オーク

分 類近代文学(オズ・シリーズ)
名 称 Ork(オーク)【英語】
容 姿鳥に似た4本足、翼のような皮膚、プロペラのような尾を持つ生き物。
特 徴プロペラのような尾を回転させて速く空を飛べる。
出 典ライマン・フランク・ボーム『オズのかかし』(2012年)

プロペラの尾を持つ奇妙な生き物!?

オークはライマン・フランク・ボームのオズ・シリーズの9作目『オズのかかし』に登場する風変わりな容貌の生き物。その姿は一見、鳥に似ていて、オウムのような頭だが、全身に羽毛はなく、頭頂部にだけ羽が生えている。コウノトリのような足を4本持ち、ボウルを逆さにしたような4つの皮膚を翼代わりにして空を飛ぶ。そして最も特徴的なのは尾で、プロペラのような形をして、それを回転させてものすごく速く飛ぶことができる。

『オズのかかし』の主人公のトロットとビル船長は海で大渦に巻き込まれ、気づいたら洞窟の中にいた。そこでフリッパーというお喋りなオークの冒険者と遭遇し、意気投合して、一緒に冒険をしている。トロット一行は、オークに乗って死の砂漠を越え、オズの国の辺境の地ジンクスランドに辿り着くことができた。

オークはオークの国で集団で暮らしていて、フリッパーはオークの軍隊を率いてトロットたちを助けた。

《参考文献》

Last update: 2021/05/29

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