《過去の雑記》

過去の雑記406件から425件までを掲載しています。

2012/11/27 ボクは2月にナッたちの国へ行く!?

地球の歩き方「ミャンマー」を読み始めた。というのも、実は2月にミャンマーに行くことになった。「オン・ビジネス」である。なかなか行く機会なんてないよなあ、ミャンマー。でも、ミャンマーって何があるんだろうなあ。食べ物とか、遺跡とか、お土産とか、妖怪とか(こらこら、仕事だよ!)。

どうも、サイケデリックに彩色された大きな仏像がいっぱいあるらしい。真っ白い肌で、原色に近い色で塗ってある。ボクからすれば、あまりにもゴテゴテな派手さがあって、神々しさが欠如していると感じるんだけど、現地で実際に目の当たりにしたら、案外、迫力があって、信仰心をくすぐるのかもしれない、と想像する。だから、時間を見て、そういう仏像をひとつくらい、生で見てみたいなあ(だから、仕事だってば!)。

それから、妖怪の話。どうやら、နတ်(ナッ)※という精霊がいるらしいので、調べてみようと思っている。土着の精霊らしい。神さまに近いのかもしれないけれど。仏教に取り込まれて、帝釈天を筆頭にしたヒエラルキィに組み込まれるという組織改革があったらしい。その辺も調査できればいいかなあと思っている(仕事はどこ行ったー!?)。

以上は「オン・ビジネス」じゃない部分のお話。「オン・ビジネス」の部分はそれはそれでちゃんとやるんだとも。任せろッ!! ふっふっふ。

ナッ(ミャンマー語)
ミャンマー文字が文字化けしていると思うので、画像も貼っておく。ミャンマー語は現時点ではほとんどのPCで対応していない。「窓8」だとUnicodeのミャンマー語対応だという噂もあるけど、どうなんだろう。ボクとしては、Unicodeによる多言語化を望んでいるので、取り敢えず、本文はUnicodeのまんま貼っておく。Myammer3フォントをダウンロードすれば見られる。

2012/11/26 ラノベ初期讃歌!!

久々に『スレイヤーズ!』なんか読んでいる。某大手古本屋さんで8巻までまとめて売っていたのだ(1~8巻が第一部)。懐かしくなって、ついつい手にとって、そしてそのまんまレジまで持っていってしまった。ボクが中学生の頃だなあ。まさに「スレイヤーズ!」全盛期で、映画もやっていたし、アニメ系雑誌はリナ=インバースの絵ばっかりだった。当時としては、ラノベ全盛期の走りというのかな。『ロードス島戦記』や『スレイヤーズ!』、『フォーチュンクエスト』なんかが爆発的に売れていた。まあ、『ロードス島戦記』がラノベかどうかはちょっと分からないけれど、でも、独特の冒険者って雰囲気がして、ドキドキしながら読んだのを覚えている。ホント、オーソドックスで、『D&D』的な雰囲気を持った小説で、これぞ「冒険」というわくわく感はあった。

今読むと、意外とあっけない感じがする。短くてさらっと読めてしまう。展開も急ピッチ。でも、やっぱり色褪せないなあ。いきなり魔王シャブラニグドゥが登場してしまうあたり、圧倒的な破壊力だ。しかも「スレイヤーズ・シリーズ」は伏線とどんでん返しが多いのが魅力で、ファンタジィでありながら、ミステリィ的手法で書かれているのが面白かったんだよなあ。

そんなわけで、ゆるゆると『スレイヤーズ!』を読み終わり、2巻目に突入なう。……水木しげるロードにブロンズ像を2体も寄進しているんだよなあ、神坂一(遠望)。


『スレイヤーズ!』(著:神坂一,富士見ファンタジア文庫,1990年)
(※新装版でアニメみたいな表紙になってしまっているww!!)

2012/11/25 年賀状の下書き、おわたー!!

ふはははは。ようやく年賀状のイラスト、下絵が描けたーッ。構想から着手までにすごく時間が掛かったのは、無謀な構図のイラストに挑戦していたからだ。うまく出来るか分からなかったけれど、ようやく形になった。なので高笑いだ。ふはははは。

イラストの目途が立ったので、夕方には家を飛び出して、関内のまめや本店へ。そしてお店の雰囲気を堪能しながらコーヒーで一服。最近、忙しくて朝のコーヒー・タイムが作れていなかった。ペースを取り戻そうと思って、3種類の豆を焙煎してもらった。この豆で毎朝、おいしいコーヒーを楽しもうと思う。

2012/11/24 白豹ジャケットで演奏会

今日は大忙し。午前中に散髪に行き、午後、格好いいジャケットを購入し、夕方からはそれを着て両親の演奏会。勝どきのトリトンスクエアの第一生命ホールだ。夜はもんじゃ焼きを食べて、それから帰宅。予定の詰まった充実した土曜日だった。

購入したジャケットは、ちょっとかなりパンクな感じ。白地に黒の白豹っぽいデザインで、首元にはファー。自分でチョイスしておきながら、さすがに派手かな、とちょっとドキドキした。あははー。でも、ちょっと派手だな、くらいの方がパンチがあっておニューって感じがして着ていて楽しい。いつもと変わり映えしないんじゃ、買う意味がない。

さて、ボクの両親は両方とも趣味でチェロを演っている。オーケストラで出逢って恋愛結婚。今でも素人楽団に所属して演奏しているのだから、すごい。その上、年2回くらい公演をしている。実にパワフルである。ブラームスなんて久しぶりに聴いた。実家を離れてから、クラシックもほとんど聴かなくなったけど、ブラームスなんてボクのチョイスにはないのだ。でも、ブラームスって意外と斬新なんだなあ、と思いながら聴いていた。

2012/11/23 どんな日は交換殺人に向いているだろう!?

若干、熱があったのでヒップホップ教室をサボタージュ。でも、サボタージュして正解。だんだんと体調が芳しくなくなっていく。家でごろりとしていたら、少しよくなったので良かった。

そうそう。ちょっと前からアメーバピグが新しいゲームを公開している。ピグワールドだ。シムシティとかCityVilleみたいな街づくりシミュレーション・ゲーム。試しにやってみているが、なかなか複雑怪奇。ただ、ピグカフェやピグアイランドよりは楽しいかもしれないし、何よりも建物のデザインがよく出来ているので、やりがいはあるかな、と思う。今後、どういうゲーム・バランスになっていくかに懸かっているなあ。オンライン・ゲームのいいところは、ゲーム・バランスが微調整されて、段々と最適化されていくところだ。逆に言えば、リリース段階で精査されていないとも言えるんだけど、でも、徐々にいいゲーム・バランスになっていくような気がする。さてはて。

* * *

東川篤哉の『交換殺人には向かない夜』を読んだ。タイトルのとおり、「交換殺人」がテーマになっている。でも、内容としては随分、アクロバティックだ。ある程度予想できた部分半分、予想を裏切られた部分半分。魅力的な女性刑事と魅力的なお嬢様(映画監督志望)が登場する。その愛されるべきキャラクタが最高にいい。それだけでも楽しく読める。そして3つの事件(?)が錯綜していく感じもスリリング。そして、最後にそれが一本に繋がる(?)ところは見事。ヤラレターって思うのと同時に、すとーん、と腑に落ちていく感覚が楽しめる。そんなわけで、この烏賊川市シリーズはオススメだ。


『交換殺人には向かない夜』(著:東川篤哉,光文社文庫,2010年)

2012/11/22 作者冥利とは!?

国際会議も最終日。そして会社を挙げての大宴会をセッティング。突然、2週間前になって、100人規模の宴会をセッティングしてくれ、とボクが幹事に大抜擢されて、直前にバタバタしていたけれど、それも無事に終わった。同僚たちがみんな協力してくれて、何とか小さい赤字に抑えることができた。みんなみんな、ありがとう。

ボクがつくったフォトフレームを、宴会の席で我が社の社長に手渡すことが出来て、大いに盛り上がった。まさかこのタイミングで渡すなんて思っていなかったので、ぼけーっとしていたら、突然の脚光にドギマギ。でも、社長に直接、渡すことが出来たので、嬉しかった。「ボクがデザインしたんですよー」って伝える機会なんてなかなかない。いつもボクがひっそりと作って、どこかボクの与り知らないところで利用されるだけ。でも、こうやって作者ともども陽の目を見ることができたのは、とても素敵な機会だったと思う。

2012/11/21 神は死んだが、宇宙人はどうか??

国際シンポジウム2日目。本日は同期のまっしぃ嬢の英語による発表。意外と喋っている内容は分かる。ジョーク交じりで発表しちゃって、まっしぃ嬢もなかなかお洒落だ。

その後はシンポジウムで一緒になった大学の助教の先生と飲む。何故だか『学研ムー』の話で盛り上がる。彼曰く、一般教養として『学研ムー』は読んでおく必要があるらしい。ボクも昔は購読していたなあ。最近、あんまり未確認動物とか宇宙人とか、巷が騒がなくなった。昔は結構、未確認動物信者もいたし、宇宙人信者もいて、いることが前提で議論している人たちがいた。最近はみんな冷めてしまっていて、いないことは分かっているけれど、いたら面白いなみたいな感覚だったり、ボクみたいに「神話」を調べるみたいに扱っている人がいて(「宗教」は信者がいるけれど、「神話」はもはや信者がいない過去のもの、という意味)、ものすごく距離を置いて議論している人が多い。その点であんまり『学研ムー』も面白くないよなあ、と思う。盛り上がっていかない。なので、最近は立ち読みはしても、定期購読するまでの熱がないんだよなあ。

もう、子供たちがネッシーに大騒ぎするような時代じゃないのかなあ。科学は妖怪を殺すに飽き足らず、宇宙人や未確認動物まで殺してしまうのだろうか。うーん。

2012/11/20 パレードの日、影男を秘かに消せ!

国際会議の1日目。ボクらは事務局なので、バタバタしている。海外から呼んだ講師が舞台に来ないとか、あれがないこれがないとか、上へ下への大騒ぎだ。まあ、初日というのもあるんだろう。明日からはもう少しスムースにやれると思う。

* * *

行き帰りで気を紛らわすために、CDを購入してイヤフォンからガンガン流して聴いている。その中でも最近のイチオシは筋肉少女帯の『パレードの日、影男を秘かに消せ!』だ。格好いい。ドラマティックな音楽も、切ない歌詞も一級品だ。個性が個性として成立する素敵な時代だったんだなあ、と思う。最近は無難で形がキレイに整った楽曲が流行るらしい。多分、聴き手の価値観が多様化し過ぎて、いろんな音楽が出回ってくるんだろうけど、相対的に表に表れてくるのが、無難で形がキレイに整った楽曲なんだろうなあ、と類推する。みんなで筋肉少女帯みたいなヘンテコな楽曲を楽しめる土壌にないのだなあ、と思うと少し悲しくなる。

アメーバピグの世界にDJブースがあって、オススメの楽曲を流すことが出来る。そういうところで、こういうマイナな楽曲をつくっているアーティストさんたちの布教活動をしようかなあ。でも、ウケないだろうなあ(遠望)。

2012/11/19 適正価格とクオリティ

誰かにナニかを頼むというのは、簡単なことでいて、実は結構、大変なことだ。知人だからって安易にモノを頼んじゃいけないのだ。だって、頼まれた人間は期待を一身に受けて、真剣にならざるを得ないじゃない? 安易なそのお願いによって時間や労力を奪われることもあるだろう。その注ぎ込まれる時間とか労力って、単純に計ることはできない。それでいて友人価格だ。

知人に頼むくらいだったら、適正な価格を支払って、適正なクオリティで、正規の業者さんにやってもらった方がいいことってたくさんあるのだ、と声を大にして言いたい。

2012/11/18 SHIKATA

おっさんたちの修学旅行2日目。今日はパラグライダーにいく予定だった。でも、生憎、天候の都合で(風が強かったので)中止になった。昨晩はパラグライダーに行くかどうかで真剣な話し合いが持たれた(笑)。いっちぇの持ち込み企画だったけれど、やっぱりそれなり、危険はつきものなので、自己責任になる。だから、行くか否かをみんなで確認した。ボクはこういうのは臆さない方なので、やろうやろうと盛り上がったんだけど、こういう場合、ある種の見栄の張り合いみたいなのがあるようで、本音では飛びたくないんだけど、怖いと思われるのが嫌だというメンタリティが作用して行きたくないとは言えなくなるみたいな空気がある、といっちぇが主張した。だから、全ッ然、強制はしないので、臆病者は手を挙げて構わない、と。まあ、そういう論調(笑)。意外とボクはO-wada氏が苦手だろうと思っていたんだけど、あくまでも「飛ぶ!」と主張していた。でも、現地に行って危険だと判断したら支払いのキャンセルが出来るかどうかの確認はしていた。その辺はきっちりしている。きっと、O-wada氏は直前でキャンセルするつもりだっただろうと思う。ふふふ。でも、そういう議論の甲斐なく、天候の都合で中止。残念だ。

写真は草津温泉(昨日と同じ。写真提供はいっちぇ氏)。みんなで湯もみした。あ、そうそう。温泉卵があちこちで売っているので食べた後に、湯畑のおっちゃんと話をしたら、湯の花(※湯畑は、温泉成分の結晶が花みたいになった「湯の花」をとるので「湯畑」なのだとか)は低温じゃないと取れないとのこと。草津は低温なので湯の花が取れる。だから温泉卵なんて出来ないんだよね、と。どうも、観光用に高温で温玉をつくって、草津の湯の中に放り込んでいるだけらしい。あらま。知りたくなかった真実。

湯もみ

湯畑

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そうそう。高校の頃の同級生が最近、音楽プロデューサとして活躍している。SHIKATAという友人なんだけど、大躍進だ。ナオト・インティライミや3代目J Soul Brothers、Fairiesなんかに楽曲提供している。テレビ露出も増えてきた。いいなあ。頑張って欲しい。高校の頃から、ね。歌はメチャクチャ上手かった。キャラに似合わず優しい歌を歌うんだな、と思っていたけれど、こうやって活躍しているようで、嬉しい限りだ。

たまたま「おっさんたちの修学旅行in群馬」の帰路、高崎のイオンモールでliveをやるというので、みんなで応援に行った。CDを買って、握手してもらって、サインをもらってしまった。同級生なのでちょっと恥ずかしい。「『俺たちの同級生にはSHIKATAがいるんだぜ』って自慢できるようになりたい。まだ足りないけど」って笑っていた。全ッ然、足りないことない。充分、自慢できるヤツだ。FIGHT!!


『言葉だけじゃたりないけど』(SHIKATA)

2012/11/17 おっさんたちの修学旅行!!

毎年、高校の頃の友人たちと「おっさんたちの修学旅行」を敢行している。今年で4回目。でも、何だかんだ、ボクはフルで参加出来ていなかった。ちょうどハネムーンでギリシアに行っているタイミングだったり、仕事の研究発表会で不在のタイミングだったりと、不運続きだった。でも、ようやく初のフル参加。

昨年は静岡だったけど、今年の行き先は群馬。いっちぇの車で伊香保温泉へ。そして夜中はペンションでたこ焼きパーティ。車であちこち移動したり、ペンションでみんなでわいわいとたこ焼きを焼くなんて、まるで大学生の頃に戻ったみたいだ。

伊香保にて

たこ焼きパーティ

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今回はキャメラをフル稼働。せっかくのデジタル一眼なので、奥行感にこだわって撮影してみる。うまく撮れているかな。よく分からない。でも、何事も経験だ。トライアルアンドエラーがボクを高いところへ連れて行ってくれるはず。(注:でも、掲載写真はいっちぇ撮影!)

2012/11/16 若い才能に嫉妬する!?

タイトルのとおり。若い才能に嫉妬する。日日日(あきら)の『ちーちゃんは悠久の向こう』を読んだ。これが非常に面白かった。読み終わってからWikipediaで知ったが、これがデビュー作らしい。しかも高校生のときの。正直、いろんな解釈ができる小説だ。高校生でこれだけの文章が書けるのだとしたら、これは大したものだなあ、と思う。ホント。

オカルト大好きのちーちゃん。ちーちゃんはオカルト世界に心惹かれている。あまりにご執心なので、幽霊やお化けのいない現実世界を飛び越えて、ついにあっち側の世界へと踏み込もうとする。その危うい感覚とか、ちょっとしたきっかけで向こう側へ行ってしまいそうな感覚とか、青春の青臭さとか、失ったものが取り戻せないという後悔とか、いろんなものがごちゃまぜになっていて、うねうねと暴走していく感じがよかった。


『ちーちゃんは悠久の向こう 』(著:日日日,角川文庫,2010年)

2012/11/15 真っ白とパステル

依頼されていたフォトフレームが出来上がった。イエア。国際会議の講師の方々が講演されている風景を撮影して、このフォトフレームにはめこんで手渡すのである。

フォトフレーム、何だかうちの妹が描く絵みたいな色合いになってしまった。白を基調にした淡いパステル調。こういう色合いって、ボクがもっとも苦手とする分野で、妹がもっとも得意とする雰囲気だ。でも、つくっていく中で、何となくそんな色合いになってしまった。たまにはこういうボクらしくない雰囲気も「あり」だろう。自分で自分のスタイルを決め込まないで、何でも出来る。最近、そんな傾向にあるボクだ。

それにしても、白を基調にすると、結構、バランスが難しいな、と思う。色があった方が、それで誤魔化せるのに。白い面積が大きいと、何となく、その空白を埋めてしまいたくなる。意外とボクの妹君は怖いもの知らずなのかもしれない、と素直に感心した。

2012/11/14 製鉄技術を見学!?

「7時00分頃、東武スカイツリーライン春日部~北春日部駅間で信号トラブルのため、女性専用車両を中止しています」

電車の運行情報を掲載しているウェブサイトに載っていた。面白い。信号トラブルと女性専用車両の繋がりが明確じゃないので、一見すると何のこっちゃ、と思う。きっと、信号トラブルで電車に遅延が生じていて、乗客が混雑しているので、女性専用車両を潰してでも乗客を運ぼう、とそういうことなのだろうけれど、少し言葉が足りないまんま掲載している。ハイコンテクストだと思う。

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本日は製鉄技術を観た。キューポラの中は、まるで踏鞴の世界だ。鎔かされた鉄がオレンジ色に発光していて、型枠に流れていく。そして真っ白い煙をしゅうしゅうとあげながら、あっと言う間に冷えて、金属の塊りになる。熱風と蒸気、そして金属臭。何よりも驚いたのは、人力作業が多い。これだけ機械技術が発達しているのに、ぐらぐらと煮立ったオレンジの液体が入った窯の上に浮かぶ黒い不純物を、熊手みたいなもので人が回収している。それに、オレンジの液体が流れ込んでくる型枠をセットして、その型枠をごろごろと転がしたりして均一に熱を冷ますのも、全部、手作業なのだ。原始的というか、きっと、大昔の踏鞴もこうやって仕事をしていたんだろうな、と想像した。

意外と進歩しているようで、変わらない部分もあって、不思議な気分。

2012/11/13 ぷんすかぷん

上層部の空気を読めない中間管理職はお仕置き折檻である。どうしてボクが事前にいろいろと根回ししてあげているのに、それを突っ撥ねておいて、結局、上層部に怒られて、もう一度、根回し。その尻拭いのために、こうしてボクが奔走している。そんなわけで、ボクはもう、プンスカプン。

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国際会議のたびに、我が社は記念品として講師に会議のときの様子を撮影した写真を贈答している。ただ写真じゃない。オリジナルのフォトフレームをつくって、そこに写真を並べて贈答しているのだ。サプライズ・プレゼントというやつ。前々回はボクがデザインした。前回は優秀なO嬢が作成。そうして、また今回、ボクのところにこの仕事が回ってきた。本当は、ね。ずぅっと前に頼まれていれば、別の優秀な人材を探してきてデザインしてもらったんだけど、2週間も前に頼まれたのでは、他の人に仕事を回すわけにはいかない。そんなわけで、自宅からマイPCを持参して、会議室に籠城中である。

2012/11/12 ツイッター

「人をけなす仕事をしてる人に私達はどんどん蝕まれていく」

短い言葉の中で伝えるべきことを伝えるのって難しい。Twitterってホント、高度なツールだと思う。そんな中、仲里依紗の呟きは、端的でかつ本質を突いている。センスがあるなあ。

2012/11/11 第三者を想定する。

物事を第三者に説明するというのは非常に難しい。さらにそれを噛み砕いてエンタメ性たっぷりに説明するとしたら、それってとてもとても難しいことだと思う。でも、そうやってブレイクダウンしていくことで、実のところ、説明しているボク自身の頭の中は非常にクリアーになっていく。トルコの歴史や地理について分かりやすく説明してみようと試みて、苦労して、噛み砕いてみて、結果的にはボクが一番、勉強になった。

そんなわけだから、ウェブサイトを運営して妖怪について整理するというのも、第三者向けに雑誌をつくるというのも、結局のところ、ボクの頭の中を整理するためにやっているようなものだなあ。そんな風に思った。そんなボクの勝手な行為に、どうかお付き合いください(笑)。

2012/11/10 途方に暮れた日。

お正月に向けて黙々と雑誌をつくっている。全部で12ページになる予定なので、まあ、いいペースで出来ているのかな、と思う。25日までに投函して、1月1日に届けたいので、頑張って作るぞ。

さてはて。義弟から写真が届いた。結婚式のプロフィールVTR用の写真だ。でも、届いた写真を一通り眺めて、正直、これは困ったな、と思った。写真が少ないというのは聞いていたけれど、こんなに少なくって、しかも何だか分からない写真だと、全ッ然、ストーリィになっていかない。

全ての写真に意味があるわけじゃない。それは分かっている。たとえば、入学式に門の前で撮るとか、修学旅行に集合写真を撮るみたいな写真が意味づけできる写真だとしたら、多くの写真は、キレイな景色を背景に、その場の雰囲気で、何となく、よし撮ろうとか、みんなが集まったから撮ってみようとか、そんな風に意味のない(だからといって価値がないわけではない)写真がたくさんあるのだなあ、と思った。そういう写真がたくさん送られてきて、プロフィールVTRで使おうと思うと、意外と難しい。

ちぃ子にはアイディアがあるらしいので、まあ、それに期待しよう。ボクは、正直、ちょっぴし途方に暮れているぞ……。

2012/11/09 時流を見極めろ!?

大学時代の恩師を囲む会が銀座であった。あまりに広い通り、そして人の多さに圧倒されてしまった。横浜って都会だと思っていたけれど、やっぱり都心ってすごいなあ。でも、こんなところで働きたいとは思わないなあ。住みたいとも思わない。難しいもんだなあ。

研究内容って、やっぱり時代とともに移り変わっていくものらしい。ボクが学生のときにブームだった内容は、今や時代遅れなのだという。先生も学生も、非常に頑張っていた分野だったんだけど、今は下火。その研究で一旗揚げよう……というわけにはいかないらしい。戦友Tがその分野で論文を書いていたし、それでドクターになったわけだけど、途中で方向転換をしたという話を聞いた。うーん。学問に、流行り廃りがあるものなのかなあ。でも、時流を見極めるというのかな。社会が求めるものを研究する。本来的には、学問ってそういうものなのかもしれない。

もう一度、研究したくなった。もちろん、社会人になったので、その視点で物事を考えたいということだけど。やっぱり、学生は社会が見えていないので、実感として世の中が必要なものが何かって分からないよなあ、と思う。今だったら、多分、全ッ然違う論文を書くだろうな。うん。

2012/11/08 見世物パンク一座の新曲だ!!

今日は休暇をいただいて家でのんびりと新年の雑誌づくり。ふっふー。

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見世物パンク一座「ストロベリーソングオーケストラ」の新曲。バックバンドの腕がうまくなっている。陰陽座のようなテイスト。そして後半部の美歌さん&朱音さんの高音のハモりが絶品。

※公式ページなので違法ダウンロードにはならないので観ても大丈夫!

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