巨頭オ

分 類都市伝説日本伝承
名 称 巨頭オ(きょとう-お)【日本語】
容 姿頭がやたらと大きい人間。
特 徴頭を左右に振りながら近づいてくる。
出 典

巨頭オのイラスト

廃村に現れたのは頭の大きな人間だった!?

巨頭オは廃村に出没した頭の大きな人間のような生き物。2006年に2chのオカルト掲示板に投稿された「怖い話」。投稿者はかつて訪れた旅館を目指して車を運転していたが、途中、村を示す看板が「巨頭オ」になっていた。不審に思いながらも車を進めると、かつての村は廃村になっていて、建物も草に覆われていた。車を停めて降りようとすると、20メートルほど先から、異様に頭の大きな人間らしきものが次々と現れた。そして、両手を身体の横にくっつけたまま、巨大な頭を左右に振りながら近づいてきたので、投稿者はそのまま車をバックさせて国道まで走って逃げたという。

結局、その後、投稿者による続報はなく、頭の大きな人間が何だったのかは分からない。現在では、看板のみならず、この頭の大きな人間のことも「巨頭オ」と呼んでいる。2018年には「巨頭オ」と書かれた看板の写真が投稿された。鹿児島県の金峰山付近の林道の脇で偶然見つけたとのことだが、現地では確認されていない。「巨頭村」の一部が擦れて「巨頭オ」となったのではないかとの考察もなされている。その場合、投稿者は頭の大きな人間たちが暮らす村に迷い込んでしまったということになる。

《参考文献》

Last update: 2024/07/13

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