ファイティング・ツリー
分 類 | 近代文学(オズ・シリーズ) |
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Fighting Tree(ファイティング・ツリー)《戦う木》【英語】 | |
容 姿 | 幹に顔がついた木。 |
特 徴 | 森の中で一列に並び、枝で侵入者と戦う。 |
出 典 | ライマン・フランク・ボーム『オズの魔法使い』(1900年)ほか |
南の国への侵入者を阻む戦う木!?
ファイティング・ツリーはライマン・フランク・ボームのオズ・シリーズの1作目『オズの魔法使い』に登場する木。エメラルドの都の南に位置するクワドリングの国の境界部に生えていて、幹には顔があり、枝を手足のようにして南の国への侵入を防いでいた。
ドロシー一行がクワドリングの国に向かっていたとき、うっそうとした森の中で遭遇し、カカシが2回ほど枝でからめとられ、後方に投げ飛ばされた。ブリキのきこりが邪魔する枝を斧で切り落とすことで、一行は無事に通ることができた。ファイティング・ツリーは森の中で一列に並んで侵入を阻んでおり、一度、通過したら、他の森の木はファイティング・ツリーのようには動かなかった。
《参考文献》
- 『オズの魔法使いシリーズ 1 完訳 オズの魔法使い』(著:ライマン・フランク・ボーム,訳:宮坂宏美,復刊ドットコム,2011年)
Last update: 2021/07/05