《過去の雑記》

過去の雑記506件から515件までを掲載しています。

2012/08/26 機関車、ソラを飛ぶ!?

蒸気機関車のモビールを作成してみた。有隣堂で売っていた。本当はコピックを買いに行ったんだけど、欲しかった商品は手に入らなかった。でも、こういう発見があるから、有隣堂みたいな老舗の本屋さんって素敵だ。

比較的、簡単に作れた。折り線のところにミシン目が入っていたので、真っ直ぐ折れる。何よりも素敵なのは、ちゃんと折り目に沿って折って糊付けすると、ちゃんときれいな箱になるということ。当たり前のようだけど、でも、意外と工作をしていて、ピシッとした箱になることって珍しい。それだけで、もう、気持ちよくなってしまう。

食卓の上にぶら下げてみた。食事をしながら、ふと見上げるとぶら下がっているという按配。

ジェノヴァ・ソース!

このペーパ・クラフトのモビール、いろんなシリーズがあるみたいなので、順番に作っていこうかな。穴だらけのチーズの上を、ネズミたちがモビールの糸に沿って駆け上がっていくモビールも素敵だったもんなあ。

2012/08/25 Pesto Genovese

Cafe TRYSTでパスタ。いっつもパスタを作っていて思うんだけど、ジェノヴァ・ソースってどうやって活用するのかということ。家でバジルを育てているけれど、本通りに作っても、絶対にうまくできない。草っぽい味になる。だから、こうやって外でプロフェッショナルな人のジェノヴァ・ソースを使ったパスタに挑戦してみる。うーん、こういう美味しさが、家では再現できない。大体、パサパサしちゃうんだよね。クリーミーにならないなあ。難しいなあ。

ジェノヴァ・ソース!

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また、ヒップホップを始めてみようかと思い立つ。それに伴って運動靴を買いに行く。洋服と同じで、靴にも流行ってあるのかも知れない。いつもボクが好んでいるメーカの靴のシリーズは、どれもあんまりピンと来ない。そういうこともある。だから、今回は趣きを変えて、いつもは選ばない靴にしてみた。そういうこともあるのだ。

2012/08/24 一見すると安全。

次から次へと攻めてくる難題を、次から次へとやっつける。最近、そんな毎日だ。倒しても倒しても湧いてくるから厄介なヤツら。えーいッ、面倒臭い。全部、薙ぎ倒してくれるわーッ。

……でも、思うこと。基本的には、深く突っ込んでいけば行くだけ、難題が立ち現れる。結局、遠巻きに見ている間は、問題の本質は立ち現れない。だから、一見すると安全だ。でもでも、よくよく覗いてみると非常に危険だったというのが露呈される。

そういう意味じゃ、ボクは機能しているといえるかもしれない。ちゃんと働いている。

2012/08/23 そういう気分なのだ。

連日連夜、Cocco漬け。album『ブーゲンビリア』から『エメラルド』まで。延々と流し続けている。きっと、そういう気分なのだ。

最近、無性に絵が描きたいと思う。ガリガリと絵を描きたい。こういう欲求って今まで味わったことがない。文章が書きたいことって結構あった。歌いたいときもあった。でも、絵を描くことに対しては、そういう衝動を感じたことがない。何があったんだ、自分!? きっと、そういう気分なのだ。

眠い。すごく眠い。寝たい。きっと、そういう気分なのだ。

2012/08/22 ダライ・ラマの国

本日、職場でビッグ・プロジェクトへの参加の打診を受けた。正式に決定したわけではない。でも、これはちょっと(ボク的には)ビックリするようなミッション。まだここには詳細は書けないし、今後もどうなっていくのか予断を許さない。でも、まあ、嬉しい悲鳴。

最近、外からの評価が、ボクという存在を飛び越えて、実態からグングンと乖離していく感じがする。ちょっと怖い。そのうち、魔法でコーティングしていたボクの正体がバレてしまうんじゃないかしら。そうなったときの処方箋を、今からせっせと用意しておかなくっちゃ。

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最近、facebookで繋がっているボクの同期たちがバリバリと働いている様子が透けて見えている。バリバリと何かを壊しているわけじゃない。あちこちに自分のフィールドを広げながら、大活躍しているのだ。だから、きっと、ボクもそういうお年頃なのだと思う。ただ、ボクとしては、まだその実感がない。まだゆるゆると物見遊山な感覚でいたいし、ふらふら、へらへらとしていたい。だから、何だか今、ソワソワしている。そろそろ覚悟を決めろ、ということかな。うーん。

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話は変わるけど、お喋りが大好きな同僚が職場にいると全ッ然、仕事が捗らない。シャットアウトしてボクを一人にしておいてくれ、と叫びたくなるときがあったりなかったり(ごにょごにょ)。

2012/08/21 テーマに沿って書くって!?

『TRUCK & TROLL』を読み終わった。『DOG & DOLL』以上に破天荒。そして、もはやタイトルの語呂もよく分からない。ロックンロール、チップンデール。アッチョンプリケ。

それにしても、音楽ってコンセプトだけで、よくもまあ、いろんなことが書けるものだなあ、と感心した。全ッ然、音楽と違うことが書いてあっても、やっぱり根底には音楽がある。そういうコラムである。

ボクもファンタジィ事典を編纂している身の上(?)。もう少し、ファンタジィにまつわる雑記を書いた方がいいんじゃないかしらといつも自問自答して満足している(こらこら)。まあ、本来ならテーマが首尾一貫していた方がコンセプチュアルでいいな、とは思っている。でも、まあ、あれだ。ボクが書いているのは「日々の雑記」なので、日々の雑記である点では首尾一貫している。別にファンタジィ雑記を書いているわけではないのだ(えっへん!)。


『TRUCK & TROLL』 (講談社文庫)

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ファンタジィと言えば(お、無理矢理な展開!)、最近、どこの本屋さんでも、記紀神話の特集が組まれている。日本神話ブームなんだろうか。それとも古事記編纂1300周年を記念した「神話博しまね」が開催されているからだろうか。『古事記』と『日本書紀』が平積みでずらり、と並んでいる。何だか不思議な感じ。

『古事記』は読み物として非常に面白いと思う。ちゃんとストーリィになっている。でも、それでも解釈しなきゃいけない部分が多々ある。行間を埋める作業を伴うので、結構、大変だ。1300年も前の当時としては、その当時の文化とか儀礼、文脈とか主張とかがいろいろと込められていたんだろう。でも、今となってはそれが分からなくなっている部分がたくさんある。だから、想像で補ってやらなきゃいけないし、補えない部分は解説が必要になる。だから、非常に難解だ。

昔、『極道(ゴクドー)くん漫遊記 』(角川スニーカー文庫)を読んでいたときに、騎士が現れて、その騎士の兜の描写に「ウルトラマンみたいな仮面」という表現が使われていた。ウルトラマンを知らない外国の人は、その表現じゃ多分、伝わらないし、百年くらい経って、ウルトラマンを知らない世代の人々ばっかりになったら解説が必要になるだろう。きっと、「※ウルトラマンの仮面:ウルトラマンは昭和の日本の特撮もののヒーロー。銀色の頭部に大きな丸い目がついている」みたいな解説が添えられるのだろう。そんなもんだ。『古事記』は1300年も昔に書かれた作品だ。それを読もうというのだから、分からないことだらけ。それは仕方ない。

それでも、『古事記』はストーリィになっているので、比較的分かりやすい方なのだ、と思う。本屋さんに平積みになって特集されていて、売れるのかしら。まあ、神話好きのボクとしては、こうやって神話が広く受容されていくのは大歓迎だけどさ。

2012/08/20 ファンファーレ!!!

Mr.Childrenの『Fanfare』が聴きたくって(『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』の主題歌だったのだ!)、アルバム『SENSE』を買ってきた。知っている曲がないなあ、と思っていたら、シングル曲はないらしい。すげぇ。それだけでビックリした。こんな風に、アルバム曲だけで構成するというのは、実はボクの理想形だ。シングルのところだけ、何だか流れが変わっちゃう感じがするので、丸っと全部アルバム曲だと、するーっと聞けてしまうのでいい。とは言え、まあ、ボクの中での『Fanfare』は最初っからポテンシャルが高いので、そこだけはどうしたって浮いてしまうんだけどね。

でも、1曲目が一番、よかったかなあ。『I』という楽曲。暗さが半端ない。そして歌詞カードを読んでさらに暗い。どよーん。

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さて、ここで話題は全ッ然、変わる。

プレゼンテーションで一番大切なことは、話者が聴衆に対して何を伝えるか、だ。伝えるかというよりも、むしろ、伝えようとするか、の方が近いかな。伝えようとするもの。それが明確でなければプレゼンテーションは成立しない。どこまで厳密に伝えようとするものが明確化できるか。それが肝要。

話者が、伝えたいこともないのに喋っているというのが一番、最悪。伝えたいことが明確じゃないというのもダメ。それから、あれも、これも……といろいろと伝えたいことがあって、結局、何が何やら分からないというのもよくあるパターン。今回のプレゼンテーションの話者はどのパターンだろう。どうも、最悪パターンじゃないか、と勘繰ってしまう。

そんなわけで、途中から、ボクは投げ出して、物思いに耽っていたっけ(こらこら!)。

2012/08/19 システムの新設と更新!?

ファンタジィ事典miniをガンガン更新中。とは言え、特に表に出て来るような更新作業ではない。裏でせっせと改訂作業を進めている状況。体裁を揃えたり、リンク切れを修正したり、スペルを修正したり、CSSを変更したり……。

実はこういうマイナ・チェンジは、アウトプットとしての成果に繋がらないのでやっていても全ッ然、面白くはない。でも、こういう細かいところが間違ったまんまだったり、デザインがちぐはぐだったりするのも気持ちが悪くって、我慢できない性格なので、どうしても、ちまちまといじってしまう。

この辺のバランス感覚って大切で、あるところまでで我慢して切って捨てないと、前に進めなくなる。過去につくったものは過去につくったものとして、そこで断ち切って、えいや、で前に進んでいかないと、新しくつくれない。だから、ギリギリのところまで我慢しているんだけど、やっぱりボクも成長するし、客観的にもなるし、冷静になったりするので、限界を超えてしまうと、過去に立ち戻って修正する。創作の場合、当時の表現には、それはそれ、それなりに価値がある。でも、ファンタジィ事典の場合は、そういう価値ってなくって、あくまでも情報なので、気に入らなくなったらどんどん直してしまう。直す作業と新しいものを生み出す作業と、どっちが大事だろう。

でも、それって何事もそうだ。システムっていうのは「新設」と同様に「更新」が必要。そして、既存のシステムが大きくなって行けば行くほどに、更新の需要も増えていく。そのバランスを間違えると、システム構築に失敗する。難しいなあ。

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久々ギリシア・コーヒーを淹れて飲む。懐かしい。

ギリシア・コーヒー!

2012/08/18 ヴァーチャル・リアリティ?

近所の団地でお祭り。駅前のお祭りとは違って、こっちは結構、本格的。ぼんぼり(雪洞って書くんだ! 知らなかった)に灯りが灯っている。人の集まりもすごい。櫓(やぐら)を組んで、盆踊りが始まる。ちゃんと、太鼓もあって、地元の人が叩いている。

幻想的雪洞!

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サイバーエージェントの提供しているオンライン・サービスのアメーバピグ。ピグライフ、ピグアイランドに続いて、ピグカフェが始まった。そのうち、今度はピグワールドが始まるという話だ。アメーバピグって、ひとつの仮想現実の姿だと思っている。だから、注目している。

今じゃ、ドラクエもオンライン・ゲームになった。自分の家を作って、そこに家具なんかを配置できるらしい。こういう形の遊びって、誰が始めたのか分からないけれど、でも、少なくともアメーバピグは、そうやって成功したゲームのひとつだ。仮想世界に自分だけの家を構築するというのは、面白い試みだと思う。だって、みんな、自分の家が持ちたいのだ。で、お気に入りの壁紙、床、家具なんかを置いて飾りたいのだ。それを仮想世界でありながらも、体験できるというのが面白い。

ピグライフは自分で作物を収穫したり、家畜を飼ったりしながら、結局、家と庭を自分の好きなようにアレンジしていくゲーム。ピグアイランドは、あちこち島を探索して、木材や鉱物、草花なんかをゲットしながら、自分の島を好きなようにアレンジしていく。そして、今回のピグカフェは、料理をつくってカフェを経営するわけだけど、カフェの内装やテーブル、椅子の配置を自分の好きなようにアレンジできるのだ。

エンジョイ・ピグ♪

ちなみに、これらに続くピグワールドは、町全体をアレンジする。まあ、シムシティみたいなゲームだから、これは昔に逆戻りな感じはするんだけど、どうだろう。

結局のところ、どんなにきれいに家や庭、島やカフェを飾ってみても、本当は仮想世界の出来事だ。しかもモニタ上にデータを表示しているだけなので、データそのものは丸っきり取得していないわけで……。それでも、ものすごく楽しいのが不思議なところ。その上、この仮想世界に対して多額の資金投入している人も多数いるわけなので、もう、仮想世界と現実世界の区別って、非常に曖昧だ。実際に家を買って、家具を買ったらいくら掛かる? 島をひとつ購入しようなんて、どうやったら出来る? 仮想現実で満足できてしまうのなら、こんなに安上がりで楽ちんなことはない。実にうまい商売である。

2012/08/17 トンカチでポカン! 「悪人」への制裁の話

大津市の教育長がハンマーで殴られたらしい。ざまあみろと思う人もいるかもしれない。その気持ちは分からないでもない。やっぱり、理不尽な発言をしていたから、因果応報と思う部分もないわけではない。だけど、普通に考えたら、ハンマーで人を殴るって許されることではないし、異常な行動だ。

世論全体が、何となく、権力に対して罰を与える行為に対して賛同する風潮がある。メディアが、そう仕向けている部分もあるかもしれない。匿名掲示板みたいなところの「無責任さ」がそういう発言を助長させるのかもしれない。

イジメっ子とその親の情報を晒すことを是としてみたり、こうやって教育長をハンマーで殴った犯人を英雄視してみたり、そういう雰囲気が社会全体、特に若者の間に蔓延していることが、すごく怖いことだと思う。異常なことだと思う。

韓国人サッカー選手がオリンピックの場で竹島の領有権を主張するパフォーマンスをした。でも、多くの韓国人にとって、それはおかしな行為に映らないらしい。そういう社会的、文化的なイデオロギーってある。

最近の日本人も、そういう風潮があって、「悪人」となるとみんなで寄って集って叩く。特に権力者とかお金持ち、有名人だったりするとそう。そういう風潮がある。怖いなと常々思う。

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