《過去の雑記》

過去の雑記426件から445件までを掲載しています。

2012/11/07 決断!

お仕事の話。今日は独断と偏見でひとつの決断をした。それは大きく周囲を巻き込む形になったけれど、でも、ボクとしては正しい判断だったと思っている。何だかんだで「なあなあ」にして、何となくうまく行ってしまうという成功体験を重ねていくと、結局、どこかで躓(つまづ)いてしまう。もう、今年に入って同じ事態が3回も起きているけれど、一向に改善されないというか、学習されていかないのは、きっと、「何とかなった」といういいオモイデのせいだ。だから、何事もなかったかのように内密に対処することもできたんだけど、敢えてそういう対処をしない、という選択をした。事態は大事(おおごと)になったし、結果、たくさんの労力が支払われることになるのだろう。もちろん、ボクもこれから対応に追われる。でも、まあ、いいのだ。ときにはこういう判断も必要だ。

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みたいな大真面目なことを書いた後に書くのもあれなんだけど、ももクロの新曲、サビがすごくダサい。でも、間奏とかのギターとかリズムは格好いい。そして何よりもPVに爆笑した。みんなの頭がひとつにくっついて横移動しているダンスが最高だ。目からビームが出るし(笑)。

※公式ページなので違法ダウンロードにはならないので観ても大丈夫!

2012/11/06 縦書きのすゝめ

総務省がインターネットの縦書きレイアウトの国際標準化を検討しているというニュースがlivedoorに載っていた。いいね。どんどんやってくれ。ボクも縦書きはスキ。でも、PCのモニタが横長だったり、スクロールが基本的には上下だったり、基本的にウェブサイトのデザインは幅でコントロールするものだったり……。技術的には実装は可能だろうけど、環境的にはまだまだ課題が多いよなあ、と思う。実際、ボクの現行のウェブサイトを縦書きにしようとすると非常に困難だ。コンセプトを根本から見直さなきゃいけないだろう。そんなわけなので、総務省の取り組みの道程はそんなに簡単じゃないよなあ。

ちなみに、IEはCSSで縦書きに対応させてくれている。その他のブラウザも、竹取というjavascriptが頑張ってくれているので、何とかなるかもしれない。その辺を活用しながら、普及に向けて頑張ってもらいたいところだ。

うーん。少なくとも、ボクの小説ページくらいは、いつでも縦書きに対応できるようにしておこうかなあ。まあ、もう少し縦書き普及の動向を見守りながら考えようとは思う。

2012/11/05 ぐわんぐわんぐわん

今日は県内を大移動。津久井湖の近くまで行ってからの小田原まで。およそ150㎞のトリップだ。施設見学というのかな。現在、我が社で検討している設備について、実績のあるところに行って、設備を見せてもらって、我が社の検討材料にしようというのだ。

実際に目の当たりにすると、思っていた以上に大きな設備だったので、びっくりした。こんなのがどどーん、と町の中に立っていたら、ちょっとぎょっとするよなあ。無骨な感じ。でも、まあ、一部「格好いい!」って憧れの眼で見てくれる人もいるだろうフォルムではある……かな。でも、何よりも問題なのは騒音だ。ぐわんぐわんと騒々しい音を立てる。ときどき、シューッと空気を吹き出すような音がして、これがまた五月蠅い。防音壁みたいなものをつくらなきゃいけないのかもしれない。

粉末活性炭設備

それにしても、この大移動。ずぅっと車の中にいただけなのにヘトヘトになった。最近、あちこち視察だー検査だーって出掛けていて、仕事してないなー。やー、もちろん、この視察だって立派な仕事なんだけど。どうも、デスクに座っていないと仕事したって気分にならない。困ったものだ。

2012/11/04 蛇の妖怪って実に多彩で魅力的!?

義弟から結婚式のプロフィールVTRの依頼が来た。2月に結婚する実妹からもプロフィールVTRを頼まれている。それに、そろそろ年賀状のシーズンなので、今年も張り切って年賀状をつくらなきゃいけない。そんなわけでここ数日、土日はてんてこまいのボクだ。それぞれのクオリティは下げられないもんなあ。お仕事を休んで対応しなきゃいけないか? 幸いにも休暇は大量に残っているのだけれど……(こらこら)。

さて、年賀状だけど。今年は巳年だ。「蛇」というのはファンタジィ的にはネタの宝庫だ。ギリシア・ローマ神話だけでも、デルポイを守護していた大蛇ピュートーン、9つの不死身の首を持つ水蛇レルネーのヒュドラー、黄金の林檎を護るラードーンなんかがいる。下半身がマムシの女怪エキドナでもいいかな。日本神話だったら、八岐大蛇(ヤマタノヲロチ)とか九頭竜(クズリュウ)なんかが有名。日本の妖怪だったら蛇帯(ジャタイ)とか機尋(ハタヒロ)みたいに、布が蛇になるものがいる。エキドナみたいな下半身が蛇の女性の妖怪だったら磯女(イソオンナ)。未確認動物のツチノコなんかも「蛇」だな。ふふふ。ワクワクしてきたなあ。今年の年賀状は何にしようかなあ(遠望)。

2012/11/03 イトオテルミー

両国の叔母の家にてイトオテルミーを初体験。イトオテルミーというのは、線香の熱とマッサージを組み合わせた民間療法。そこに若干の薬草の香りが乗っかって、リラクゼーション効果があるというようなもの。驚くべきことに、施術後に身長が伸びた(笑)! 多分、熱とともにマッサージされて、身体の歪みが正されて、姿勢がよくなったのだろう。ひょろりとしたボクが、さらにひょろり。薬草を焚いた匂いも手伝って、非常にリラックスしてしまったよ。民間療法って胡散臭いという想いがボクの中にはどうしたってあるんだけど、でも、少なくともリラックスできた。気持ちよかった。だから、機会があれば、またやってみたいと思う。

ちなみに、叔母さん家はボクが燻製をしているときと同じ臭いがした。もう、家中に煙を焚いた臭いというのが染み付いている。ボクも燻製をやり続けていると、家中、こういう風になるのだろうな、と思った。

2012/11/02 ぐりぐりと土を掘る!?

本日はお仕事の現場検査に同行した。3か所。たまたま現場がシールド工法、ミニ・シールド工法、そして推進工法の3種類だったので、それぞれを比較しながら見学することができたので、土木屋としては面白かった(こう見えて、ボクは土木屋さんなのである!)。

よくシールド工法と推進工法の違いについて事務屋さんに訊かれる。どちらも立坑を掘って、そこに機械を入れて、トンネルを掘り進めていくので、似たようなもんだと思うのだろう。なので、ここでちょろっと説明しておこうと思う。

シールド工法っていうのは、先頭の掘削機そのものが推進力を持っていて、カッターでぐいぐいと自分で掘り進んでいく。掘り進んでいった後ろ側に、トンネルを作っていく。推進というのは、先頭の推進機には推進力はなくって、立坑のところからジャッキでぐいぐいと推していく。だから、掘り進んでからトンネルを作るのではなくって、トンネルの材料をどんどん推し込んでいくイメージ。トンネル材料に推される格好で推進機は前に進み、そして到達地点で推し出されてくる。

そんなわけで、なかなか市内でこういう現場って少ないので、3種類を1日で全部見て回れたというのは面白い経験だった。あ、写真撮ればよかったなあ。キャメラを忘れて行ったのだった。

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全ッ然、関係ないけれど、土行孫の地行術みたいな技があれば、どんどんトンネルが掘れるのになあ。

土行孫

上の絵は封神計画というウェブサイトのイラスト。ビックリマンみたいなイラストが素敵だと思う。

2012/11/01 技術屋には技術屋の、法律屋には法律屋の戦い方がある

本日、我が社に大学生たちがやって来た。社会学習の一環、みたいなゼミなのだろう、と想像する。ある程度、大学生相手に対応できそうで、手が空いていたのはボクだけだったので、ボクが迎え撃つことになった。相手が法学部の学生がだったので、どういう風に我が社の業務と法律が関連してくるだろうか、と悩んだりもしたんだけど、技術屋のボクにはよく分からなかった。だから、行き当たりばったりで当日を迎える。

不思議なもので、やっぱり法学部の人は法律に興味があるんだね。全ッ然、違う話をしていても、何となく法律の絡む話のところで盛り上がる。ボクが想像していた以上に、ボクが業務を進めていく過程には法律が入り込む余地があるらしくって、逆にボクが勉強になるところも多かった。法律に強い人がいたら、もっと仕事を進めやすいよなあ、とも思った。

彼らが我が社に就職してくれればいいのに。そうしたら、こんなに苦労しないかもしれない。そんな風に思ったのは、大学生の方が上手だったってことか?

2012/10/31 ハッピィ・ハロウィンは聖人たちを讃える前夜祭である

Halloweenって、Hallows'eveが訛ったものらしい。eve(イヴ)なので、前夜という意味だ。じゃあ、ハロウィンは何の前夜なのかというと、11月1日は万聖節だ。All Hallowsと呼ばれる日。Hallow(ハロウ)というのは《聖人》のこと。だから、この万聖節というのは、あらゆる聖人(ハロウ)たちを讃える日ってわけ。

万聖節って、日本じゃあんまり馴染みがないけれど、その起源は結構、古くらしくって、4世紀頃には、「すべての聖人を祝う日」みたいなものがあったらしい。キリスト教も、結局は一神教と言いながら、天使や聖人を崇拝してきたのが実態だ。いろんな聖人を祝う日があったみたいで、それらの聖人たちをまとめて祝うのが、この11月1日なのだ。最近じゃ、「諸聖人の日」という呼び方が一般的らしい。そのAll Hallowsの前夜だから、Hallows'eve。そこから転訛してHalloweenになっている。

4月30日はヴァルプルギスの夜、そして10月31日がハロウィン。ちょうど半年を隔てて、あの世とこの世の境界が薄くなる2つの日がある。怪しい妖怪たちが自由に闊歩する日である。4月30日生まれのボクは、何となく、ヴァルプルギスの夜とハロウィンには愛着がある。実のところ、どちらもケルトの季節の変わり目を祝う古いお祭りの名残なのである。異教のケルトのお祭りをキリスト教側が自分たちのお祭りとして取り込んでしまったような感じ。

さて、と。そんなわけで、ハッピィ・ハロウィン♪

2012/10/30 あの青春をもう一度!

結婚式で「自己紹介の本」という雑誌をつくって配った。非常に楽しかった。やっぱり、ボクはああいう創作が好きなんだなあ。それで、あれをもう一度、やってみようと決めたので、頑張ってデザインしている最近だ。本日は全体の構想が概ね固まった。なので、さっそくそれぞれのページを作り始める。2回目ともなると慣れたもので、趣味のページが2ページ分、あっという間に出来上がってしまった。全部で12ページになる予定なので、まずは順調な滑り出し。

多分、一番の難関は表紙だと思っている。ちぃ子からはイラストを所望されている。前回は写真だったし、それなりに頑張ったんだけど、イラストとなると誤魔化せないので、ちょっと大変だなあ。ボクはイラストは描ける。でも、うまいと思っていないし、自信はない。だけど、所望されてしまったので、頑張ろうと思う。

2012/10/29 受けよ、メグマ波!!

はいほーい。今日、大槻ケンヂの『新興宗教オモイデ教』を読み終わったよ。最近、よく本を読むボクだ。この本、彼のデビュー作らしいけど、ものすごい怪作だと思う。そのスピード感と気持ちの悪さは絶品だ。

主人公が恋する女性は新興宗教にハマってしまい、気がつけばオモイデ教の幹部になっている。彼女を救い出そうとする主人公は、オモイデ教に入り、そこで幹部候補になってしまう。そして人を狂わすメグマ波。オモイデ教の幹部たちは、超能力で人々を狂わせる。狂った人々は次々と死んでいく。ストーリィとしてはそんな感じ。

この発想がいい。そして、新興宗教にハマっていく人たちの感情が丁寧に描かれていて、気持ち悪いし、メグマ波の破壊力は尋常じゃなく、狂いながら死んでいく人々はあまりにグロテスクだ。何よりも物語の中盤に登場するゾン。この人の壊れっぷりは半端なくって、それに憧れながら、どこか冷静でいる中間(なかま)という男もすごくいい。

そんなわけで、読み終わった後味がいいとは言えないけれど、でも、若い才能ってこういうことだな、と思う一冊だと思う。


『新興宗教オモイデ教』(著:大槻ケンヂ,角川文庫,1993年)

2012/10/28 妖怪検定を受検してみる

「境港妖怪検定」を受検するために、国領まで遠征。国領って、横浜からはちょっと遠い。でもいい町だ、と思った。駅前に高いビルは2つくらいしかなくって、ロータリィの周辺しか開発されていない感じ。都心の田舎といった雰囲気が漂っていたけれど、住みやすそうだなあって思う。こういうところに家を構えるのが理想だなあ。

妖怪検定、180名くらいの人が受検していたみたい。それだけの人が受検するっていうのは、正直、驚いた。妖怪って、こんなに認知されていたのかあ。そして、受検者に若い女性が多かったのが印象的だった。みんな、妖怪の本を持って、必死に勉強していて、何だか不思議な感じがした。検定は記述式で「この妖怪の名前は何か」と問われる。それに対して、「海女房」とか書かなきゃいけない。「濡れ女」とか「雷獣」とか「提灯小僧」とか答えなきゃいけない。こんな検定に180名もの人が受検しているんだよ? そして半分くらいが若い女性なんだよ? カルチャ・ショックだ。

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国領にお洒落なインド料理屋さんがあった。その名も「ムガルキッチン」。金、土、日はカレーのバイキングだ。3種類のカレー、ナン、ライス、サラダ、タンドリーチキンが食べ放題になる。チャイも飲める。素敵な感じ。バイキングというのに、味は本格的なカレーだったし、チャイが甘くておいしかったので◎。

ちなみに「ムガル」っていうのは「ムガル帝国」から来ているんだろう。でも、インド料理屋なのに「ムガル」とはこれ如何に。だって、「ムガル」って「モンゴル」が訛ったものだ。「モンゴルの台所」って名前のインド料理屋ということになるよね。……などと、どうでもいい豆知識。

ムガルキッチンの店内

2012/10/27 楽しそうなPVに感涙!?

今日もまたカルボナーラをつくる。カルボナーラは簡単でいい。我が家にあるローマ風のレシピだと生クリームを使わない。牛乳も使わない。卵とチーズ、オリーブオイルさえあればできるので、タイミングとかを考えなくても、ぱっと思い立ったときに作れるのがいい。まあ、チーズだけはひとかけらで700円という高額なものを準備していて、そこでせめてものリッチな感じを演出してみるわけだ。

カルボナーラ

ちなみにカルボナーラは炭焼職人風って意味で、炭焼職人が作ったみたいに胡椒がパスタに散らばっている様を言うわけだけど、語源的にはカーボンと同語源なんだよね。なんて話をちぃ子にしたら、驚かれたり感動されたりした。ボクはウェブサイトで多言語化を目指しているくらいなので、基本的に外国語の単語の語源には敏感だ。そういう語感を大事にして、繋がりで単語を記憶するようにしている。でも、そういう感覚がちぃ子には新鮮だったのだそうな。へぇー。

カルボナーラでは野菜の栄養は摂取できないので、サラダも添える。サラダはちぃ子の担当。バジルをみじん切りにしたドレッシングを自作していたが、これが非常においしかった。ドレッシングは、やっぱり自作に限るよなあって思う。

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テレビでHalloween Junky Orchestraの「Halloween Party」のPVが流れてビックリ。すげぇ。何て楽しそうなPVなんだ。素敵すぎる。10月1日より違法ダウンロードが刑罰化されるので、怖くてフルPVは貼れないんだけど(某中国動画サイトにはアップロードされている!)、公式ウェブサイトの動画を貼っておこう。この曲はボクの今年度のヒット曲だ。

2012/10/26 アウンサンスーチーの国へ

民主化されて市場として大盛りのミャンマー。地球の歩き方が最近、新しくなったミャンマー。そんなミャンマーに仕事で行くことになった。本日はそのメンバで打ち合わせ。日程も方向性も含め、何も決まらない。何のこっちゃ。でも、メンバの雰囲気はすごくよかった。それはプロジェクトを進める上で、とても大きな安心材料だ。ミャンマーってボクにとっては未知の国だなあ。アウンサンスーチーさんくらいしか知らない。

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今日はダンスの日。でも、全ッ然、踊れなかった。集中力が欠如していた。全ッ然、集中できないのだ。次の振り付けを……と頭では思考を巡らせていても、動きに反映されない。ついていかないのだ。そんなわけで、本日は無残なパフォーマンスになってしまった。頭が休まっていないんだなあ、最近。少しだけ、ボーっとする時間が必要なのかもしれないな。

2012/10/25 ネトウヨは右翼かルサンチマンか!?

最近、女性のネトウヨが増えているとかいないとか……。まあ、実際、データで示して説明している人がいないので、本当に増えているのかどうかは分からない。大体、ネトウヨの性別なんて、統計をとっている人はいないだろう。でも、そういうことが話題に上る昨今である。

反動もあるのかなあ、とは思う。右に寄れば左。左に寄れば右。韓国ブームが起これば、反韓・嫌韓の気運も生まれる。それに、ネット人口が増えて、PCそのもののユーザに女性が増えた、という背景もあるのかもしれない。何となく大昔、PCって男性の趣味みたいな印象があった。メカって男性のイメージがあったよね。最近はガンダムヲタの女性もいるし、機械に強い女性も増えてきた印象がある。だから、女性のPCユーザは増えているはず。当然、2ちゃんねるに接する女性の人口も増えていて、ネトウヨになる女性の人口も増えるだろう。

基本的に、根も葉もない噂話に夢中になるのは女性である。などと断言するとジェンダー問題で訴えられるかもしれない。でも、女性週刊誌と男性週刊誌で比較すると、圧倒的に俗物的で露悪趣味の風聞記事が多いのは女性誌である、というところからの結論である。などと言い訳しておけば、多少は自己弁護できそうな気がするけれど、錯覚かもしれない。まあ、いずれにしても、2ちゃんねる上で展開される韓国や中国に対するネガティヴ・キャンペーンに影響を受けそうだな、と類推することは、そんなに的外れではないかもしれない。なかなか回りくどく書いている。わざとである。そして、半分以上が冗談だ。そんなわけで、女性のネトウヨが増えているというのは、そんなに驚くべきことではない。でも、印象論として、女性的ではないよなあ。という結論を書いてしまうと、これはもう、ジェンダー問題で訴えられること請け合いである。なんて、森博嗣的文章の実験中!

閑話休題。

ボクは基本的にはネトウヨが嫌いだ。大半は自分のルサンチマンを吐き出しているだけ。それで満足している。どす黒い感情を吐き出して、ちょっと気持ちよくなっちゃったりして、まるでマスターベーションみたいなもの。それで本気で世の中をどうこうしようという気概があるわけではないのだ。

もちろん、中には本気の人もいて、実際の行動に移してしまう気骨のある若者もいるんだけど、でも、多分、それはすでにネトウヨという言葉の本質からは外れているような気がする。

そんなわけで、最近、ネトウヨになる女子が多いらしいよ。どのくらいの人が本気なのか。どのくらいの人がルサンチマンの吐露なのか。後者なら、そんなことに時間を割いてないで、楽しく頑張ろうよ。と思う。男子も女子も。

2012/10/24 変わるものと変わらないもの

前所属部署のM澤さんと久々に飲んだ。1年半振りくらい。実は同じフロアーにいるんだけど、仕事で接点がないので、全ッ然、顔を合わせていなかった。反省。

1年半振りでも、距離感とか雰囲気は変わらない。いい師弟関係だ。昔みたいに「わはは」と笑いながら、ジョークで応酬。こういう距離感で仕事をしたいよなあ。今の職場では、そこまで距離感を縮められない。

そんな飲み会の中で、新井酒店が閉店するという情報を得た。諸行無常。何事も、ずぅっとあるわけではないのだ。新しいものが生まれる裏で、何かが消えていく。チカラ先輩が悲しむなあ。憩いの場所というか、居場所だったもんなあ。閉店前に新井酒店に飲みにいかなきゃいけないぞ。

2012/10/23 五常の徳

儒教の「五常の徳」は、「仁」「義」「礼」「智」「信」である。噛み砕いて言えば「他者を思いやりなさい」「正義を貫きなさい」「礼儀を重んじなさい」「必要な知識を習得しなさい」「他者から信頼されなさい」ということだ、と理解している。何だか、こういう風に書くと、ものすごく実践的な哲学だな、と思う。「他者を思いやりなさい」という「仁」の徳が、実践するのが一番、難しそうで、「他者から信頼されなさい」というのが、究極的には達成するのが難しそうだな、と思う。

今日は研修ディ。いろいろと参考になる話があったんだけど、社長の言葉で心に残ったものがあったのでここにひとつだけ書いておこう。

“公務員は「公」というイメージがあるが、実は「官」であって「公」ではない。「官」もひとりのプレイヤーとして「公」の中に入っていくイメージが大切”

そりゃそうかって話なんだけど、あんまり意識したことはないなあって思った。

2012/10/22 C判定

今日は会社の健康診断だった。相変わらず採血だけは苦手。貧血になりそうになるのを必死で我慢する。多分、プラシーボというか。心理的なものだと思うんだけど、ね。一度、気持ち悪くなった過去をずぅっと引きずって、採血のタイミングで気持ち悪くなる。でも、最近、少しだけ緩和されてきた。毎年のことなので、段々、慣れてきた。こうやって人間は鈍化していくのだ。

結局、問診の心雑音で引っ掛かる。いっつも「心雑音がある」と先生に言われて、「経過観察」だったんだけど、今回の先生には「経過観察」ではなくって「再検査」にされてしまった。「一度、見ておいてもらって、確認しておいた方が気が楽じゃないですか?」とのこと。まあ、そりゃーそうか。

そんなわけで、問診で引っ掛かったので、結果通知が来る前から「C」判定なのが分かってしまっているという……。何とも複雑な気分で職場復帰。

2012/10/21 網羅的であることが常に便利であるとは限らない

食事どころを探すのに、ぐるなびとか食べログとかホットペッパーとか、まあ、いろんなツールがあるんだけど、最近、過飽和じゃないか、と思っている。たくさんのお店が載っていて、どれがいいのか、全ッ然、分からない。場所も、全部、ポチポチと押しながら探さなきゃいけないし、目的のものが見つかりにくい。どうやら、網羅的であることと利便性があることは違うようだな、と感じている。

結局、地域の情報誌みたいな冊子の方が便利になってしまった。難しいな。紙媒体だと、当然、「紙面」の都合で紹介する量に上限がある。編集サイドによる取捨選択の作用が働く。だから、ある程度は情報の質が精査される。でも、電子媒体だと、編集作業みたいなものがない。だから、無審査で有象無象が入り込めてしまう。その辺は便利なようでいて、薄っぺらい。そこが課題だな、と思う。

昔、Yahooは検索サイトを作ったときに、ウェブサイトを取捨選択をしようとしていた。審査してくれていた。でも、結局、無作為なgoogleに負けてしまった。その結果、何が「正」のウェブサイトなのかが分からない状況にある。公式ページよりも個人サイトが上位に来ることだってある。同じように、食事どころも、情報ポータルサイトの出現で、便利になるかな、と思ったけれど、最近は何が何やらだな、と思う。

紙媒体に回帰するようなら、進歩的じゃないよなあ。原点回帰か?!

2012/10/20 別天地

今日は開港広場前にあるJACK CAFEに行った。でっかいHeinekenの瓶の模型が軒先に突き刺さっているシンボリックなカフェだ。お店の外観に惹かれていて、前から、ずぅっと気になっていたのだ。

入ったら、いきなり異世界だった。アメリカとかヨーロッパを旅行して、喫茶店に入ったような錯覚を覚える。床も壁も白黒のタイルで、背の高いテーブルと赤いビビットな椅子が置かれている。電飾がピカピカ光っていて、正面にはスターウォーズのアミダラ女王の巨大な像が安置されている。そして、店内は雑多な置き物やポスターで溢れている。無愛想な髭面の若いお兄ちゃんがバー・カウンタから出て来て、無造作にメニューを持ってきた。入口からは明るい陽射しの大通りが山下公園に沿って続いているのが見える。並木道が非常にお洒落。

ハンバーガーも、パンにハンバーグが挟まっているだけ。ピクルスもトマトもレタスもタマネギもマヨネーズも自分で適当に挟んでね、という感じで添えられていて、ケチャップとマスタードがでーん、とテーブルに置かれる。コーヒーもマグカップに入っていて、スプーンもマグカップの中に無造作に突っ込まれている。受け皿みたいなものはないのだ。完全に異国の地に訪れたような感覚。

昼間っからワインやカクテルを飲んでいるお客さんもいて、自由だなあって思う。その感じもまたGOODだ。ああ、居心地がいいなあ。

珍しく、キャメラを家に忘れて来てしまったので、写真はアップできないけれど、また訪れたいカフェだ。……まあ、職場から近いので、すぐに来られるんだけど、さ。ふふふ。

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午後からは横浜へ。そしてスーツ・ファクトリィでワイシャツとネクタイを購入。なるべくド派手なのをチョイスしてやろうと奮闘。水玉模様が流行っているのかな。結構、たくさん種類がある。ブルーを基調にいろいろと選んでみたので、月曜日にはそれを着て仕事に行こうと思う。

2012/10/19 踊れないボクたち!?

ヒップホップ教室で猛烈にダンス、ダンス、ダンス。今日はいろんなステップを習った。習ったとは言っても、次から次へといろんなステップが出てきて、それを真似して踊っていたので、全ッ然、覚えられていない。でも、いろんなステップを踊ることで、何となく、ダンスのコツとか感覚が分かるかもしれないな、という予感とか手応えみたいなものがあったのは確か。こうやって、地道にいろんなステップを踏襲していくのも、感覚を研ぎ澄ますという意味では、いいもんだな、と思った。

まあ、何でもそうなんだろうな、とは思う。頑張ろう。

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