オズのパッチワーク娘(The Patchwork Girl of Oz)』(1913年)

『オズのチクタク(Tik-Tok of Oz)』(1914年)

『オズのかかし(The Scarecrow of Oz)』(1915年)

『オズのリンキティンク(Rinkitink in Oz)』(1916年)

『オズの消えた姫(The Lost Princess of Oz)』(1917年)

『オズのブリキのきこり(The Tin Woodman of Oz)』(1918年)

『オズの魔法(The Magic of Oz)』(1919年)

指輪物語

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