《日々の雑記》

2024年8月1日 まさかの顔出しとダンス!?

Adoプロデュースのアイドルグループ・ファントムシータの待望の2作目がアップされた。のっけからまさかの顔出し! そして踊れるんかい!?

前回はチャランポランタンの姉が楽曲提供していたが、今回はボカロPのきくお氏だ。ボカロっぽい楽曲と言えばボカロっぽいが、ストリングの音で始まって、ちょっと昭和レトロっぽいと言えば昭和レトロっぽくて、見事だ。そして、サビが歌詞はともかく、メロディがアイドルっぽい。キャッチーで覚えやすい。

表情とか動きとか、ものすごく振り切っていて、ちゃんと洗練されている。若い人たちは凄いなあ。

2024年7月31日 オズ・シリーズのイラスト化、絶賛撃沈中

勝手にオズ・シリーズの登場人物のイラストを描いて「ライマン・フランク・ボームは『オズの魔法使い』だけじゃないよ」「オズ・シリーズは全部で14作品あるんだよ」ということを勝手にPRしようと試みたが、思いのほか、Xでもpixivでもバズっていない。それなのに勢いでたくさん描いてしまって、まだまだストックが残っているので、順次、アップされていく。バズらないままひた走っていくのか、誰かが見つけてバズらせてくれるのか。さてはて。

ティック・トック
ティック・トック
ホイーラー
ホイーラー
ソーホース
ソーホース

イラストとしてはかわいく描けていると思うんだよなあ。オズの世界の不思議な感じも出ていると思うんだけどなあ。マイナーなのかなあ。そうかもしれないなあ。うーん。

2024年7月29日 オズ・シリーズから「ソーホース」を描いてみた

オズ・シリーズをイラストに描き起こすシリーズとして、ティック・トック(チクタク)とホイーラーを描いたが、続いて、ソーホースを描いてみた。さてはて。

ソーホースのイラスト

日本語の翻訳だと「木挽き台の馬」とか「ノコギリ馬」とかって訳されている。かわいさと翻訳の妙では「ノコギリ馬」に軍配が上がる。でも、英語だと「木挽き台」そのものがそのまんまsawhorseだったりするので、ちょうどダブルミーニングになっていて、いい感じなんだよね。そもそも、日本では「木挽き台」という表現そのものがあまり使用頻度が高くないかもしれない。

基本的に全部が木なので、色は茶色しか使わないという意味での難しさ。でも、動きが出るように、曲線とかにはこだわって描いてみた。しかも丸太の丸みを出しつつ、影も入れつつ、白黒でも問題ないくらいに下絵を整えてから彩色してみた。イラスト的には金の蹄鉄とか、赤い革のサドルとかで装飾してもよかったんだけど、やっぱり、チップに生命の粉を振り掛けられて動き出す瞬間のインパクトが描きたくて、無垢な感じにしてみた。さてはて。

2024年7月28日 ベトナムの妖怪を緩やかに更新中。

MA QUỶ DÂN GIAN KÝはベトナム語のウェブサイトだが、今は機械翻訳が優秀なので、熱意さえあれば何とか解読はできる。というわけで、ベトナムの妖怪を2体更新してみた。マーヴーザーイチャオドイノンメだ。

マーヴーザーイは長い乳房を持つ女性の妖怪で、赤ん坊に乳をやらなければならないという執念にとりつかれていて、結果、赤ん坊を窒息させてしまう。一方で、若い男性を誑かす存在でもある。長い乳房を持つ点では、インドネシアのウェウェゴンベルに似ている。ウェウェゴンベルは赤ん坊に対しては優しいが、赤ん坊をさらってしまう悪癖がある。マーヴーザーイはヤシの木やココナッツの木などの高い木の上に棲んでいるが、ウェウェゴンベルもパームヤシの木の上に棲んでいる。一方、アルゼンチンやボリビアのサッパン・スックーンも長い乳房を持つ妖怪で、どこに棲んでいるのかは誰も知らないが、どこからかやってきて、仕事中の母親に代わって赤ん坊の世話をしてくれる。けれども、仕事をサボる男性を連れ去るという悪さもする。何となくこの三者は似ている感覚がある。

チリやアルゼンチンの首だけで空を飛ぶチョンチョンが、タイのグラスーやフィリピンのマナナンガル、ベトナムのマーライに似ているので、暮らしとか文化の中に、何らか同じような要素があるのかもしれないよなあ。

チャオドイノンメは破れた編み笠をかぶったイヌの妖怪で、まさに「長く生きた獣は霊力を得て妖怪と化す」という中国や日本の妖狐猫股などのイメージに近い。面白いのは、ベトナムではネコやアヒルやニワトリなどの獣も妖怪と化す中で、チャオドイノンメが彼らのリーダー格であるという点。そして、月夜に屋根の上に登って人間の魂を吸う点だ。非常に幻想的。

2024年7月26日 禁じられた果実2つ目!!

Ayasa氏率いるEast of Eden。2nd albumが発売されて、新曲「CROSS∞ROADS」が公開された。わかざえもんがいつも以上に荒ぶっていて、上に下に動き回っている。楽しそうで何よりだ。

結構、今回のalbumはガチャガチャした印象で、ともすればバラバラになってしまいそうなところをうまくバランスをとってやっている感じの楽曲が多かった。全体的に楽曲が速くて、みんな、感性が若いんだなー。

2024年7月25日 パティン・ナ・パクパカンを描いてみた。

フィリピンの妖怪をイラストに描き起こす企画第33弾で「パティン・ナ・パクパカン」を描いてみた。ビコル地方の『イバロン叙事詩』の中で、英雄ハンディオンと仲間たちに襲い掛かった空飛ぶサメの一団。上空を旋回して次々と急襲してくる。

パティン・ナ・パクパカンのイラスト

サメと言えば、灰色のイメージがあるが、ボクはいつもサメを描くときには灰緑色で塗るのがしっくり来る。だから、別に神話・伝承でパティン・ナ・パクパカンが「緑色」と記述されているわけではないのでご用心(笑)。

本当は上空を旋回しているシーンを描いた方が伝承に即している。でも、それだと飛んでいるのか泳いでいるのかが分かりにくくなってしまったので、飛び出している瞬間の絵にしてみた。技術力があれば、上空を旋回して獲物を狙っているような絵も描けるのかもしれない。そもそも、背景を入れたら楽勝なんだよね。背景を入れないで真っ白の正方形の中に妖怪を描くというテンプレートに決めてしまったので、それで結構、苦しめられているところはある。妖怪画と言えばメガテンの金子一馬氏のイメージがあって、どうしてもそのイメージから脱却できない。

2024年7月24日 モチベをアップ!!

たまにいつもの業務を離れて研修を受講すると、いい影響を受ける。前向きになれるし、新しい気づきがあって、頑張ろうと思って、モチベが上がる。

こういういい影響を受けたこのタイミングで、自分の生活とか、趣味とかを見つめ直すと、新たな気づきや発見があってよき。たとえば、このウェブサイトの運営とかについて考えて、一歩ひいた感じで客観的に考えることができたりする。

もう少しだけ集客しなきゃいけないかなあ。今、ちょうど訪問者が80人/日くらいかなあ。ビューはもう少し多い。でも、もうちょっと影響力をつけるためには訪問者数を増やしたいなあ。SNSも活用しながら、いろいろと取り組んでいきたい。でも、まあ、SNSから流れてくる数そのものは、今は実はそんなに多くはなくって、ググって見つけてくれるお客さんがほとんどだ。だから、SNSでの種々の展開そのものが、このウェブサイトの発展には有効になっていない。もう少し、ウェブサイトに誘導していかなきゃいけないのかもしれない。

2024年7月22日 髪の毛で人間を襲うフィリピンの妖怪たち!?

土日にフィリピン伝承の調査をしていた。意外と時間がかかって、土日にはファンタジィ事典の更新までは辿り着けなかった。……というのも、髪の毛で人間を襲うという吸血鬼マンララヨについて調べていたときに、アスワン・プロジェクトの記事の中で、マンララヨが日本の妖怪に似ている指摘されていた。おそらく、磯女を念頭に置いた記述だと思われる。磯女も髪の毛で人間を血を吸う。そして、カガヤン・デ・オロの人々は、日本軍を怖がらせるためにマンララヨの伝承を広めたと説明されていた。

でも、調べてみると、意外とフィリピン全土に髪の毛で人間を襲う妖怪がたくさん、登場する。たとえば、グモンなんかは毛の塊そのものの妖怪で、毛の塊の中には女性の妖怪がいるとされているが、毛がメインのヴィジュアルになっている。オオカミ人間みたいな妖怪もいる。マラカットと言って、夜になると毛むくじゃらの獣になって、涎を垂らしながら襲ってくる。これも、長い毛で攻撃してくるわけである。

「アスワン・クロニクル2」というフィリピン映画にはクボットが登場するが、これなんかは、まさにマラカットとかグモンとかマンララヨとかのイメージが全部、ごちゃ混ぜになった感じである。毛の塊から手足がはみ出したような妖怪が地面にいて、獲物を見つけると涎を垂らした獣のように四足歩行になる。そして、髪の毛で獲物を包み込んで窒息死させてしまう。髪の毛を大きく広げて、空中を移動する。もう、フィリピンの髪の毛妖怪を全部、混ぜたような能力とヴィジュアルである。ボクのアスワンのイメージが凝縮されている。

2024年7月21日 オズの「ホイーラー」を描いてみた

オズ・シリーズをイラストに描き起こすシリーズとして、手始めにティック・トック(チクタク)を描いたが、続いてホイーラーを描いてみた。

ホイーラーのイラスト

これなんかは、もう、完全にファンアートだ。何しろ、オズ・シリーズはライマン・フランク・ボームの意向で、挿絵がたくさん描かれている。1作目の『オズの魔法使い』の挿絵はウィリアム・ウォーレス・デンスロウで、彼のイラストは知っている人が多いと思う。でも、2作目からはデンスロウとは不仲になって、新たにジョン・リー・ニールが起用された。だから、3作目に登場するホイーラーもニールのイラストがちゃんtの載っている。本当はもう少し気持ちの悪いニヤニヤ笑いの顔をしているが、服装としてはまさにこんな感じだ。

手が車輪になっている一族なんて発想はボームの凄さだと思う。その凄さを少しでも伝えたくて、頑張って描いてみた。かわいらしい絵柄になったけれど、まあ、児童書なので、それはそれでいいかな、と思っている。

2024年7月20日 プチブロック「幻獣シリーズ」第8弾は「イフリート」?!

ダイソーのプチブロックの「幻獣シリーズ」第8弾はイフリートだ。これもリヴァイアサンのときと同様、あんまり図像化されていないものなので、変なチョイスだな、と思う。

イフリートは『ダンジョンズ&ドラゴンズ』とか『ファイナルファンタジー』とか、ロールプレイングゲームの世界ではある程度、図像化されていて、デザインもあるので、形にはしやすい。でも、本来のアラビア伝承や、よく出典として引き合いに出される『千一夜物語』では、必ずしもその定義や役割は明確ではない。ジンの一種で、ジンのことを指して用いられる。『千一夜物語』の中では、ときにはジンと呼んだり、ときにはイフリートと呼んだりしていて、恐ろしいジンをイメージするときにはイフリートの語が用いられているような印象だ。

このデザインは角が生えているので、その点では伝承のイフリートのイメージには近いかもしれない。ただ、肌の色がオレンジ色になっていたり、赤い透明ブロックが用いられているのは、おそらく火の魔人とされた『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の影響が反映されている。アラビアのイフリートの場合、肌の色は茶色だったり、緑色だったり、黒だったりする。オレンジというのは、あんまりない。

ブロックとしては、二足歩行でちゃんと立てるし、手を広げて威嚇したようなポーズがつくれるのがいい。

……というわけで、今回、第5弾から第8弾までのプチブロック「幻獣シリーズ」をつくってみた。今後も定期的に発売されていくといいなあ。乞うご期待。

2024年7月18日 オズ・シリーズにも挑戦だ。

ライマン・フランク・ボームは1900年に『オズの魔法使い』を発行した後、続編をたくさん書いていて、全部で14作品書いている。オズと言えば、ドロシー、トト、カカシとブリキの樵と臆病ライオンのイメージがあると思うんだけど、そんなもんじゃない。魅力的な登場人物はたくさんいるので、もっともっとオズ・シリーズを知って欲しいと常日頃から思っている。その意味で、オズ・シリーズの広報を担ってみようと思って、今回、オズ・シリーズの「ティック・トック」を描いてみた。

ティック・トックのイラスト

ティック・トックはボームの『オズのオズマ姫』(1907年)に登場した機械人間。日本語訳の本などでは「チクタク」の名前で登場している。思考、会話、行動の3つの機構があって、それぞれがゼンマイ仕掛けで動く。ドロシーに助けられて、以降、彼女に仕えている。何を隠そう、ティック・トックは文学史上初の「ロボット」なのである。

2024年7月17日 石丸構文ってダメなの?

ボクは石丸構文に違和感を覚えない。むしろ、ものすごく理解できる感覚がある。意図もよく分かる。ただ、石丸さんって優しくないんだなとは思う。馬鹿な人に寄り添うことも、ときには必要だし、その配慮というか、優しさはない。馬鹿な人に寄り添えないんだから、結局、石丸さんが馬鹿なのではないかという見方もある。でも、おそらくだけど、ボクはそうではないと思っている。相手が理解できていないことも、自分の言葉が足りていないことも、石丸さんは十二分に分かった上で、寄り添う必要がないと判断しているのだと思う。かなりドライだ。「こいつと議論しても仕方ないから切り捨てる」ということで、だから、優しくないなあとは思う。インタビューの中で「おちょくってました」と笑っていたので、そういうことなのだろう。

「女、子供に容赦」という表現が取り沙汰されて、バッシングされているが、これなんかはメディアと受け手の頭の悪さが露呈している。乃木坂46の山崎さんを舐めているのはメディアと民衆の方である。「アイドルなのだからもっと優しく対応してやれよ」という発想が、そもそも山崎さんを舐めているし、馬鹿にして見下している。むしろ、石丸氏の方が彼女と対等に渡り合おうとしたと評価できる。そういう文脈での「女、子どもに容赦をするっていうのは優しさじゃない」発言で、むしろ、差別意識はない。出身母体が乃木坂46であろうと、アイドルであろうと、メディアの場に出てきて質問しているのだから、その不勉強を誹っただけである。

ボクも正直、山崎さんの質問の意図が組めなかった。組めなかったというのは、実は正しくなくて、訊きたいことの意図は伝わった。でも、石丸氏の言うとおり、都知事選を戦っているのだから、当然、国政レベルの議論であるはずがない。今後の展望として、国政選挙にも出るのかどうか。そういう意図も含めながら、ぼやーっと質問したな、という印象で、それに対しての回答がああなったのだろうなと思う。

うーん。蓮舫氏にしても、石丸氏にしても、どうしてこんなにバッシングされなきゃいけないのかがよく分からない。むしろ、「お友達は選んだ方が……」という小池さんの発言の方がやばかったと思うし、パーティー券購入について明確に回答できなかった態度の方がやばいと思う。それをスルーして、面白おかしく負けた候補者を叩いている場合ではないような気がするんだけど、まあ、ボクは都民じゃないからいいか。

2024年7月15日 新たなる希望

息子と映画『スターウォーズ』のエピソード4「新たなる希望」を観た。大昔にブルーレイで購入して、妻のちぃ子と観たんだけど、そろそろ息子も大きくなってきたし、一緒に観てみようかということになった。いろんな宇宙人とか乗り物が登場するし、宇宙船による銃撃戦なんかもあって、ワクワクドキドキするのではないか。

我が家は昔の資料がたくさんある。それこそ、漫画『ドラゴンボール』とか『スラムダンク』も全巻あるし、『ガッシュ』や『YAIBA』、『セーラームーン』もある。『ワンピース』も『ナルト』も『ブリーチ』も『コナン』も全巻あるはずだ。今、息子は『デスノート』にご執心で、面白いと読んでいる。それなら、映画もいけるのではないか。そんなわけで『スターウォーズ』をチョイスしてみた。

親子で観ていても面白いなあ。C-3POとR2-D2の丁々発止の掛け合い(ロボットの癖に!)とか、ハン・ソロが最後の最後で助けに来るところとか、オビ=ワン・ケノービがルークを眺めてニッコリと笑ってやられるところか、いいよね。

息子は宇宙船でドンパチやっているシーンに白熱していた。段々と子供っぽくなってきたなあ。よいことなり。まさにオビ=ワンの気持ちだ。新たなる希望だよなあ(遠い目)。

2024年7月14日 反省。

ネットロアの巨頭オのイラストを描いてみた。でも、正直、あんまりうまく描けなかった。気持ち悪くなってしまった。まあ、気持ち悪いのが「妖怪」ではあるんだけど、そういう気持ちの悪さではなくて、据わりの悪さみたいなのがある。うーん。アップしなければよかったか。まあ、pixivとXに投稿してしまったので、このまま前に進んでいこう。

巨頭オのイラスト

実は、ボクはイラストに関しては、数週間先まで予定を組んで、締め切りを設けながら描いている。自堕落なので、そうしないと続けられないと思っているからだ。そして、ちょっと仕事に忙殺されて、締め切りが押せ押せになっていたので、えいや、で描いて投稿してしまった。

巨頭オが服を着ているのか着ていないのかは議論が分かれるところだ。結構、裸ん坊の巨頭オのイラストを多く見かける。でも、ボクは巨頭オは服を着ているんじゃないかと思っている派だ。何故なら、目撃者が巨頭オのことを、頭の大きい「人間」と認識しているからだ。二足歩行の獣でも、サルでもなくって、人間と認識しているから、一程度の文化は持っているのではないかと想像する。また、「巨頭オ」という看板をつくるわけだから、これも文化のある証拠だ。ましてや「巨頭村」だったのであれば、尚更、村としての自治はあるはずだと思っている。そんなわけで、服を着せてみたんだけど、ちょっとそれが悪さをしたかな、と思っている。農業をやっている雰囲気を出したくて、タオルを巻いたのが、変に生っぽくなってしまった。もっとシンプルな個性のない服装にすればよかったかもしれない。反省しきりである。

2024年7月13日 プチブロック幻獣シリーズ第7弾!!

ダイソーのプチブロックの「幻獣シリーズ」第7弾はリヴァイアサンである(笑)。リヴァイアサンって、あんまり図像化されていないが、初期の頃は巨大な魚という感じのデザインで図像化されている。時代を経ると、大半が大蛇っぽいイメージで描かれる。近年はクジラっぽいフォルムが好まれているように感じる。今回のプチブロックは、少しだけ寸胴な感じで、今っぽいデザインだと感じる。少なくとも、中世までのイメージではないだろう。

ギュスターヴ・ドレの絵だと大蛇に翼っぽい感じのヒレが生えている。今回のデザインはそれに近いと言えば近いが、でも、体長は短いので、クジラっぽさもある。首長竜っぽさもある。そのせいか、何となく「ポケモン」みたいな雰囲気も感じていて、やっぱり今っぽいよなと思っている。

そんなわけで、第7弾の「リヴァイアサン」を作ってみた!!

2024年7月11日 透明プリン?

最近、巷で話題のファミマの「透明プリン?」を食べてみた。何度かファミマに通って、ようやく手に入れた。比較のため、普通のプリンも買ってみて、食べ比べてみる大作戦である。

ゼリーに見える。でも、少しだけ固さがゆるい感じ。結局のところ、プリン味のゼリーなのではないかと疑心暗鬼になりながら「透明プリン?」を口に運ぶ。触感はゼリー。でも、味はプリン。おぉ、プリンだ。そう感動する。

それから本物のプリンを一口。ああ、濃厚だ。しっかりとタマゴを感じる。ん? さっきは「透明プリン?」、すごくプリンみを感じたけれど、やっぱり全然、違う? もう一口、「透明プリン?」を食べてみる。あれ、ゼリーだな。これはゼリーだ。プリン味のゼリーだ。それからプリンを一口。おお、濃厚。本物感がある。それでは「透明プリン?」をもう一口。あれれ? プリンかもしれない。うーん。

……というわけで、結論。ゼリーよりもプリンだけど、プリンよりはゼリー。

ちなみに、カラメルソースをかけて食べるんだけど、カラメルソースも透明の妙(笑)。

2024年7月10日 ベトナムの妖怪!?

ベトナムの妖怪について調べていたら『MA QUỶ DÂN GIAN KÝ』という本が出版されていることを知る。これ、ベトナムの本なので、当然、ベトナム語だし、ベトナム国内で流通しているものなので、日本では手に入らないんだと思う。でも、とても興味がある。人づてにうまく手に入らないかなあ。奥さんがベトナム人の知人がいるので、その人つてに調達してみようかなあ。うーん。

で、調べていたら、作者がfacebookをやっていた(参照)。そこにたくさんのベトナムの妖怪が詳細に載っていたので、それを足掛かりにインターネットの海を探索開始だ。……というわけで、早速、3項目を更新してみた。しつけお化けのオンケー、首だけお化けのマーライ、空き缶お化けのマーロンである。

徐々にベトナムの妖怪も埋めていければよいなと思っている。

2024年7月9日 プチブロック幻獣シリーズの6つ目

ダイソーのプチブロック「幻獣シリーズ」の6つ目は神獣青龍だ。5つ目が瑞獣麒麟なので、中国の幻獣シリーズだ。

麒麟と言えば「四霊」のグループで、麒麟、鳳凰霊亀応竜でユニットを組んでいる。一方、青龍と言えば「四象」のグループで、青龍、白虎朱雀玄武でユニットを組んでいる。だから、同じ中国の妖怪だけど、ちょこっとだけチームが異なる。このズレが「幻獣シリーズ」のセレクションの妙だな、と思う。なかなかに一筋縄ではいかない。

青龍という名称だけに、ブルーで想像される人も多いかもしれないが、本来はグリーンだ。プチブロックも緑色のブロックを使っているので、非常に忠実だ。その辺もよく練られている。

可動部がたくさんあって、透明の台座の上に、いろんなポーズで飾れるのがよいよね。前脚の接合が不安定で、すぐに取れてしまいそうな構造なのが玉に瑕である。まあ、プチブロックは全体的に1つの凸で固定すると不安定になりがちではあるけれど……。

2024年7月7日 ティユ・アンを描いてみた

フィリピンの妖怪をイラストに描き起こす企画第32弾でティユ・アンを描いてみた。実はずぅっと描きたいと思っていたフィリピンの妖怪のひとつだ。

ティユ・アンのイラスト

ティユ・アンは《小犬を連れた女》という意味。フィリピンでもそんなにメジャーな妖怪ではないのかもしれない。でも、ちょっと面白い妖怪だ。

彼女が飼っているのは永遠に年を取らない小犬だ。母から娘へと代々引き継がれている。日本で言えば、狐憑きとか犬神憑きみたいな感じで、その家にとり憑いているわけだ。そして、小犬が彼女の足をペロペロと舐め始めたら、それは狩りの合図だ。彼女は吸血鬼となって、屋根の上に跳躍し、寝ている妊婦の子宮に長い舌を差し入れて、胎児の血を吸う。

結局のところ、このかわいい小犬こそがこの妖怪の本体だというところがとても変わっていて、それが面白いなと思って、イラストに描き起こしたいと思っていた。世界的に見ても、こういう妖怪って珍しいのでは? 

だから、女性の方は意外と普通の女性にして、犬も普通に描いて、両者を繋げるように、紫色のオーラでつなげてみた。彼女が操られているようなイメージだ。どうだろうか。

2024年7月6日 プチブロック幻獣シリーズの第2弾が発売された!?

プチブロック「幻獣シリーズ」の第2弾が出た。実際には2024年3月頃の発売だと思う。ダイソーで気がついて、5月頃には購入していたんだけど、結局、組み立てる時間がなくって今頃になって組み立てて悦に浸っている。第1弾についてはドラゴンユニコーンフェニックスフェンリルを参照して欲しいんだけど、第2弾の今回も全部で4種類。1つ目は「瑞獣麒麟」だ。早速、組み立ててみた。

プチブロックって意外と難しいんだよね。説明書も、この凸とこの凸を繋ぎますみたいなのが線で図示されているだけで、線の引かれているところを数えながら、考えながら組み立てる。今回もどうなることかと思ったけど、うまくできた。

駆動部が多いので、いろんなポーズがとれるのは前回と同様。麒麟(チーリン)って、本当は一角獣なので、角は1本がよかったなあ。ちなみに、最近、思い至ったんだけど、「麒麟」の角って「麟角」と言って「麟(リン)」の方にしか生えないんだけど、よくよく考えると「麟(リン)」って雌なんだよね。「麒(チー)」が雄。シカとかって、雄に立派な角が生えるのに、「麒麟」の場合は、角が生えるのは雌なんだなあ。自然の観察から行くと、逆な気がするんだけどなあ。