トミー・クイックステップ

分 類近代文学(オズ・シリーズ)
名 称 Tommy Kwikstep(トミー・クイックステップ)《速足のトミー》【英語】
はやあしのトミー【日本語】
容 姿20本足の男性。
特 徴足が速く、使いっ走りをしていた。魔法で20本足になった。
出 典ライマン・フランク・ボーム『オズのブリキのきこり』(1918年)ほか

足がたくさんになってしまった!?

トミー・クイックステップはライマン・フランク・ボームのオズ・シリーズの12作目『オズのブリキのきこり』に登場する人物。マンチキンの国に住む。上半身は普通の男性だが、下半身には足が20本はえている。元々は普通のマンチキン人で、足が速く、使いっ走りとして、活躍していた。あるとき、魔法使いのおばあさんに頼まれ、何でも願いごとをひとつ叶えてもらう代わりに薬を届けに出たが、その途中、険しい山道で、うっかり「足が20本あればなあ」と呟いたため、こんな姿になってしまった。速く走れるようになったが、元の姿に戻ろうと魔法使いのおばあさんを探して方々を駆け回るうちに、100本の足の指にたこができてしまった。可哀想なので、虹の妖精ポリクロームが魔法で元の姿に戻してやった。

《参考文献》

Last update: 2021/09/21

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