《過去の雑記》
過去の雑記346件から365件までを掲載しています。
2013/01/25 父。
この世の中は危険でいっぱいだ。まさか公(おおやけ)の形で偽装工作の依頼が来るとは思わなかった(笑)。ダメでしょ。それやったら犯罪だよ? ダメ、絶対。ちょっとビビった。常識を疑うよね。むにゃむにゃ。
* * *
父に無理なお願いをしてみた。妹の結婚式のために、イラストを描いてくれ、というお願い。プロフィールVTRで使おうと思ったのだ。半分断られる気分で電話したら、ノリノリで応えてくれた。さすがは我が父なり。しかも、
(ボク)「いつまでに描けそう? 無理しなくてもいいんだけど……」
(父)「3日あれば描ける。もっと早い方がいいの?」
だってさ。普通、逡巡するし、悩むし、考えるのに。さらりと即答だ。多分、ボクはこの父の下に生まれて、今、いい感じに壊れているのだな、と思った。何にでも臆することなく挑戦するというのが、成功の秘訣である、と密かに信じている。
2013/01/24 理解
お互いに話が理解できるかどうかは学習とか経験ではなくって、能力だ、と思う。ピン、と来る感覚というのは、結局、生まれ持った能力だ。価値観の違う人間とはどんなに頑張っても分かり合えない。そんな絶望を感じる機会が最近、多くなった。
大昔のボクは、誰とでも理解し合えると信じていたし、信じたいと思っていた。違うな。今でも信じたいというのが本当のところ。でも、分かり合えない人とは分かり合えない。それが現実なのだと日々、突きつけられている。どっちが上とかどっちが下とかじゃない。同じ世界を見ることが出来ないということを、繰り返し、繰り返し、突きつけられている。
こういうのって、世代間の差とか、男女の差とか、立場の差とか以上に衝撃的で、特に同世代で同じ目線に立っていると信じている瞬間に裏切られるので、びっくりする。基本的にお人好しのボクなので、いつだって油断して信じ切っているのだ。
2013/01/23 独創性とパクり
ときどき、誰かの音楽を聴いたときに「誰々の音楽に似ている」という感想を述べることがある。あるいは小説を読んだときも「誰々の小説みたい」とか言ってしまう。まあ、分かる。でも、そういうのって、結局、自分の知っているモノの中に新しいモノを嵌め込んでいく作業だ。確かに一瞬、批評めいたことを言っている気がするけれど、でも、もしかしたら、実は自分の知っている世界がとても狭いことを暴露しているだけかもしれない、と思う。
たとえば、強烈な個性と出会ったときに、すぐにやれ椎名林檎的だ言いたがる人が多い。でも、椎名林檎を熱烈に愛して聴きこんでいれば、強烈な個性を持ったその人の歌に、椎名林檎とは似ても似つかぬ新規性を発見できるかもしれない。たくさんの音楽を聴いている人なら、その人の中に、ほかのアーティストの影響を見て取ることだってできるだろう。
発声方法、コード進行、転調の仕方、音楽の展開のさせ方、裏拍の取り方、音程。楽器構成。音楽って、そんなに単純じゃない。どの部分が椎名林檎的で、どの部分が椎名林檎的でないのか。画一的に「誰々に似ている」と評するのは簡単だ。でも、物事って、そんなに単純明快ではない。「誰々に似ている」の一言で、その人の個性を看過したかのように評論するのって、ときどきものすごく薄っぺらに見える。
そんなわけで、個性的なアーティストを紹介しておこうと思う。Youtubeって素敵で、ボクが日常的に検索するアーティストの傾向から、オススメを紹介してくれる。そういうオススメをハシゴしていったら偶然遭遇したアーティストさんたちだ。
小南泰葉:
植田真梨恵:
2013/01/23 英語
断言しよう。ボクは英語が苦手だ。なのに英語の仕事ばっかり舞い込んでくる。だから毎日、それなりに必死である。
さて、と。今日も朝から英語漬け。翻訳屋さんが日本語の文章を英訳してくれたのを確認中。でも、今日の敵は相当の難敵だ。今まで色んな英文と出会ってきたけれど、こんなに複雑怪奇な英文には出会ったことがない。……と思ったら、もともとの日本語が難解だった。難解だけど、それを噛み砕いて英語にしないで、そのまんまの複雑さで英語にしてくれた感じ。何だ、日本語が悪いんじゃん。でも、その日本語の悪文を責められないのは、大昔に自分が書いた文章をベースにして構成されているという点。英語にするときには、英語的な発想で文章を書く必要があるだろう。
それから、もうひとつ悩まされたのが専門用語。最近、毎月のように自分の専門分野の英語論文を読むことを強いられている。これが思いのほかヘヴィ。だけど、ひとつだけ素敵なことがあって、使用されている専門用語の傾向とか使用頻度なんかが分かる。つまり、どういう言い方がこの分野で一般的な表現か、というベースというか、感覚が培われる。翻訳屋さんは当然、ボクの業務の専門性を持っていないので、その点はうまく訳してくれない。そして、この分野の一般的な文献では遭遇しない単語がたくさん登場して戸惑う。意味は間違っていないし、辞書的には問題ないけれど、見慣れていないから気持ちが悪い、という感覚。でも、こういう感覚って理屈じゃないので説明できない。何が正しいかという評価基準が非常に不明確。難しい。だから、いろんな部署を回って、彼らがどういう単語を用いるかとか、ボクが気持ち悪いと感じる感覚が個人的なものか、もうちょっと大勢で共有できる感覚なのかを確認した。
そんなこんなであっという間に半日が経った。久々に真剣になってしまった。
さて、と。最後にもう一度、断言しておこう。ボクは英語が苦手だ。なのに英語の仕事ばっかり舞い込んでくる。今度、ミャンマーに行っても、毎日、英語……なんだよなあ(溜め息)。
2013/01/22 取り敢えず、現状を把握。
今日はミャンマーの人が3名、研修でJICA横浜へ来ていたので、話を聞きに行った。ミャンマー人はあんまり英語は出来ないと聞いていたけれど、さすがにJICA横浜に来ていた3名は英語が上手で、ボクなんかが追いつけないほどの速さで流暢に英語を操る。断片的にしか分からなかった。
でも、ミャンマーの状況は何となく分かった。ヤンゴンは結構、発達しているみたい。ネーピードーはこれからと言った感じ。でも、それなりにちゃんと計画を立てて都市計画を進めている感じ。マンダレーはヤンゴンには遅れているけれど、それなりに進んでいる。ボクらが行く予定のモーラミャインは全ッ然、無処理の水を配っているようだし、パテインは水道そのものがない可能性がある。うーん。凄まじいな。想像もできない。
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JICA横浜の帰り道、桜木町のコレットマーレの紀伊國屋書店でサンジの料理本を購入。早速、土日になったら、何か作ってみようかしら。
『ONE PIECE PIRATE RECIPES 海の一流料理人 サンジの満腹ごはん』(著:SANJI,集英社,2012年)
2013/01/21 特定の地域の妖怪を追いかけるのも一興かも!?
今日はJICA横浜。バングラデシュ、インド、インドネシア、ミャンマー、フィリピンからやって来た海外研修生たちのカントリー・レポートを聴講する。もちろん、英語。
カントリー・レポートって、彼らの国の現状と抱えている課題について説明するので、非常に勉強になる。彼らの歴史や地理、民族についても知ることが出来るし、発展途上国の現状が分かる。特に、今度、ミャンマーに行こうと思っているボクからすると、都市は違えども、ミャンマーの現状を知るいい機会だ。
それに、カントリー・レポートを聴きながら、全ッ然、関係ないけれど、バングラデシュやフィリピンの妖怪やお化けについて調べてみるのも面白いなあ、と思った。彼らの国の写真が、ボクをそんな気分にさせたのだろう。こういう取っ掛かりで調べる妖怪というのも面白いかもしれない、と思う。きっと、その国が身近になるだろう。
2013/01/20 妖怪の話:地域性と時代性
日本の妖怪と言えば、そのほとんどは江戸時代に広まったものだ。江戸時代に印刷技術が発達して、木版画で絵を大量生産できるようになった。だから、妖怪のイラスト集が大量に出回った。今、日本に伝わっている妖怪は、この時代に広まったものがほとんどだ。
でも、もうちょっと掘り下げて考えてみる。
「八岐大蛇(ヤマタノヲロチ)」と言えば『古事記』に登場する怪物だ。「夜刀神(ヤトノカミ)」「八咫烏(ヤタガラス)」も『古事記』由来。『古事記』は8世紀の成立だ。非常に古い。
日本には昔から御霊信仰とか怨霊信仰がある。政治的な失脚や敗北を喫して恨みを抱いて死んだ人間の魂が現生に大きな災いをもたらすと信じられた。そして鎮魂のために御霊として祀られた。「日本三大怨霊」と言えば「菅原道真」、「平将門」、「崇徳上皇」が挙げられる。みんな10~12世紀、平安時代の信仰だ。この頃は結構、死者が化け物になった。
現在のような「鬼(オニ)」の成立も平安時代頃だとされている。中国の羅刹のイメージや製鉄従事者のイメージが組み合わさりながら、現在のようなイメージになっていった。
「土蜘蛛(ツチグモ)」も『古事記』由来だけど、現在のような巨大な蜘蛛の怪物の姿になったのは鎌倉時代くらい。14世紀頃だ。「鵺(ヌエ)」も『平家物語』に登場する化け物で、これも鎌倉時代の産物。
そして、江戸時代の妖怪たち。「ぬらりひょん」や「豆腐小僧」、「見越入道」、「ろくろ首」、「のっぺら坊」、「河童」など、非常にバラエティに富んでいる。そして、みんなキャラクター化している。
昭和になると、「トイレの花子さん」や「口裂け女」、「人面犬」なんかが現代妖怪として登場する。平成になると、エヴァンゲリオンの影響を受けて、南極に出没したという巨大な怪物「ニンゲン」なんかが登場する。「ニンゲン」の頃になると、ネットで広まる新しいスタイルの妖怪が増えた。
何が書きたいのか、というと、時代によっていろんな「妖怪」が登場している、ということ。「日本の妖怪」というジャンルで考えても、記紀神話の妖怪から現代妖怪まで、時代によっていろいろな妖怪がいて、十把一括りには語れない。ギリシアはギリシア神話、北欧は北欧神話、と十把一括りで語るのは難しい、ということ。本当は、古代ギリシアの時代以降も妖怪は生まれていて、日本で「口裂け女」が生まれてビビられるように、現代のギリシアには現代のギリシアの妖怪がいるはずだ。本当は、その辺もフォローしなきゃいけないのだ。でも、そういう整理とか、そういう資料はあんまりないよなあ。
2013/01/19 戯れ言。
土曜日。よく寝たなあ。最近、土日のうちどちらかはほとんど寝て過ごしているような気がする。勿体無い。でも、そうでもしないとやっていけないくらい疲れているのも事実。ちぃ子がそんなボクの様子を心配して夕餉を焼肉にしてくれた。
2013/01/18 英語文献を2日で読むペース。
最近、寒いせいかな。疲れがなかなか抜けない。そんなわけで、朝は仕事をお休み。午後になって、抄録委員会に向かう。英語文献を日本語に訳して業界に紹介するというお仕事。
最近、手慣れてきたもんで、8ページくらいだったら2日くらい頑張れば全部訳せるようになった。とは言え、日本語で読むのなら1時間もかけずに読めてしまう分量なので、まだまだボクの英語力なんてそんなもんだ。
ボクが選ぶ文献って、結構、発展途上国について記載している文献が多いな、と最近、気がついた。2月にはミャンマーに派遣されるわけだし、もしかしたら、ボクはそういう道を自分でつくっているのだろうか。うーん。
2013/01/17 「意外性」「新規性」「トピックス」
blogは「意外性」「新規性」「トピックス」が大切らしい。某有名アフィリエイターの本の広告に書いてある。なるほど。
少なくとも、ボクの「日々の雑記」(blogじゃないし、アフィリエイト・サイトでもないけど)は、「意外性」も「新規性」もないし、決められた「トピックス」があるわけじゃない。でも、確かに某有名アフィリエイターの言うとおりで、そういう要素が人を惹きつけるには重要なのかもしれない。
ボクはあんまりそういうことは意識して活動していないなあ、と反省。今後、少しだけ、そういうことを意識しながら、ウェブサイト運営をしていこう、と思う。まあ、そうは言っても、頭の片隅にちょこっと意識する程度だろうけど、さ。ふふふ。
2013/01/16 海外ビジネスはボランティア的!?
2月にミャンマーに派遣されるので、現地の状況について少しでも情報をゲットしようと都心のコンサルの事務所へ赴く。彼らは昨年、ミャンマーで調査をしている。現状、ボクらとしてはほとんどミャンマーの情報がない中で、少しでも先遣隊の情報をゲットしようというわけ。
驚いたのは、彼らがどんどんボクたちに情報を提供してくれる点だ。本来、情報ってのは価値がある。しかも、彼ら自身が自ら現地で収集した情報なのだ。それを余すことなくボクらに提供してくれる。この奇特さに驚いた。しかも、ミャンマー調査の中で彼らがいろいろと検討したであろうミャンマーの課題や考察した内容についても余すことなく教えてくれた。「こうしたら彼らのためになる!」と熱い想いでいろいろとアドバイスまでくれたのだ。
もしかしたら、発展途上国の海外ビジネスって、ボランティア的な側面が強いのかもしれない。彼らのために何が最良か、というのを、日本の企業は大真面目に考えているのかもしれない。だから、ミャンマーのためになることだったら、みんなで少しでも情報を共有して、彼らのために頑張ろう、という意識があるんだろう。もしかしたら、オール・ジャパンで海外展開しているという意識もあるのかも。
正直、ボクとしてはビックリしている。
2013/01/15 精霊ナッ信仰 in ミャンマー
2月にお仕事でミャンマーに行く。折角なので、ミャンマーの妖怪について調べようと思ってネットサーフ。でも、資料は少ない。
ミャンマーと言えば、やっぱり精霊ナッなんだろうなあ、と思う。ナッ信仰はミャンマーに古くからある土着の信仰。ミャンマーは90%が上座部仏教を信仰している。でも、それでも精霊ナッ信仰は根強いようだ。
ミャンマーの最初の王朝であるパガン朝を興したアノーヤター王が上座部仏教を軸にした国家体制づくりをした際にも、土着の精霊ナッ信仰が強くって困難を極めた、とされている。最終的に彼は、仏教の中にナッ信仰を取り込んで対応した。ナッたちの中でも特に力の強かった36人のナッを選び出してパンテオンを形成すると、その上に仏教の天部の王である帝釈天(ミャンマーではダジャーミン)を置いて、ナッ神たちを天部に取り込んでしまった。
まあ、もともとの仏教だって、バラモン教を否定して生まれた宗教で、バラモン教の神々を排除できなかった。バラモン教の神々の王であるインドラは帝釈天になったし、芸術の女神サラスヴァティーは弁才天に、商業神ガネーシャは歓喜天に、暗黒神ヴァルナは水天になっている。そんなわけで、アノーヤター王はこのインドラ(帝釈天)率いる天部の中にナッ信仰を取り込んでしまった。
そんなわけで、現在の精霊ナッの王はダジャーミン(帝釈天)なのだという。そんなことを調べながら、ミャンマーに行く準備を整えている。
2013/01/14 雪中で燥(はしゃ)ぐ
雪だー。わーい。テンション・マックス!!! そんなわけで寒い街へと飛び出した。ボクは昔っから、真っ白い雪道に最初に足跡をペタリコするのが好きなのである。えっへん。生協まで行って、温かい飲み物(ココアとかお汁粉)を購入。さてさて。家で飲むのである。
あ、そうそう。今日は初めてパン焼き器でモチを作ってみた。もち米をそのまんまパン焼き機に放り込んだ。そうしたら、パン焼き器が搗いて、捏ねて、形にしてくれた。ちょっとビックリ。
2013/01/13 妹の人生について考える。
頑張って妹君の結婚式で使うプロフィールVTRの作成に勤しむ。もう、ね。段々と期限が近付いてきた。ボク自身、ミャンマーへ出掛けなきゃいけないので、それまでにはやっつけなきゃならない。
それにしても、他人の人生を説明するのって難しいな、と感じる。よくテレビで誰かの人生を紹介するVTRがあるけれど、よっぽど取材して作っているのだろうな、と想像する。身内の妹の人生ですら、ボクにはよく分からないことだらけだ。節目節目でどういう意思決定をして今に繋がっているのかが分からない。今、どういう生活をしているのかも、表面的なことしか分からないので、本当のところは想像できない。
アンケート調査票を作って埋めてもらったことで、多少、クリアーになったこともたくさんあって、そういう情報を繋ぎ合わせながら必死になって作っている。こんなに妹の人生について考えたことはなかっただろう。
2013/01/12 何事も鍛錬が必要だ(笑)!
久々のエスプレッソ・マシーンでアート・コーヒー。まだまだアート・コーヒー初心者だ。何よりもフォーム・ミルクを上手に作れない。でも、回数を重ねれば、きっとうまく淹れられるだろう。
だって、最近、ドリップ・コーヒーも上手になった。温度や湯量で味を多少なりともコントロールできるようになってきた。何事も鍛錬である。……でも、文章は全ッ然、うまくならないでやんの。とほほ。
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車田正美の『聖闘士星矢』を全巻ゲット。ふふふ。これから楽しく読むぞー。俺の小宇宙(コスモ)が燃えている!!!
2013/01/11 価値のあるもの
今日はお仕事で厚生労働省。丸ノ内線の霞ケ関駅で下車して改札を抜けたら、そのまんま厚生労働省の庁舎に入れた。ちょっとビックリ。しかもあっちにもこっちにも守衛さんがいて、物々しい。ものすごいセキュリティ。人件費って結構、バカにならないので、もったいない、と思う。ICカードみたいなものを使ってタッチしてゲートを通過するので、これだけで十分、セキュリティ機能はあるのではないか。ココにそんなに守るべきもの、価値のあるものがあるのかしら。
さて、と。お仕事そのものは比較的、イージィに終わった。でも、相変わらず、先行きは不透明だなあ。誰が悪いのか。どうしようか(遠望)。
2013/01/10 様々な言葉で各々の全てを見極めなくちゃあならない 正しいとか 間違いとか 黒だとか 白だとか
今日は茅ヶ崎経由で宮山へ。えっちらおっちら電車の旅だ。JR相模線は単線電車。手動でドアを開けないと乗れない。話には聞いていたけれど、実際に乗ろうと思うとちょっと戸惑う。宮山には寒川神社があるので、初詣のお客さんで多少、まだ賑わっている感じ。川っ縁に高速道路のランプを建設中だった。のどかだなあ。
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そうそう。今井配水池の流出のところの流調弁の不具合で、横浜市で最大4万世帯が断濁水というニュースが流れていた。このご時世、日本でもこんな規模の断水が発生するのだなあ、と他人事のように眺める。
それにしても朝日のキャスタが「横浜市で4万世帯が断水などした」と説明していたけれど、これって随分、ニュアンスが違う、と思う。実際のところは「最大4万世帯が断濁水」だ。断水と濁水は違うし(断水はほんの一部だと思う)、「最大」というのは「最大で見積もったとしても4万世帯」というニュアンスだ。流出圧力が大幅に低下している関係で、圧力が届かない高台のところで断水になる。管路の圧力なんて、人々の水の使用量で変わるので、実際、各地点でどのくらい圧力低下したかは分からない。分からないので、断水世帯の数は把握できない。そういう意味で「最大で見積もったとしても4万世帯」だ。日本語って難しい。ニュースって必ずしも正確ではない。それなのに真実のように語っているわけで、情報の取捨選択って本ッ当、難しい、と思う。
2013/01/09 最良のパートナ!!
ボクが寝込んでいるので、業を煮やしてちぃ子が動き出す。妹の旦那さまのプロフィールVTRの雛形をつくっている。素敵だ。やっぱり彼女は天才だ、と思う。ボクがチョイスした音楽に、ピタッとハマるように写真や動き、物語を持ってくる。音楽の雰囲気が切り変わるところで、プロフィールの展開も切り替わる。こういう感覚というか、嗅覚って、やっぱり生まれ持ったセンスだよなあ、と思う。ボクにはとても真似できない。
ちぃ子がある程度、路線を引いてくれたお陰で、ボクもイメージがふつふつと湧いてくる。体調が回復したら、すぐにVTR作成に取り掛かろうと思う。
2013/01/08 隊長さんが婦長さん
隊長さんは婦長さんで悲鳴を上げていたけれど、でも、年始からおいそれと大量に休むわけにはいかない。年末年始で休んでいた分、仕事は溜まっている。家にいると、そういう状況が全然、見えないので、不安になる。だから、身体に鞭打って、一所懸命お仕事に行った。頑張って職場復帰だ(当たり前!)。
夕方くらいには、また熱がぶり返してきて、ハイ・フィーバだったとは思う。でも、職場にいると多少、緊張しているので、立っていられる。適度な緊張感は大切だなあ。寝ていても、全ッ然、介抱に向かう感じがしなかったもの。
2013/01/07 変テコ病院!?
今日も仕事を休んで近所の病院へ行く。最近、駅前に新しくできた病院だ。平日は夜8時まで。そして土日も開業してくれている。ちょうどいい機会だったので、行ってみた。
ここの先生は喋り出したら止まらないらしい。ああでもないこうでもないと、延々と世間話が続く。その後、医学的な蘊蓄やお薬の蘊蓄が続く。患者であるボクも、どうしたもんかと困ってしまう。そう思っていると看護婦さんがやってきて、先生の話に割って入って腰をへし折る。そして先生の話をざっくりと要約して終わらせてしまう。でも、先生は喋り足りないのだろう。また、スキを見て喋り出す。そうすると看護婦さんが先回りして結論を述べて、また強引に話を打ち切る。そんなやり取りがしばらく続いて、ボクは途中で半ば無理矢理、診察室から追い出された。面白い病院だった。
夜中に咳が止まらないので眠れないという話をしたら、貼り薬をもらった。どうやら薬が肌から浸透していくタイプらしい。初めての処方だったので、ちょっとワクワクしている。このワクワクだけでもプラシーボ。今日はぐっすり眠れるのではないだろうか。
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