《過去の雑記》

過去の雑記366件から375件までを掲載しています。

2013/01/13 妹の人生について考える。

頑張って妹君の結婚式で使うプロフィールVTRの作成に勤しむ。もう、ね。段々と期限が近付いてきた。ボク自身、ミャンマーへ出掛けなきゃいけないので、それまでにはやっつけなきゃならない。

それにしても、他人の人生を説明するのって難しいな、と感じる。よくテレビで誰かの人生を紹介するVTRがあるけれど、よっぽど取材して作っているのだろうな、と想像する。身内の妹の人生ですら、ボクにはよく分からないことだらけだ。節目節目でどういう意思決定をして今に繋がっているのかが分からない。今、どういう生活をしているのかも、表面的なことしか分からないので、本当のところは想像できない。

アンケート調査票を作って埋めてもらったことで、多少、クリアーになったこともたくさんあって、そういう情報を繋ぎ合わせながら必死になって作っている。こんなに妹の人生について考えたことはなかっただろう。

2013/01/12 何事も鍛錬が必要だ(笑)!

久々のエスプレッソ・マシーンでアート・コーヒー。まだまだアート・コーヒー初心者だ。何よりもフォーム・ミルクを上手に作れない。でも、回数を重ねれば、きっとうまく淹れられるだろう。

アート・コーヒー

だって、最近、ドリップ・コーヒーも上手になった。温度や湯量で味を多少なりともコントロールできるようになってきた。何事も鍛錬である。……でも、文章は全ッ然、うまくならないでやんの。とほほ。

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車田正美の『聖闘士星矢』を全巻ゲット。ふふふ。これから楽しく読むぞー。俺の小宇宙(コスモ)が燃えている!!!

2013/01/11 価値のあるもの

今日はお仕事で厚生労働省。丸ノ内線の霞ケ関駅で下車して改札を抜けたら、そのまんま厚生労働省の庁舎に入れた。ちょっとビックリ。しかもあっちにもこっちにも守衛さんがいて、物々しい。ものすごいセキュリティ。人件費って結構、バカにならないので、もったいない、と思う。ICカードみたいなものを使ってタッチしてゲートを通過するので、これだけで十分、セキュリティ機能はあるのではないか。ココにそんなに守るべきもの、価値のあるものがあるのかしら。

さて、と。お仕事そのものは比較的、イージィに終わった。でも、相変わらず、先行きは不透明だなあ。誰が悪いのか。どうしようか(遠望)。

2013/01/10 様々な言葉で各々の全てを見極めなくちゃあならない 正しいとか 間違いとか 黒だとか 白だとか

今日は茅ヶ崎経由で宮山へ。えっちらおっちら電車の旅だ。JR相模線は単線電車。手動でドアを開けないと乗れない。話には聞いていたけれど、実際に乗ろうと思うとちょっと戸惑う。宮山には寒川神社があるので、初詣のお客さんで多少、まだ賑わっている感じ。川っ縁に高速道路のランプを建設中だった。のどかだなあ。

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そうそう。今井配水池の流出のところの流調弁の不具合で、横浜市で最大4万世帯が断濁水というニュースが流れていた。このご時世、日本でもこんな規模の断水が発生するのだなあ、と他人事のように眺める。

それにしても朝日のキャスタが「横浜市で4万世帯が断水などした」と説明していたけれど、これって随分、ニュアンスが違う、と思う。実際のところは「最大4万世帯が断濁水」だ。断水と濁水は違うし(断水はほんの一部だと思う)、「最大」というのは「最大で見積もったとしても4万世帯」というニュアンスだ。流出圧力が大幅に低下している関係で、圧力が届かない高台のところで断水になる。管路の圧力なんて、人々の水の使用量で変わるので、実際、各地点でどのくらい圧力低下したかは分からない。分からないので、断水世帯の数は把握できない。そういう意味で「最大で見積もったとしても4万世帯」だ。日本語って難しい。ニュースって必ずしも正確ではない。それなのに真実のように語っているわけで、情報の取捨選択って本ッ当、難しい、と思う。

2013/01/09 最良のパートナ!!

ボクが寝込んでいるので、業を煮やしてちぃ子が動き出す。妹の旦那さまのプロフィールVTRの雛形をつくっている。素敵だ。やっぱり彼女は天才だ、と思う。ボクがチョイスした音楽に、ピタッとハマるように写真や動き、物語を持ってくる。音楽の雰囲気が切り変わるところで、プロフィールの展開も切り替わる。こういう感覚というか、嗅覚って、やっぱり生まれ持ったセンスだよなあ、と思う。ボクにはとても真似できない。

ちぃ子がある程度、路線を引いてくれたお陰で、ボクもイメージがふつふつと湧いてくる。体調が回復したら、すぐにVTR作成に取り掛かろうと思う。

2013/01/08 隊長さんが婦長さん

隊長さんは婦長さんで悲鳴を上げていたけれど、でも、年始からおいそれと大量に休むわけにはいかない。年末年始で休んでいた分、仕事は溜まっている。家にいると、そういう状況が全然、見えないので、不安になる。だから、身体に鞭打って、一所懸命お仕事に行った。頑張って職場復帰だ(当たり前!)。

夕方くらいには、また熱がぶり返してきて、ハイ・フィーバだったとは思う。でも、職場にいると多少、緊張しているので、立っていられる。適度な緊張感は大切だなあ。寝ていても、全ッ然、介抱に向かう感じがしなかったもの。

2013/01/07 変テコ病院!?

今日も仕事を休んで近所の病院へ行く。最近、駅前に新しくできた病院だ。平日は夜8時まで。そして土日も開業してくれている。ちょうどいい機会だったので、行ってみた。

ここの先生は喋り出したら止まらないらしい。ああでもないこうでもないと、延々と世間話が続く。その後、医学的な蘊蓄やお薬の蘊蓄が続く。患者であるボクも、どうしたもんかと困ってしまう。そう思っていると看護婦さんがやってきて、先生の話に割って入って腰をへし折る。そして先生の話をざっくりと要約して終わらせてしまう。でも、先生は喋り足りないのだろう。また、スキを見て喋り出す。そうすると看護婦さんが先回りして結論を述べて、また強引に話を打ち切る。そんなやり取りがしばらく続いて、ボクは途中で半ば無理矢理、診察室から追い出された。面白い病院だった。

夜中に咳が止まらないので眠れないという話をしたら、貼り薬をもらった。どうやら薬が肌から浸透していくタイプらしい。初めての処方だったので、ちょっとワクワクしている。このワクワクだけでもプラシーボ。今日はぐっすり眠れるのではないだろうか。

2013/01/06 フライング・ゲット、七草粥!?

うーん。ハイ・フィーバ。これは明日も仕事行けないんじゃないか?

ちぃ子がお粥代わりに1日早い「七草粥」を作ってくれた。初めて作ってみたらしい。身体に優しい味。おいしい。よーし、これを食べて、温かくして、寝るぞ。お休みなさい。

七草粥

ちなみに、七草粥って一年の無病息災を祝って食べるらしいんだけど、もうすでに風邪っぴきの場合には、どう考えるのだろうか。うーん。

2013/01/05 妖怪たちの居場所

今日は隊長さんが婦長さんだったので、家でごろごろと寝ていた。仕方がないので、アラビア伝承の造詣でも深めようと思って『千一夜(アルフ・ライラ・ワ・ライラ)』を順繰り読む。『千一夜』って結構、長くって、東洋文庫版で18巻+別巻の全19巻ある。面白い話と面白くない話とが玉石混淆なので、結構、読むのはしんどい。だから、こういうときくらいしか読めない。

ちなみに、一般に流布しているアラビアン・ナイトの物語って、バートンの英訳本とかマルドリュスの仏訳本を邦訳したものを下敷きにした「再話」だと思う。ヨーロッパのケレン味たっぷりな演出が加わったものだ。でも、東洋文庫版は、アラビア語原典からの直訳なので、面白い。訳注も「アラビア語ではこういう表現になっているが、こういう風に訳した」的な説明が載っているので、参考になる。

併せて、マルコ・ポーロの『東方見聞録』も読んでみる。シンディバードの冒険に登場する巨大な怪鳥ロック。白いドーム状の家だと思ってぐるぐる周っていたら、実はロックの卵だったっていうあれ。あの怪鳥について、実はマルコ・ポーロも紹介してくれていて、しかもロックの羽毛をフビライ・ハーンの宮殿で見たと書いている。

つまり、ね。マルコ・ポーロはロックの存在を信じているわけだ。実際のロックの羽毛を見せられて、ああ、未知の世界にはこんなに巨大な鳥の怪物がいるのだなあ、と思っていた。実際にはこのロックの羽毛は、ケフィラ椰子の葉っぱで作られた精巧な偽物だったのだろうと考えられている。まあ、日本人も江戸時代には「人魚のミイラ」と称していろんな動物のミイラを組み合わせて作った偽物を売りに出していたわけだから、当時のマダガスカル島周辺の人々も、そういう感じで、モンゴルの皇帝を楽しませるために、あるいは貴族に高く売りつけるために、偽物を作っていたのだろう。そして、それをマルコ・ポーロも見たわけである。

こんな風にして、シンディバードの冒険に登場するロックのような幻想動物も、大真面目に信じられていた時代があったというのを、古い文献から見つけてくることができる。現代は未開の地ってほとんどなくなってしまって、科学がオカルトをどんどん排除してしまって、こういうファンタジィって信じるものではなくなってしまった。でも、こうやって大真面目に信じていた時代の方が、きっと夢があって楽しかったよなあ、と思う。妖怪たちの居場所って、どんどんなくなってしまう。そんな気がする。

2013/01/04 創作とビジネス

ハイ・フィーバで職場に行けず。しかも全身が軋んで動けなくって、起き上がれなくって、危うく無断欠勤になるところだった。はた、と時計に気がついてよかった。あのまま倒れ伏して寝ていたら、多分、無断欠勤になっていた。危ない、危ない。

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妹君の結婚式で流すプロフィールVTRについて悩んでいる。意外と、人様の人生って、他人にとってはどうでもいいというか。本人は真剣に生きているんだけど、それって他人には分からない。本人がどういう意思決定をして、何に興味を持っていて、どうやって生きてきたのか。それって、実は本人しか分からない。だから、本人がちゃんとそういう主張したいポイントを説明してくれなきゃいけない。でも、どうも、プロフィールVTRってみんなやっているからやろう、みたいないい加減な気持ちでいるらしい。

ちぃ子の弟夫婦も、プロフィールらしいプロフィールや、プロフィールに適した写真をボクたちに与えてくれなかった。だから、与えられた素材の中で、何とかストーリィにした感じ。

今回の妹夫婦も、ほとんどプロフィールらしきプロフィールを示してくれない。写真もほとんどない。だから、与えられた素材の中から何とかストーリィらしきものを捻り出さなきゃいけない。しかも、それが正しいかどうかはボクには分からないのだ。

仕方がないので、二人の人生が何となく把握できるような、整理できるようなアンケートを作成して送りつける。弟夫婦のときも、アンケート調査をして、何とかストーリィに仕立て上げた。今回もそれでやってみようと思っている。

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「作り手」と「依頼人」の温度差って、結構あるもので、結婚式のプロフィールVTRを請け負っている会社が完全なテンプレートで、写真と文字を全部、「依頼人」に埋めさせるというシステムを採用している理由が分かる気がする。どれだけ「いいもの」を作ろうと思っても、ビジネスとしてやろうと思ったら、そういうやり方でないと成立しないのだろう。

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