ライ・モン・イーグ
分 類 | 近代文学(オズ・シリーズ) |
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Li-mon-eag(ライ・モン・イーグ)【英語】 ※ lion《ライオン》、monkey《サル》、eagle《ワシ》からの造語。 ライサルワシ【日本語】 | |
容 姿 | ライオン、サル、ワシの合成獣。 |
特 徴 | キキ・アルとラゲドーが変身した姿。ググ森の獣を扇動してオズの国との戦争を引き起こそうとした。 |
出 典 | ライマン・フランク・ボーム『オズの魔法』(1919年)ほか |
キキ・アルとラゲドーが変身した合成獣!?
ライ・モン・イーグはライマン・フランク・ボームのオズ・シリーズの13作目『オズの魔法』に登場する合成獣。名前のとおり、ライオンの頭、サルの身体にワシの翼をはやしている。田中亜希子訳では「ライサルワシ」と訳されている。
マンチキンの国のマンチ山のてっぺんに暮らすハイアップ族(日本語ではテッペン族、あるいはタカーイ族と訳される)の少年キキ・アルが偶然に見つけた変身の術で元ノーム王のラゲドーとともに、この奇妙な獣に変身した。彼らはこの姿でググ森を訪れ、森の王ググを騙して、オズの国と獣との戦争を引き起こそうと画策した。結局、魔法使いのオズに変身の術を見破られて、この目論みは失敗した。
《参考文献》
- 『オズの魔法使いシリーズ 13 完訳 オズの魔法』(著:ライマン・フランク・ボーム,訳:田中亜希子,復刊ドットコム,2013年)
Last update: 2021/09/25