《過去の雑記》

過去の雑記536件から545件までを掲載しています。

2012/07/27 組織ってムズカシイネ

組織って難しい。物事を説明するのに、何やら順序があるらしい。問題が目の前にあって、それを早急に解決しなきゃいけなくって、もう、現場は刻々と動いているというのに、まずはあの人、次はこの人、そして最後にこの人……。その手続きを踏襲しないとダメなのだという。

そんなの、正直、どーでもいい。というか、決定の手続きはちゃんとプロセスを踏まなきゃいけないけれど、今、まさに問題が勃発しているそのときに、その問題をみんなで共有して、ともかくどんどん対応を考えて先に進んでいかなきゃいけないときに、情報を序列の下から順番に確認して回していたんじゃ間に合わない。

もう。間に合わなくなったって、ボクは知らないからね。ぷんすかぷん。

2012/07/26 イノセント・ワールド!!

今日は午後からお仕事はお休み。背中がバキバキになってしまったので、整体に行って、それから買い物をちょろっとして、家に帰ってきた。

桜井亜美の『イノセント ワールド』を引っ張り出してきて読む。短いのですぐに読み終わる。高校生の頃かな。本屋さんで表紙の写真がキレイだったので、購入したのだ。表紙は蜷川実花の写真だったんだけど、当時は、この本でしか知らない写真家さんだった。今じゃ、映画撮っているんだもんなあ。分からないものだ。

それにしても、ものすごいストーリィだなあ。知的障害の兄との近親相姦とか、高校生による売春ブローカーとか、精子ドナーとか、妊娠とか。もう、ね。センセーショナルなものを何でもかんでも詰め込んでごった煮にしましたって感じ。しかも流れるような文体は非常にきれいなんだけど、結論は出ないまんま、尻切れトンボのように終わる。

でも、高校生の当時、ボクにとっては確かにセンセーショナルだった。刺激的だったというか、こういう本は初体験だった。その後、しばらく、こんな感じの文体で小説を書いていたと思うので、ものすごい影響力だった。今読むと、ちょっと稚拙な感じ。当時はケータイ小説ってまだなかったけど、今だったら、まさにケータイ小説って感じ。でも、キラキラしたプラスティックみたいな言葉の選び方は秀逸で、比喩表現も知的だから、その点が魅力だったのかもしれない。

今、作家として成長しているだろう桜井亜美がどんなことを書いているのかな、と。そんなことを思った。


イノセントワールド (幻冬舎文庫)

2012/07/25 アンパンマンは利他行の塊り!?

グーチョキパーで、グーチョキパーで、何作ろー、何作ろー♪

そんなわらべ歌がある。右手と左手でグー、チョキ、パーをつくって、それで何かを模してジャスチャをする、と言った歌。

たとえば、

右手はパーで、左手はパーで(……と言って親指をクロスさせて)、蝶々ー、蝶々ー(……と蝶々が羽ばたいているジェスチャをする)♪

みたいな感じ。何となく、聴いたことはあると思うので、伝わると思うんだけど。最近では、アンパンマン・ヴァージョンがあって、

右手はグーで、左手はグーで(グーにした両手をほっぺたに持っていって当てて)、アンパンマーン♪ アンパンマーン♪とやるわけ。

両手がチョキだったら、カレーパンマン。チョキにした両手でカレーパンマンのとがった輪郭をなぞってやるわけ。そして無理矢理なのがショクパンマン。両手をパーにして、ショクパンマンの四角い輪郭をなぞるという強引にマイ・ウェイな感じ。でも、非常に子供たちにはウケるらしい。

ちぃ子は地元のお話会で子供相手に読み聞かせをやっている。そこで、この「グーチョキパーで何作ろう」の歌(タイトルは知らないけれど)の夏ヴァージョンを考えるという課題を貰ってきた。なので、一緒に考える。

グーとチョキで「カタツムリ」なんて夏らしい。パーとパーで「蟹」とかとか、グーとパーで「クラゲ」なんてのもも海っぽくて夏っぽいかな。それから、パーとパーで「幽霊」なんてのもホラーでいいよなあ。グーとパーで「ひまわり」も夏らしい。チョキとチョキで「2匹のクワガタの戦い」ってのもイレギュラなパターンで面白い。「クワガタ、こっちもクワガタ、そして戦うー♪」みたいな感じ。

……などと童心に返って、いろいろとちぃ子と二人、考えてしまった日。

2012/07/24 草食系男子w

全身が痛い。激痛。新しいベッド・マットがいけないのか。ストレスなのか。それとも疲労なのか。はたまた12kmというウォーキングがいけなかったのか。ぐむむむむ。身体が悲鳴を上げている。

* * *

サラダのレシピ本を購入。非常にカラフルで美味しそうだったので、つい買ってしまう。ボクの場合、肉料理よりもサラダに惹かれるなあ。心が野菜を求めている。たまーに、無性に肉を食べたくなるときもあるけれど、でも、大体のところ、野菜が食べたいと思うときの方が多い。野菜を食べると、身体がスッキリする。錯覚かもしれない。

この本のサラダは基本的には具だくさん。それにドレッシングも載っているのもイイ。


Salad Cafeのとっておきサラダレシピ

2012/07/23 オーディオ・テクニカ

昨日、オーディオ・テクニカのイヤフォンが届いたので、今日は音楽を満喫している。これまで持っていたイヤフォンの耳当てが破損し、耳当てから綿(ワタ)が溢れてきていたので、それ以来、通勤途中の音楽ライフからは離れた生活をしてきた。今日から、また、通勤音楽ライフが復活だ。

……などと張り切って家を出発したものの、iPodの充電を忘れていた。だから、現在、充電中。iPhoneの方にはほとんど音楽は入っていなかったので、なけなしの音楽で楽しんでいる。

ボクの音楽志向は、意外と雑食だ。ももクロも聴くし、嵐も聴く。アニソンも聴く。イカ天時代の創作性の強い音楽も好きだし、初音ミクみたいなヴォーカロイドも聴く。ヴィジュアル系も聴く。ヘヴィメタルも聴く。民族音楽も聴くし、ゲーム音楽も聴く。クラシックはあんまり聴かないかな。現代音楽みたいなクラシックは好きかもしれない。でも、クラシックはオーディオに左右されるので、狭い家とか、電車通勤の途中みたいな環境下で聴くのには向いていないかもしれない。演歌は聴かない。歌謡曲は聴かない。多分、一昔前の世代の音楽というイメージがあって、ダサい、と感じるのだろう。こういうのは、世代間ギャップかもしれない。作家の西尾維新は好きな音楽を「雅楽」と書いたらしい。まあ、ただのネタだろう。雅楽はリズム感がないので退屈だけど、厳かな気持ちにはなれるから、ボクもCDを何枚か持っている。

ボクは、何でも好き嫌いなく聴く方だとは思う。でも、尖がった音楽を好む傾向にはある。いわゆるケーキ界のショートケーキとか、アイス界のバニラアイスとか、ファミリーレストラン界のハンバーグみたいな音楽は好きじゃないらしい。ボクが捻くれているのか。でも、そういうのは敢えて聴かなくてもいいじゃん、と思ってしまうのだ。

2012/07/22 参考文献を作成中?

黙々とウェブサイトを更新する日。最近、雑記の中で、あんまり創作活動とか神話のこととかを考えなくなった。過去の雑記を整理しながら、そんなことに気がつく。でも、そうは言ったって、無理矢理に捻くり出しても仕方がないので、きっと、書くことは何も変わらない。でも、少しだけ意識して書こうかな、と思うことはいいことだ。

* * *

ちぃ子(奥様です)がクッキーをつくってくれた。もこもことしたクッキーで、とても健康的な味がする。おいしい。

蕎麦粉のダックワーズ

たまにボクが「お腹が空いた」と言うと「何もないけど、何か作ろうか」と回答が返ってくることがある。今日の場合もそれに該当する。「お腹が空いた」と言う問い掛けに対して「何か作ろうか」という返し。これはすごい。だって、「お腹が空いた」という事象に対して「作る」という工程があって、それからようやく「食べる」というゴールに行き着く。どれだけ待っていれば空腹が満たされるのか。非常に遠大な話である。これにさらに「材料を購入する」という工程が入ろうものなら、自分で勝手にコンビニに行ってお菓子を買って食べた方が遥かに早いし楽ちんなのである。さあ、これをどう評価しようか。

でも、こうやって、ちゃっちゃとお菓子を作ってしまえる能力というのはすごい。まことに尊敬に値する。

* * *

本日はウェブサイト「ファンタジィ事典mini」に「参考文献」というページを作成してみた。などと書いて、日々の雑記に無理矢理に神話の話題を乗せているのである(おお、頑張っているな!)。

実は大昔から、参考文献のページは作りたいと思っていた。参考文献から逆に事典の項目そのものに飛んでいけるというのも、ひとつのパターンとしては「アリ」だ。この本にどんな妖怪が掲載されているのかという情報も、きっと、読者にとってひとつの重要なファクタになる。

たとえば、ある妖怪について知りたいと思ったときに、その妖怪に関連する本をたくさん購入するという人は少ない。いるとすれば、研究者みたいな人で、一般的ではない。逆に「この本にはこういう妖怪が載っているよ」という情報の方が、大抵の場合は有益だ。あるいは「こんなにたくさんの妖怪が載っているのか!」と感心する場合もあれば、「こんなにマニアックな妖怪が載っているんだからマニアックな本なんだな」と評価する場合もある。自分の全然知らない妖怪ばっかり載っている本だったら、俄然、興味が湧くという人もいるだろう。内容の偏りが分かるというのも、ひとつの重要なファクタだ。この妖精の本はイタリアの妖精が多いな、みたいな情報は、きっと、本を購入する判断基準になる。

そんなわけで、徐々に構築していこうと思っていて、その第一歩を踏み出した。頑張ろう、と自分に言い聞かせてみる。

2012/07/21 しっちゃかめっちゃか!?

『ヘルター・スケルター』を観た。

こう見えて、実は原作ファンのボク。あの最初っから最後まで、作品を通して破滅に向かっていくヒリヒリした雰囲気が好きだった。蜷川実花の写真も、桜井亜美の小説を読んでいた時代から好きだった。不思議な色合いの写真だもんね。映画『さくらん』のときも、あの色合いは健在。ふわっとしたビビット。

映画というのは写真と違って動く。その辺は非常に難しくって、蜷川さんの持ち味は「静」だと思う。息をひそめているような、そんな張り詰めた雰囲気。音のない世界。だからかどうかは分からないけれど、全体的に写真を切り貼りして繋いだような感じの作品だ。画面の中の構図なんかはすっごい綺麗。でも、シーンを切り貼りしたような感じが強いなあ。『さくらん』のときもそうだったけど、でも、一層、それが強くなった。その点じゃ、きっと好みが分かれると思う。もう少し、りりこの内面をなぞるように丁寧に描いてもよかったかもしれない。そうすれば、最後のカタルシスはもっと大きくなったんじゃないかなあ。

アイドル戦国時代と呼ばれて久しい。昨今のアイドルたちは、自分を切り売りしながら、常に誰かと比べられながら、消費されながら生きている。握手会の列の長さが人気のバロメータにされたり、投票で序列がつけられたり。精神的に非常に苦しいと思うんだ。ものすごく商業主義的で、過酷な世界。でも、きっと、それを割り切ってアイドルとしてやっている。そういう意味じゃ、「りりこ」って時代遅れのスターだよなあ。そんな風に思って見ていた。後輩のこずえのさばさばした感じの方が、現代のアイドルたちに近い。

そんな風に思っていたところで浜崎あゆみの『evolution』。この楽曲が流れた瞬間に、ボクは鳥肌が立った。ああ、前時代的なスターがいたなあ、と。蜷川さんってものすごく俗物っぽい。こういう露骨な演出が好きなんだな。こういうところも、きっと趣味が分かれると思う。ボクは個人的にはこの演出は嫌いじゃない。渋谷、女子高生、そして浜崎あゆみ。ひとつの時代に対する愛と、その終焉を感じた。シンパシィかもしれないけど、ね。

全体的に雑音が多いかな、というのは気になったところ。画面に映り込むものには全部、意味がなきゃいけない。物語とは無関係に意味を持ってしまうような対象って、極力、排除しなきゃいけない。それが演出家の務めだ。じゃないと、観ている人の意識がそっちに持っていかれる。そういう意味じゃ、画面の雑音が多過ぎる。

最後に。この作品の見どころは、寺島しのぶの演技だ。脇を固めるキャストがどれもクセがあって、強力だと思う。あ、沢尻えりかの演技も悪くはなかったよ?

2012/07/21 ポティエ・コーヒーにて

本日は週課になっているお散歩の後、石川町のポティエコーヒーへ。石川町の駅を降りてすぐのところにあるコーヒー屋さん。自動ドアを潜(くぐ)ると、すぐに生豆の入った樽が眼に飛び込んでくる。コーヒーのいい香り。焙煎して、挽いて出してくれるのだ。

こういう店が理想形だなあ。全ッ然、おっちゃんがやっている店という雰囲気じゃなくって、一見、スタイリッシュなカフェなのに、生豆からつくるというのがイイ。渋い。

ポティエ・コーヒーにて

コーヒー豆の販売もしているし、職場からも近いし、値段もそこそこだし(安くはない!)、今後、頻繁に活用していこうと思う。

2012/07/20 ウォーキング、12㎞!!

本日は相模原の下溝から横浜市の上川井まで、総延長12キロメートルを歩く。朝の10時に下溝を出発。我が社の施設をずぅっと辿っていく感じ。この路線を歩くのは2回目。でも、1回目よりも施設概要を理解しているので、すぅっと説明が頭の中に入ってくる。それに自分なりの疑問や興味もあったりして、面白く歩ける。

今日はバー好きの人に出会う。横浜中のいろんなバーを渡り歩いているらしい。オススメのバーを教えてもらう。中華街には、実はいろんなバーがあって、そこがなかなかいいのだとのこと。

それから、ちょっと前にアメリカで流行ったモヒートの作り方を教えてもらった。面白いのは、氷を2種類使うのだという。最初にキャプテン・モーガンを20ml注いで、ミントの葉を入れて、クラッシュド・アイスを半分、残り半分はキューブ・アイスを詰めるのだという。そして、半分はセブン・アップ、もう半分はソーダでフル・アップして、ライムを添えるのだとか。にゃるほど。セブン・アップは常備してないなあ。今度、購入しておかにゃー。

2012/07/19 天と地の基礎となる建物

職場の暑気払いでマリン・タワーへ。毎年恒例のビア・ガーデンだ。マリン・タワーは106メートル。ランドマークタワーは296メートル、東京タワーは333メートル、最近話題のスカイツリーは634メートルだから、今となってはRPGの序盤のボスみたいな感じだ。でも、まあ、通天閣よりは高いワケだけど。

とは言え、今回はタワーに昇ったワケじゃない。4Fのデッキでビア・ガーデン。タワーを見上げながらの乾杯だ。昔は、これが横浜のシンボル・タワーだったのだ。技術は日々、確実に進歩している。今じゃ、ブルジュ・ハリーファが828メートルだもんなあ。ドバイ・シティ・タワーなんか2,400メートルを目指すというんだから、もう、勝手にしてくれ、という感じ。でも、こういう高い建物を作るんだ、という原始的な部分は、大昔も今も変わっていないんだなあ、と思う。バベルの塔を建てて、神さま、怒って人間の言葉をバラバラにしちゃうわけだし。そのモデルになったとされているのは遥か古代、シュメルの時代に建てられたという《天と地の基礎となる建物》という意味の𒂍𒋼𒀭𒆠〔É.temen.an.ki〕(エ・テメン・アン・キ)。当時としては最高で7階建てだ。天界に住まう神さまが降り立つ場所ってワケだ。

マリン・タワー!

光が時間とともに変わっていくマリン・タワーを眺めながら、昔は赤と白のタワーだったよなあ、センス悪いよなあ……とか徒然に思いながら。絶対、今の色の方がシャープでスマートでいい。こういうのは時代とともに流行り廃りがあって変化していくものだろうか。

* * *

その後、カラオケにて絶叫。後輩氏が巧くもないのに、うっかりB'zなんか歌い始めるから、そこからB'z大会に。ボクは「Calling」をチョイス。高音の絶叫系だ。やー、気持ちいい。B'zなんて久々だなあ。うっふふへー。

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