近代ファンタジィ
ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』、ライマン・フランク・ボーム『オズの魔法使い』
アリス・シリーズ
『不思議の国のアリス(Alice's Adventures in Wonderland)』は、イギリスの数学者チャールズ・ラトウィッジ・ドジソンが1865年にキャロル・ローズ名義で発表した児童小説で、少女アリスが白ウサギを追いかけて不思議の国に迷い込み、冒険する。その後、続編として1871年に『鏡の国のアリス(Through the Looking-Glass, and What Alice Found There)』が発表された。『不思議の国のアリス』はトランプ、『鏡の国のアリス』はチェスを題材につくられている。また、当時の慣用句などを文字ったり、マザーグースなどのパロディ、また、カバン語なる発明も含まれ、言葉遊びが随所に盛り込まれている。厳密にはアリス・シリーズではないが、『鏡の国のアリス』の作中に登場するナンセンス詩「ジャバウォックの詩」から派生した『スナーク狩り(The Hunting of the Snark)』が1876年に発表されている。
オズ・シリーズ
『オズの魔法使い』は、ニューヨーク生まれのライマン・フランク・ボームが、44歳のときに、アメリカの子供たちのために、新しい物語(教訓や道徳とは切り離された不思議で楽しい物語)を書こうと書き始めたファンタジー小説。1900年に出版された。竜巻に巻き込まれたドロシーが、脳ミソが欲しいかかし、心臓が欲しいブリキのきこり、勇気が欲しい臆病ライオンとエメラルドの都を目指して冒険をする物語は人気を博し、その後、子供たちの要望に応じる形で、20年間、合計14冊のシリーズが出版され、さらにはボームの死後も、さまざまな作家たちに「オズ・シリーズ」は引き継がれて行った。
- カリダー
- ウィングド・モンキー:空とぶサル、翼の生えたサル
- ファイティング・ツリー:暴れ者の木、戦う木
- ハンマーヘッド:トンカチ頭
- ウォグルバグ:カクダイ・クルクルムシ・ハカセ、ウォルグ・ムシノスケ
- ガンプ
- ジャック・パンプキンヘッド
- ソーホース:木挽き台の馬、ノコギリ馬
- ホイーラー:クルマー
- ラングィディア
- ノーム
- マンガブー:野菜人
- アレグロ・ダ・カーポ:音楽人間
- スクードラー
- ウィムジーズ:バケクビ族、キテレツ族
- グローリーワグス:ガリグリ族
- ファンファズムス:マボロシ族
- ウージィ
- ヴィクター・コロンビア・エディソン
- クオックス
- ローズ
- オーク
- チョッゲンマッガー
- シスト:アザミ族、アザ族
- ハーク
- スタッフト・ベア
- ルーン:風船族
- トミー・クイクステップ:はやあしのトミー
- ヒ・ポ・ジ・ラフ:カ・バキ・リン
- ライ・モン・イーグ:ライサルワシ
近代文学の全項目
- アレグロ・ダ・カーポ
- ヴィクター・コロンビア・エディソン
- ウィムジーズ
- ウィングド・モンキー
- ウージィ
- ウォグルバグ
- ガリゴリ族 → グローリーワグス
- カリダー
- ガンプ
- キテレツ族 → ウィムジーズ
- クオックス
- グラス・キャット
- クルクルムシ → ウォグルバグ
- グローリーワグス
- シスト
- ジャック・パンプキンヘッド
- ジャバウォック
- ジャブジャブ・バード
- ウォグル・ムシノスケ → ウォグルバグ
- スクードラー
- スタッフト・ベア
- スナーク
- ソーホース
- 代用ウミガメ → モック・タートル
- チェシャー・キャット
- チクタク → ティック・トック
- チョッゲンマッガー
- ティック・トック
- ドッペルゲンガー
- トミー・クイックステップ
- ドラキュラ
- トンカチ頭 → ハンマーヘッド
- ニセウミガメ → モック・タートル
- ノーム
- ハーク
- バケクビ族 → ウィムジーズ
- バンダースナッチ
- ハンマーヘッド
- ヒッポグリフ
- ヒ・ポ・ジ・ラフ
- ファイティング・ツリー
- ファンファズムス
- ブージャム
- フラットヘッド
- フランケンシュタインズ・クリーチャー
- ホイーラー
- マボロシ族 → ファンファズムス
- マンガブー
- ムカムカ → ウージィ
- メフィストフェレス
- モック・タートル
- ヤフー
- ユークーフー
- ライ・モン・イーグ
- ラングィディア
- ルーン
- ローズ