《過去の雑記》

過去の雑記456件から465件までを掲載しています。

2012/10/15 たまには本音の吐露。

現場を見ることなく設計をする。というのが巷で流行っているらしい。というのはもちろん皮肉である。などと書いてストレス発散しなきゃやっていられないのだ。という事情をご理解あれ。などとめちゃくちゃ書いている。さてはて。

そんなわけで、随分、検討を進めた挙句に、蓋を開けてみたら施工できないとか、全ッ然、現場条件が違ったとか、いろいろとトラブル続きだ。基本的には、まず、現場を知るというのが設計の大前提だ、とボクは思う。少なくとも、ボクはそうやって設計をやってきた。人間の想像力って限界があって、机上の空論じゃ追いつかない。現場の空気感とか、そこに立ったときの印象とかが物を言う。いろんなことに配慮しようと思ったら、まずはその場所に行って、現場に立って、よく見る。そうすると、想定していなかったものが見えてくる。それをちゃんと設計に反映させてあげる必要がある。現場主義って、そういうもんだと思っている。

2012/10/14 始動。

年末に向けて、もう一度、「雑誌」をつくろうと決心した。結婚式のときに「自己紹介の本」という雑誌をつくった。あれをもう一度やってみようと思ったわけ。第三者に対して自分の趣味とか世界観を説明するというのは難しい。だから、非常に勉強になるなあ、と思っている。その前段としてゆるゆると準備作業を進める。1時間くらい、ちぃ子と打ち合わせ。それからページ割に合わせて必要な素材のチェック。それから、これからつくる必要のある素材のリストアップ。おぼろげに各ページの内容のイメージが固まってきた。K係長から続編を期待されていたので、それに応えられるように頑張ろうと思う。

2012/10/13 カルボナーラ♪

今日は念願のカルボナーラをつくる。

本格カルボナーラ

サルサ・ポモドーロ(つまり、トマトソースのことだけど!)のパスタばっかりつくっていたんだけど、そろそろ自分の味がつくれるようになったので、今度は別のパスタも、ということで、カルボナーラ。

塊のままのパンチェッタを購入してきて、必要な量だけ切り取って炒める。それからチーズも、塊のまま買ってきて、卸(おろ)す。本場ローマのカルボナーラは生クリームを使わない。卵とチーズとパンチェッタを炒めた残りのオリーブ・オイルを混ぜ合わせる。そこがイイ。チーズも塊を買ってきて、それを削って粉にして振り掛ける。うん。旨し。

鳥居みゆきが好きだというカルボナーラは、ファミレスの安いカルボナーラと、本場ローマのカルボナーラと、どっちなのだろうか。ふふふ。

2012/10/12 本は一期一会である!

何が幸せって、本屋さんにいるときだ。ぐるぐると本屋さんを回っている時間。コーナを端から端まで眺めていく。そして、新しい本に出遭う。

世の中には色んな本があるもので、どんどん新しい本も出版されてはいるんだけど、大昔に出版された本で、ボクが出遭っていなかった本との邂逅の瞬間が最高にいい。ああ、そうそう。こういう本に出遭いたかったのだ、と確信する。そのうち半分は大失敗で、もう半分は大当たり。精度は大体、五分五分ってところ。

でも、逡巡すると、大抵の場合、本屋さんではもう出遭えない。そんなもんだ。だから、多少、高額でも、そこは「買い」なのだ。躊躇って帰ってきて、それから欲しいと思っても、巡り会えない。

最近は、ね。Amazonみたいな素敵本屋があるので、タイトルさえメモっておけば、フォローできる。でも、お手軽にメモで済ましてしまえるので、そういうメモが知らない間に積み重なっていて、大群になって押し寄せてくるので、頭の中で何が何やら分からない。結局、一期一会が大切なのだ。

そんな本屋さん巡りに精を出す最近である。

2012/10/11 何事も体験してみないと分からない

自家製燻製って1日置いた方がいい。燻製って基本的には、「塩漬け」→「塩抜き」→「乾燥」→「燻製」→「熟成」というプロセスを踏む。まあ、「塩漬け」のプロセスが省略できるパターンもたくさんあるんだけど、基本的には「燻製」の後には「熟成」というプロセスが入る。「熟成」と書いてあっても、何をするわけでもない。ただ、燻製が終わった食べ物を外気に晒すというだけ。要するに置いておくってこと。1日置くとか、2、3日置くとか、ものによって違う。

最初、この1日置くっていうのに何の意味があるのだろうかって思っていた。でも、やってみて分かる。全ッ然、味が違う。燻製してすぐって燻臭(いぶくさ)い。そして、表面だけが燻製って感じ。でも、1日置くと、全身に燻製の味が回って、独特の風味がつく。やっぱり、体験してみたいな分からないことっていっぱいあるよなあ。

2012/10/10 U字工事

後輩氏、ただいま会議資料のとりまとめをしている。各課から資料が提出フォルダに提出されるが、締切になったので、フォルダ名を「締め切りました(有事の際は連絡ください)」にしていた。この表現が面白いな、と思った。非常に彼らしい。素敵だ。

基本的に、彼の作成するファイルの名前はどこかおかしい。稀に、頭に「必殺~」とついていたりする。何が必殺なのか分からないけれど、彼にしてみれば、このファイルで無敵だ、という意識があるのだろう。

「有事」の意味について調べてみた。デジタル大辞泉によれば、「戦争や事変など、非常の事態が起こること」だという。「有事の際は連絡ください」ということは、戦争や事変が起こったとき、ということになる。さてはて。そんな事態になったときに、彼に連絡したら、反応してくれるだろうか(ニヤリ)。 日本語って難しい。

2012/10/09 Javascriptの可能性に嬉しい悲鳴!?

Javascriptの話。Javascriptってすごい。いろんな可能性があるんだなあ。小さい写真のアイコンがたくさん並んでいて、その小さなアイコンをクリックすると、大きな写真がふわーって画面の真ん中に出て来るウェブサイトって最近、結構、あると思うんだけど、あれってJavascriptで制御されていたんだねえ。どうやってやるのかなあって思っていて、FLASHとかPHPとか必要なのかなあって思っていたんだけど、実はただのJavascriptだったという。まあ、ね。最近はFLASHのウェブサイトも増えてきたし、同じことをFLASHでやっている人もいるのかもしれないけれど、Javascriptで出来るのなら、チャレンヂしてみてもいいなあって思ってしまった。

ちょうど、ね。結婚式を挙げた友人がいて、そのときの写真を写真共有サイトみたいなところにあげようか、と思ったりもするんだけど、意外と使い方が分からないから活用されない。そんなに難しいことはなくって、ただパスワードを入れてログインしてもらって、写真をクリックして、必要があればダウンロードするだけなんだけど、ね。複雑なシステムがあるような印象を抱かせるのだろう。

だから、html上に写真を並べて、ちゃっちゃっとウェブサイトをつくったら、抵抗なく活用してもらえるかな、というところ。で、どうせ写真をたくさん並べるのなら、上述のようなシステムを簡単につくれないかなあって思っていたら、Javascriptのサンプルがいくつか出て来た。そんなわけで、ちょっとチャレンヂ中。

2012/10/08 この博識さ加減に驚嘆!?

今日は体育の日。全ッ然、知らないでお休みしていた。だから、運動はしていない。はっははー。まあ、最近、1週間に1度の頻度でヒップホップを踊っていて、これが結構ハードなので、運動不足にはならないだろう。

* * *

加藤元浩の漫画が面白くって、本屋さんを巡る旅。ずぅっと『Q.E.D. 証明終了』が面白いと思っていたんだけど、最近、『C.M.B. 森羅博物館の事件目録』が面白いな、と感じるようになった。同じミステリィなんだけど、前者は数学とか物理がテーマになっていて、後者は考古学とか歴史、それから生物学みたいないろんなジャンルがテーマになっていて、作者の博識さに驚かされる。テーマが広がった分、懐も広げられた感じがする。それに、警部の娘という設定で立ち回るよりも、大英博物館が認める賢者という肩書きの方がキャラクタたちを大事件に巻き込みやすそうだ。半ば立ち位置がファンタジィなので、どんな舞台設定でも、場所でも、犯人でも受け入れられる。それに、動機の部分の描き方が面白い、と思う。日常のちょっとした殺意よりも、もっといろんな動機が登場する。それって、多分、この世界観に負うところが大きいな、と思う。そんなわけで本屋さんを巡って続編を探し続けている。


『Q.E.D―証明終了―』


『C.M.B.森羅博物館の事件目録』

2012/10/07 チョッパー焼き!

チョッパーの人形焼きをつくったよ。想定以上のクオリティだった。ビックリ! ……でも、取扱説明書のとおりの分量でつくってみたものの、こんなには食べきれない。

見事なチョッパー焼き

2012/10/06 インド展に行ってきた!

横浜ユーラシア文化館で開催されている日印国交樹立60周年記念「特別展華麗なるインド神話の世界」の展覧会に行った。

ポスター

印象的だったのは、神々がそれぞれ自分を象徴するアイテムとか動物と一緒に描かれているというところ。もちろん、どこの神話の絵や彫刻だって似たり寄ったりで、その神さまを象徴するアイテムが添えられる。そうじゃなきゃ、ぱっと見て区別できない。逆に、そういうアイテムが添えられていることで、その絵がどの神さまなのか分かるって寸法。でも、インド神話の絵は、そういうところが徹底されている。シヴァ神だったら、頭からガンジス川の水が溢れていたり、白牛ナンディンが横に添えられている。ガネーシャの近くには常にネズミが描かれているし、大好物のモーダカというお饅頭も添えられている。ぱっと見た瞬間に、あっちこっちにその神さまにまつわるアイテムが散らばっている。その徹底っぷりがおかしかった。

それから、もうひとつ印象的だったのは、シヴァ・ファミリーという絵。何枚かあったんだけど、シヴァとパールヴァティーの夫婦と、息子のガネーシャが描かれている。スカンダもシヴァとパールヴァティーの息子なのに、この展覧会のシヴァ・ファミリーという絵はどれもスカンダは描かれていない。まあ、それはいいんだけど、問題はガネーシャだ。すごく小さい。シヴァとパールヴァティーの半分くらいの大きさ。半分の大きさで描くことで、さも、二人の子供だよーってアピールをしている。でも、それがものすごく違和感がある。ゾウさんの頭なのに小さいなあとか、神さまなのに小さいなあとか、神さまって成長するんだなあーみたいな不思議な感じもあるし、ガネーシャといえばでっぷりした腹で巨体で……という印象を覆して、ものすごく子供の雰囲気で描かれていて、この辺がインド人のガネーシャに対する感覚なのだろう。斬新な感覚だった。

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