グローリーワグス
| 分 類 | 近代文学（オズ・シリーズ） |
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Growleywogs（グローリーワグス）【英語】 Grand Gallipoot（グランド・ガリプート）【英語】 ガリゴリ族【日本語】 | |
| 容 姿 | 巨躯。骨と筋肉と皮しかない。 |
| 特 徴 | ノーム王と一緒にオズの国に侵攻し、忘却の水を飲んで国に送り返された。 |
| 出 典 | ライマン・フランク・ボーム『オズのエメラルドの都』（1910年） |
骨と筋肉と皮だけの強力な魔物！？
グローリーワグスはライマン・フランク・ボームのオズ・シリーズの６作目『オズのエメラルドの都』に登場する邪悪な一族。日本語訳では「ガリゴリ族」などと呼ばれる。
グローリーワグスは巨大な身体を持つが、身体は骨と皮と筋肉だけで、肉や脂肪はない。皮膚のすぐ下に、筋肉の束がついている。ガリプートという親玉が治めていた。
ノーム王がオズの国への復讐を企てたとき、ノーム王の配下のガフ将軍は、オズの人々２万人を奴隷として与えることを約束して、グローリーワグスを味方に引き入れた。しかし、凶暴なグローリーワグスはオズを支配した後にノームの国も支配しようと計画していた。
死の砂漠を越えるため、ノーム軍がトンネルを掘ってオズの国に侵攻してきたとき、オズの統治者オズマ姫がトンネルを大量のほこりで満たした。このため、彼らはオズの国に到着するや否や、忘却の泉の水を飲んで喉の渇きを癒そうとし、すっかり邪悪さを忘れて、オズマ姫に魔法のベルトで自分たちの国に送り返された。
《参考文献》
- 『オズの魔法使いシリーズ 6 完訳 オズのエメラルドの都』（著：ライマン・フランク・ボーム，訳：ないとううふみこ，復刊ドットコム，2012年）
Last update: 2021/02/23
