ソーホース

分 類近代文学(オズ・シリーズ)
名 称 Sawhorse(ソーホース)《木挽き台》【英語】
木挽き台の馬(こびきだいのうま)、ノコギリ馬(のこぎりうま)【日本語】
容 姿木挽き台。丸太の身体、4本の木の足、枝の耳と尾。
特 徴木挽き台が命の粉で生命を宿した。疲れを知らずに走れる。
出 典ライマン・フランク・ボーム『オズのふしぎな国』(1904年)ほか

ソーホースのイラスト

木挽き台、生命を宿して馬になる!?

ソーホース(木挽き台の馬、ノコギリ馬)はライマン・フランク・ボームのオズ・シリーズの2作目『オズのふしぎな国』に登場する魔法の生き物。身体は丸太で、4本の真っ直ぐな木の手足が生えている。金の蹄鉄がついている。細い枝の耳と尾がついている。元々は長い木材をノコギリで切るときに使う作業台(木挽き台)だったが、チップが命の粉を振りかけたため、生命を宿し、ウマのように走り回るようになった。

魔法の生き物であるため、食べ物を食べず、また疲れを知らないため、いつまでもものすごい速さで走り続けることができる。物語の中では、オズの統治者のオズマ姫やその他のいろいろな登場人物を乗せて運ぶ。特にオズマ姫に気に入られ、赤い革のサドルを着け、エメラルドの宮殿の裏側にある厩舎に暮らしている。必要に応じて、赤い馬車を牽く。

《参考文献》

Last update: 2021/07/18

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