ラングィディア

分 類近代文学(オズ・シリーズ)
名 称 Langwidere(ラングィディア)【英語】
容 姿美しい女性。気分で首をつけ替える。
特 徴首は取り外し可能で、気分でつけ替える。キャビネットに首を30個保管している。
出 典ライマン・フランク・ボーム『オズのオズマ姫』(1907年)

30個の首を保管し、気分でつけ替えて過ごす女王!?

ラングィディアはフランク・ライマン・ボームのオズ・シリーズの3作目『オズのオズマ姫』に登場する美しい女王。オズの国の隣国エヴの国の王族で、王家が不在の間、エヴの国の面倒を見ていた。面会のたびに顔が異なる。実は、彼女の首は取り外し可能で、お気に入りの30個の首をキャビネットに保管していて、そのときの気分でつけ替える。美しい自分の姿を眺めるのが趣味で、壁や天井、床を鏡張りにしている。

性格はつける首によってさまざまで、ドロシーが訪れたときには気性の激しい17番の首をつけていた。ドロシーの首が気に入り、無理矢理26番の首と交換しようとした。

元々、政治には興味がなく、王家の人々が戻ってきたとき、王位を退き、王宮で美しい自分に見惚れて過ごしている。

《参考文献》

Last update: 2021/01/24

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