《日々の雑記》

2021年2月26日 グラッド・アイ

最近、比較的、毎晩、カクテルをつくっている。鋭意、カクテル・サイトをつくっているためだ。そこに写真を掲載するため、取り敢えず、カクテルをつくっては、写真を撮影して、飲んでいる。

そんな中で、グラッド・アイというカクテルをつくった。ペルノとグリーン・ペパーミントでつくるカクテルで、どちらも癖のあるお酒だ。でも、混ぜたら、意外と美味しい。それにとてもビックリした。

2021年2月25日 オンデマンドって凄いこと!!

大昔に「きかんしゃトーマス」にハマって、テレビシリーズのDVDを全部、集めた。でも、結構、古いので、中古のものもあったりして、テレビで再生すると映像が飛んだり、止まったリするものもあった。もう一度、確認して、画像が飛んじゃうようなものは買い直そうかと思って、パソコンで見ている。折角なので、mp4に変換しようかと思って、コンバータでmp4に変換する作業をしていて気がついた。テレビやパソコンで映像が飛ぶようなものでも、コンバータで変換すると、mp4ではちゃんと見ることができる。多分、データだからだろう。盤面に瑕があってうまく見れなくても、データを取り出してコンバートすると、見ることができる。ああ、これはいい! ということで、せっせとDVDをmp4に変換していたら、あっという間にハードディスクがいっぱいになってしまった。仕方ない。mp4を保存する用のハードディスクを買いに行こう。

そういう意味じゃ、今、オンデマンドでいろいろと見られるのは、凄いことだな。こうやって、自分でデータを保存すると、あっという間に容量いっぱいになってしまうのを、サーバ上で保管して、こちら側はアクセスするだけで見られるのだから、便利な時代だな、と思った。

2021年2月24日 「私が子供の頃にスマホがなくてよかった」

妻のちぃ子が『スマホ脳』を読んでいる。ボクがオススメしたからだ。子供にスマホを与えるべきか否か。そんな壁がやってきて、読んでみたらどうか、とオススメした。

スマホが普及するだけでなく、新型コロナウイルス感染症はさらにデジタル化、オンライン化を押し進めるだろう。そんな中で、それらの流れを否定することはできない。でも、問題点も理解しておく必要がある。

2021年2月23日 ゲームとしての終わり

夜なべして、SFC『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』をやっている。懐かしいし、改めてよく出来たゲームだな、と感じる。ダンジョンには謎解きの要素もあって、解決できたときの達成感があるし、隠しイベントや隠しアイテムがたくさんあって、やり込み要素もある。そして、アクションRPGなので、ボスとの戦いには、一定の技術を求められる。

何よりも素晴らしいのは、このゲームには終わりがある。ラスボスがいて、倒せばクリアーになって、エンドロールがある。どれだけの時間を投入しても、最後には、エンドロールがあって、「ああ、終わった!」と思って終わりになる。

最近のスマホのゲームは、ひとつのイベントが終わると、新たに次のイベントが始まる。ゲームとしてのゴールが設定されておらず、制作会社は遊び手を囲い込んで、手を変え、品を変え、商品をゲットさせて課金させる。そういうビジネスモデルになってしまっている。こういうのは、どうなのかな、と思う。だらだらと中毒のように続けさせることがよいことだとは思えない。

2021年2月22日 オズの国の住民たちは素敵だ!?

最近、小1のツクル氏が寝る前、毎晩、本の読み聞かせをしている。今はフランク・ボームのオズ・シリーズだ。日本ではかかしやブリキのきこり、臆病ライオンが登場する1作目『オズの魔法使い』しか有名ではない。でも、オズ・シリーズは本当は全部で14作品(+短篇集が1作品)ある。それを順番に読んでいこうというプロジェクトだ。

すでに6作目『オズのエメラルドの都』に突入しているが、面白い。オズ・シリーズは突飛なキャラクターが登場して、面白いんだけど、6作目は集大成という感じで、本当にファンタジーをやっている。何しろ、ロクワットというノームの王が、周辺の極悪な民族と手を組んでオズの国に攻め込んでくるというシナリオだ。ロクワットに将軍に任命されたガプが休むことを知らないキテレツ族、筋肉だけのガリゴリ族、魔法に長けたマボロシ族と交渉して、同盟を組んでいく。その一方で、何も知らずに暢気にオズの国を旅して新しい出会いをするドロシー一行。この2つのプロットが、交互に入りながら、話は進んでいく。

ドロシー一行の旅も面白い。切り紙でつくられた人々が暮らすチョキリンの村、まるでパズルのように、ちょっとした衝撃でバラバラに崩れてしまうゴチャマゼ族の町、包丁や鍋、スプーンなどのキッチン用品の王国、パンが暮らす町、そして野ウサギが暮らす町、クドクドと訳の分からない理屈で話し続けるクドクド族の町、起こりもしないことを心配して大慌てするトリコシ族の村などだ。

ロクワット率いる乱暴な種族たちに対して、オズはどうやって危機を脱するのか……。そして、呆気ない終わり方。それがとてもオズらしくて面白い。

……問題は第6作『オズのエメラルドの都』がどうやっても手に入らないということ。仕方ないので、図書館から借りてきている。いつか入手したいなあ。我が家の本棚に正式にお招きしたい本である。

2021年2月21日 自戒。

相手に必要以上を求めてはいけない。これは自戒の意味も込めて書いている。

今年度はチームとしていろいろと攻めの姿勢を貫いてきて、成果も出してきた。評価もされている。それはそれで、単純に嬉しい。でも、あるあるだとは思うんだけど、成果が出れば出るほど、そして評価されればされるほど、求められる水準は高くなっていくし、質だけじゃなくって、量的にも期待されていく。そんな経験はこれまでにたくさんしてきたので、ボクは案外、慣れている。そうなることも見越していて、それでもやれると判断したことしかやらないし、あるいは求められてもこれ以上はやらないという線引きもできている。でも、チームの若いメンバーはそうではないので、結構、しんどいだろうな、と想像する。だからこそ、ボクは結構、気を遣っている。あまり負荷を与えるとパンクしちゃうだろうな、と思って、求めないようにしている。それでも、多分、プレッシャーは半端なくて、先回りしてボクの要求に応えようと必死だ。

そんな中で、そういうことに頓着しない管理職というのはいて、もっともっとと詰め込んできて、それに対してボクも含めてメンバーが結構、アップアップになっていて、それでも、全然、そのことに気づかずに配慮のない物言いをしたので、さすがに頭に来て、金曜日にブチ切れた。でも、結局、よくよく思い返すと、「配慮ない物言い」が一番、ボクを激怒させた原因で、「配慮してよ」というのは、相手に「自分たちの大変な現状や苦労を分かって欲しい」という理解を強く求める行為であって、実はこちら側が適切に現状や想いを発信をしないと伝わらないこともあるので、双方のコミュニケーションの問題だったりもする。

相手に必要以上に理解を求めていなかったか。そう自戒した。そんな話。

2021年2月20日 ケツの穴から手ぇ突っ込んで、奥歯ガタガタ言わせたろかい

息子があまりに毎日「おケツ」「おケツ」と連呼するので「お尻」と言うように伝える。すると「ケツと尻は何が違うのか」と聞いてくる。挙句の果てに「ケツ」の漢字を教えろというので、そういえば、と調べてみたところ、漢字では「穴」と書いて「ケツ」と読むらしい。本来、ケツはお尻の穴を指すらしい。だから、ケツの穴では「穴の穴」になって、変なのではないか、という議論があった。度量が小さいことを意味する「ケツの穴が小さい」という慣用句もある。

ちなみに、岡山県には「オケツ」という妖怪がいる。お産のときに、赤ん坊の代わりに生まれてくる妖怪で、亀に似た姿で、背中には毛がはえている。生まれるとすぐに床を這って家の縁の下に逃げ込もうとするので、取り押さえて殺さないと、妊婦の真下に潜り込んで寝ている妊婦を殺してしまうという。

2021年2月19日 相手に対峙するときには対等である!

寺田有希という女性がいる。YouTube「ホリエモンチャンネル」に出演している人で、結構、真面目なんだなあ、という印象を持っていた。真面目なんだなあ、というのは、しなやかではないという意味で、ホリエモンと一緒になってバカをやっているようでいて、どこか冷めているし、ドッキリを仕掛けられると、本気で怒る。そういう硬さみたいなのがあって、個人的には扱いづらそうな女性だな、と勝手に思っていた。でも、知性的ではあるし、リアクションがかわいらしいので、そういうところをホリエモンが評価しているのかな、とも思っていた。

そんな彼女が「対峙力」という本を出した。その内容というか、切り口がすごくて、ちょっとビックリした。相手との向き合い方というか、コミュニケーションの本なのだと思うけれど、「対峙」という言葉のチョイスや、そこで説明される心構えがすごい。いつも、こんな風に相手と対峙していたら、そりゃあ、相手も評価するよな、と思う。帯にホリエモンが「驚いた! これほど工夫していたとは。だからこんなに話しやすいのか」とコメントを寄せている。まさにこの帯に書かれているホリエモンの感想が全てだ。ノウハウ本ではあるけれど、でも、驚嘆した。心構えもそうなんだけど、それをこうやって適切に文章化できるセンスがすごい、と思う。

本を読むのが苦手な人は、こちら。この対談も見応えがある。

2021年2月18日 新型コロナウイルス感染症はオンラインの時代を押し進めた

本日はブランタイヤとテレビ会議。インドネシアとも会議をして、南アとも会議をして、パキスタンとも会議をして、本当に、今はオンラインの時代だな、と感じる。時差の問題はあれども、言語の壁もあれども、当たり前にいろんな国と顔を突き合わせて会議ができる。すごい時代だ。

2021年2月17日 企業を叩いても面白くないけど、個人叩いたら面白いもんね!?

倒れ伏していた。さすがに2週間くらい、パキスタンとのウェビナーの準備でぶっ続けで走ってきたので、疲れたのだろう。でも、今までだったら体調を崩していたところだけど、身体がだるくて動けない……くらいのダメージで済んで、午前中、ゴロゴロしていたら、午後には復活した。

 * * *

何やら、再び、てんちむが炎上しているらしい。まあ、そういう浅はかな部分も含めて、全部が彼女らしいな、と思う。でも、今回の炎上は、ちょっとだけ論点がズレている気がしている。

というのは、今回、脱毛サロン運営会社の広告そのものに当時「9ヶ月0円」という表現があって、これが、実は9か月分の費用が後払いになるいう意味だったわけだ。これが景品表示法の「有利誤認表示」に当たるのではないか、ということで炎上している。

でも、てんちむはPR案件を受けただけで、表現も脱毛サロン運営会社の広告文句を使ったに過ぎない。だから、非難されるべきはてんちむではなく、脱毛サロン運営会社の方であるべきである。

勿論、ね。広告って、いろいろと法的な制約があるから、インフルエンサーも気を付けなきゃいけないとは思う。その点は脇が甘かったと思うし、賢くなかったな。ましてや炎上したばっかりなのだし、もう少し慎重でもよかっただろうな、とは思う。でも、元々、脱毛サロン運営会社が堂々と使っている表現なのだから、彼女が「この表現はセーフなのだろう」と考えたとしても、それは不思議のないことではないかな、と思う。

何でもかんでも、ターゲットを見つけて面白おかしく叩くのはよくない。ちゃんと批判すべき点は何なのか、批判すべきことなのか、批判すべき対象は誰なのかを考えなきゃいけない。その上、企業って個人とは違って叩いても盛り上がらないし、面白くない。だから、結局、ターゲットがてんちむ個人になってしまう。そういういじめの構造がある。SNS時代になって、有名人は大変だな、と思う。

 * * *

それにしても、あくまでも個人的な感想だけど、「9ヶ月後以降にお支払いスタートだから今お金がなくても始められる♪」(今でもC3のウェブサイトにある表現だけど)というのは、意外と危険だよね。分割払いならサービスとして理解できるけど、これはただの後払い。今、お金がない人間が、9か月後ならお金があるとでも思っているのか。決して安い商品じゃないのだから、こういう商品を提示している段階で、ボクとしてはC3に対して、強い不信感を抱いてしまう。そういう意味じゃ、それを紹介したてんちむも、やっぱり問題だったのかもしれないか。まあ、微妙なところだな。

2021年2月16日 そろそろ一方通行のプレゼンから脱却すべし!?

企業プレゼンをちゃんと考えないといけない時期に来た。そう感じた。ウェビナーに民間企業を呼んで、ビジネスマッチングの時間を設けた。でも、講義みたいなプレゼンをする企業が多い。自社製品の性能とか仕組みをメカニズムも含めて詳らかに説明する。まるで講義のようなプレゼン。当然、聞いている側も、その製品の性能や仕組みに向かう。でも、本質的には、ビジネスマッチングって、商品の性能や仕組みのPRの場じゃないような気がする。

たとえば、電気屋さんに行って、何か家電を買うときに、その性能や仕組み、メカニズムを説明されて、そこを深く理解したとして、それが購入の決め手になるとは思えない。我々は、商品開発者でも、機械技術者でもない。商品のメカニズムの詳細を知って、ああなるほどと思っても、それが購入の決め手にはならない。開発業者は、いろいろと創意工夫をしているのかもしれない。それが大きな技術革新なのかもしれない。でも、そうではなくて、その家電が自分の生活スタイルに合っているか。生活をどう改善してくれるのか。そして、その便益に対して金額的に折り合いがつくか。そういうことだと思う。

だから、パキスタンの現状をヒアリングして、自社製品が活用されたときに、どういう風に状況が改善されているのか、そのイメージを持たせなきゃいけない。そのためには一方通行のプレゼンではなくて、対話が必要だ。そういう意味じゃ、講義じゃダメだ。

うまい企業もいて、ちゃんとプレゼンの時間を抑えて、相手と対話していた。質疑応答も、製品の性能や仕組みの話じゃなくて、ソリューションの議論になっている企業もいた。そういう形にもっていけるように、我々も支援しなきゃいけないなあ、と痛感した。

そういう意味じゃ、研修もそうだ。講師が一方的に座学を伝えるのは、もう研修としては意味をなさない。そんなものは通信教育の動画教材で十分に事足りる。オンラインで繋ぐのだ。いろいろと、アプローチを変える必要はあるのだろうな。今回、ウェビナーの中で、プレゼンの時間は3分の1にして、3分の2は意見交換にしてみた。どんな発言が飛び出すか分からないし、議論は拡散するし、コントロールは非常に難しい。ファシリテーターには高いスキルが求められる。うまく出来たとは言えないけれど、でも、決して一方通行ではなかった。

2021年2月15日 Zoom、YouTube、Google Form、WhatsApp……時代だなあ。

ウェブサイト「ヘタっぴなアルコール蒸留」で仕事の話ばかりするのも本意ではないのだけれど、連日、そこに時間を費やしているので、本日も仕事の話。

本日はパキスタンとのウェビナー。主催者はボクで、ファイサラバードとラホールを繋ぐ。企画、司会進行、会議のファシリテーションも全部、ひとりでやる。でも、さすがにやりきれない部分もあって、端末の設定やICT関係の一部、後輩に投げた。

始まってからの想定外は、前評判ほどラホールの通信環境がよくなかった点。一所懸命、いろいろと説明してくれるけど、音が悪くて何を言っているか分からない。何度も聞き返して、意図を確認している間に、時間がどんどん無駄に経っていく。途中で現地スタッフが気を利かせて、WhatsAppで発言者の趣旨を連絡してくるので、少しスムーズに進むようになった。こういう連携が現地とできたのは助かった。

それにしても、時代だなあ、と思った。ウェビナーそのものはZoomで繋がっていてお互いに意見交換していて、それをそのままYouTubeに生配信して、多くの視聴者が見る。そして、質問やコメントがあればGoogle Formで送信して、それをZoomに反映させる。通信状況が悪くて聞きとれない部分は、WhatsAppでフォローされる。1年前では考えられなかった。新型コロナウイルス感染症は恐ろしいけれど、でも、明らかに世界を一変させた。

今回、少しだけ安心できたのは、頼れる同期がプレゼンターのひとりだったこと。彼女が登壇した45分は安心して任せられて、心穏やかでいられた。そういうのも、一本釣りでボクが選んだからよかったのだろう。

さあ、明日も頑張るぞ!!

2021年2月14日 鵜呑みにしてはいけない

土日が仕事で押し潰されて、苦しいところ。昨日に引き続き、パキスタンとのウェビナーでのプレゼン資料を作成している。既存のプレゼン資料をある程度、援用しようかな、と思って繋ぎ合わせてみたものの、よくよく考えると、間違っていないか、と思うことがたくさんあって、確認していたら半日くらい経ってしまった。

結論から言えば、かなりの部分、誤りがあった。何度も使われてきたプレゼン資料で、いろんな人の目が入っているはずなので、信頼度が高いと思っていたけれど、意外とそうではないことが判明した。

多分、専門外の部分で他の人がつくった資料は、みんな鵜呑みにするのだろうな、と想像する。過去から引き継がれているプレゼン資料だから大丈夫だ、とどこかで安心しているのだろうし、時間もないから取り敢えず使おう、と思っているのだろう。ボクは基本的には誰のことも信用していない。自分が目で見たもの、聞いたこと、触ったものしか信じない。だから、全部、一次資料に当たらないと納得しないので、間違いに気づいてしまう。本当は、そういう疑う姿勢というか、確認する姿勢は大事だと思うんだけど、なあなあでやっている人は意外に多い。

今回も、結局、たくさんの間違いを修正した。うーん。これで今までやってきたということが信じられないし、ガッカリしたし、ヤバいなあ、と思った。まあ、でも、そんなものよね。そんなこんなで、結構、夜中まで掛かってプレゼン資料を修正してしまった日であった。

……そして、ウェビナーはいよいよ明日。さあ、頑張ろう!!

2021年2月13日 孤軍奮闘。

まさにタイトルのとおり。孤軍奮闘。パキスタン国のウェビナーは、ほぼひとりで進めている。15日と16日がウェビナーの当日で、ファイサラバードとラホールからは総裁が参加するので、結構、大物ゲストという印象。その一方で、日本側から彼らと対峙するのはボクなので、責任重大だし、これでいいのかな、という想いはある。

さて、結構、ウェビナーというのは大変で、まずは通信環境を整える必要がある。もちろん、我々側の通信環境を整える必要もあるのだけれど(日本はICT途上国なので、それはそれで大変だ!)、先方の通信環境の確認をして、端末をどうやって繋がせて、参加者がちゃんとウェブ会議室にアクセスできる体制を組むのか。その辺を全部、こちら側である程度、コントロールしてやる必要がある。そんな活動を、土曜日になってもやっている。

講演者の手配も必要だ。日本側の手配は、手続き論だから、面倒臭いけれど、まあ、大丈夫。適切な講演者は把握できているので、後は「あなたに任せたい。お願い」という依頼文を一筆書いておけばオーケィだ。でも、先方の講演者は、こちら側ではなかなかコントロールしづらい。組織内のパワーバランスとか、政治的な絡みとかもあるし、こちら側は本当に喋って欲しい能力のある人や実績のある人ではなくって、出世のために活躍させたい人物にスポットを当てたがる。結局、紆余曲折ありながら、直前まで揉めていて、いよいよ明後日だというのに、決まらない。そんな調整をバタバタとやっている。でも、体裁は大事にする人たちなので、最終的には何らかの形に収まるのだろう。

オーディエンスへの配慮も必要。今回はZoomでウェビナーをするが、Zoomにアクセスする人間は限定的にして、その他大勢はZoomからのYouTube生配信を視聴してもらう形式とした。そして、YouTube視聴者の声をGoogle Formで集めて、適宜、ウェビナーに反映していくやり方だ。生配信用のYouTubeのURLを作り、サムネイルを作成して、Google Formの質問を作成してYouTubeの概要欄にURLを貼りつける。それぞれの属性の参加者で分析できるようにするため、YouTubeにアクセスするURLの入口を分ける作業もする。そんなことも、実はボクがちまちまやっている。

加えて、日本企業のビジネスマッチングの場もつくらなきゃいけなくて、そんな調整も動いている。どういう風にパキスタンに進出して、仕事をとるか。このPR方法やプレゼン準備については、最後までフォローしていた。

で、ようやく後回しになっていた自分のことを開始する。当日の司会進行もボクがやるので、そのタイムスケジュールと司会用の台本を準備する。ちゃんと時間管理できるかなあ、と心配になって、何度かシミュレーションしてみる。

……そして、ようやく、夜になって、自分のプレゼン資料を作り始める。そう。実はボク自身も講演者のひとりで、ウェビナーの中で20分間のプレゼンをする必要がある。これは明日にペンディング。

……こういうのを、ほぼひとりで抱え込んでやっているので、結構、しんどくて、休日なのに、今日はほとんどこれにかかりっきりだった。おそらく明日もそう。正直、パキスタンでのプロジェクトへの参画と、ウェビナーの事務局と、講演者と司会進行と、民間企業との調整と、分割やった方がよいのだろうな、と思っている。でも、そうなっていないのが現状で、苦しいところである。

2021年2月12日 家まで仕事が追い掛けてくる時代!?

セキュリティの関係で、会社のメールは家では見られない。ある意味では、家まで仕事が追い掛けてこないので、健全な状態とも言える。

でも、新型コロナウイルス感染症の蔓延の結果、リモートワークが推奨され、緊急事態宣言下では一応、「出勤者数の7割削減」が目指されている。もちろん、こんなことは現実的ではないけれど、目標は目標として、可能な範囲で協力するのが、社会の在り方なのだろう。

そうなると、家でメールを受信できない事態は好ましくない。そこで、セキュリティに関係ない内容のものであれば、個人メールを利用することになる。課内で送り合っていた個人のメールを、思い切って、対外的なところにも送ってみる。ボクがそんな活動を積極的に進めているうちに、気づけば、みんなの返信も個人メールになっていて、活動の輪は広がっていて、いつでもどこでも関係性を構築できる体制が整った。

いい悪いではなくて、強制的に、そういう時代に追い込まれていくのだな、と感じている。土日も、連絡が取り合えてしまって、仕事が家まで追い掛けてくる。そこの運用は、だから、みんなで気を付けないといけない。

2021年2月11日 おおきなカブは何故、抜けないのか!?

ロシアの民話に『おおきなカブ』がある。とても有名な話で、おじいさんがカブを抜こうとするが、大きくて引っこ抜けない。おばあさんが手伝い、孫娘が手伝い、イヌやネコ、ネズミが手伝い……。

さて、本日、息子のツクル氏にこんなことを聞かれた。
「ねえ、パパ。ダイコンとカブって違うの?」
こういうのは得意なボク。
「ダイコンは上の方は茎で、下の方は根っこ。緑色の部分は茎。カブは茎。先の細長くてひょろっと伸びたところが根っこ。同じアブラナ科の植物だけど、ちょっと違う」
そう説明する。ツクル氏はきょとんとしている。だから、google先生に写真を出してもらう。
「ほら。ダイコンにはヒゲみたいなのがあるじゃない。こうやって広がっていくことで、水を吸えるし、身体を支えられる。カブは先の細いところからヒゲが生えていて、丸いところからは生えていない。この丸い部分は根じゃなくて茎なんだよ」
「そうか。だからダイコンは緑の部分と白い部分で味が違うんだ!」
「味、違う?」
「うん。緑の部分は甘いよ。白いところはからい」
「そう? そうかもしれないね」
そう言いながら、google先生を操りながら、畑に植わっているダイコンとカブの写真を見せてやる。
「ほら。ダイコンの緑の部分は土から上に出ている。カブもそう。丸い部分は上に出ている。茎なんだよ、この部分は」
「あれ? おかしくない? そうしたら『大きなカブ』は土の中にないから、すぐに抜けることになるじゃん。茎なんだから!」

ん? あれれ? そうだな。ダイコンは抜くのが大変だけど、カブはすぐに抜けるなあ。

というわけで、最初の話に戻る。『大きなカブ』は何故、なかなか抜けないのか。今日はそれを調査した結果をご報告。

まずは画像検索の結果を見て欲しい。

『大きなカブ』はロシア語では「Репка(レプカ)」というらしく、「Репка」で画像検索した結果、すべてのイラストは「黄色いカブ」だ。どうやら、ルタバガといって、厳密にはカブとは異なる種類らしい。へえ。

いつだって、学びは多い。

2021年2月10日 相手を深く思い遣る心と言葉

1月に学生時代の知人からメッセンジャーで連絡があった。毎年1月1日に発行している雑誌「近況報告の本」を送って欲しいというメッセージで、住所が記載されていた。珍しいこともあるものだ、と思って封筒に入れて雑誌を送った。

彼は学生時代、「映画監督になる!」と豪語していた。一度、彼が映像をつくったことがあった。5分ちょっとの映像だったけど、面白かった。おそらく、Adobe社のPremiereとAfter Effectsを使ってつくったものだった。キャンバスの絵から別のシーンが立ち上がってきたときには、ちょっとビックリして、舌を巻いた。

そんな彼は大学の途中からおかしくなって「僕が映画監督になるには何回か転生しないといけない」「だから今の人生などどうでもいい」などと言って、捨て鉢になって、何もかもを投げ出した。

そんな彼だったので、メッセンジャーで連絡があって、何があったのだろうと思って心配した。そうしたら、本日、ものすごく丁寧な手紙を頂戴した。彼の近況と、雑誌の感想が記してあった。

彼の文章に心洗われた。何だろう。相手を思い遣り、それでいて心の底から発せられた言葉というのはこんなにも強いのか、と唸った。言葉の端から端までが、彼の飾らない気持ちを表現していて、それでいて優しい。人間、こんなに強烈な言葉が書けるものなのだな、と思い知らされた。そして、この手紙を読んで、ああ、彼は復活したのだな、と分かって嬉しかった。

2021年2月9日 不安は的中して地獄のような展開

本日は大炎上の日だ。良かれと思ってやったひとつひとつの行動が全て裏目に出て、地獄のようだった。

来週、パキスタンを相手にオンラインセミナーを開催する中、半年前にわざわざ我が社を訪問して「パキスタンに興味がある。進出したい」と挨拶に来てくれた企業があった。担当の後輩が各社に案内を出す中、その会社からセミナー参加の申し込みがない。折角、パキスタン側から幹部が参加してくれるので、顔つなぎの場としては最適。ちゃんと担当者まで案内が届いていないのではないか。セミナーへの参加を個別に声かけすべきだろう。そう思って声を掛けてみた。まだ企業枠にもあまりがあったし、その枠をひとつ埋めてやることは、後輩の目標達成にも繋がる。だから、いろいろと裏で手を回して取り次いだ。

ところが、一度は喜んでセミナーに参加することになった先方が、後輩とのメールのやり取りの狭間で、いろいろと誤解をして、セミナー参加を辞退することになった。パキスタン相手にソリューションを提供できないという社内判断に至ったらしい。そもそも、パキスタン側にソリューションを提供しなければならないような格式張ったセミナーではない。もっとフランクに顔を出してオンライン上で挨拶を交わす程度の、気軽な参加を持ちかけたつもりだった。しかもセミナー当日のファシリテータはボクがやるので、幹部とうまく繋げられる自信もあった。後輩の言葉足らずで、淡泊なメールで行き違いがあったようだ。最初から、個々の企業への配慮が足らなかった。熱量がないから、相手に誤解を与えるような対応になった。

そんなわけで、ボクそのものはセミナーの準備こそしなきゃいけない大事なタイミングなのに、もう一度、先方に電話して謝罪して説明したり、社内で諸々の再調整をしたりで、結局、1日が無駄になってしまった。最終的に、先方にセミナーに参加いただく手筈になったが、調整コストは大きいし、先方との信頼関係にも影響が出る。

実は、まさに「引っ掛かったことは丁寧に解消しておくべし!?」の記事で書いた件だった。ちょっと仕事の仕方が雑じゃないかな、もっと丁寧にやった方がよいのでは、と心配していた。結果、この顛末。うーん。ちゃんと後輩には伝えたつもりだったけれど、ちょっと間に合わなかった。まあ、そんなもんだな。社内で反省しつつ、体制を再構築する。

2021年2月8日 言うだけなら無料(ただ)だ。

日本人は奥床しいな、といつも思う。「あ、違うな」と思うことがあっても黙っている。「そうじゃないんだよ」と思っても、沈黙が金を守っている。忍耐が美徳だと思っている。でも、言うだけなら無料(ただ)だ。そりゃあ、失言をしたら信頼を損なうけれど、そうじゃない場合、言っても失うものはない。だから、ボクは極力、思ったことは言うようにしている。そして、大抵の場合、勇気を出して言ってみたら「あ、面白いね」「それ、採用!」となることが多い。少しドラスティックなくらいの提案でも、実は飲んでもらえることが多いので、言ってよかったと思う。外国にいくと、みんな言いたい放題に言う。仮に却下されたとしても、こちらの払ったコストなんて、言うぞ、という覚悟くらいのもので、実は言っているだけの段階では、ボクたちは失うものなんてないのだ。「否定された」というネガティヴな感情は残るかもしれないけれど、でも、言わなかったら言わなかったで「言えばよかった」という後悔が残るわけで、まあ、今回はダメだったな、と思って諦めるだけの話だ。

だから、ちょっとだけ勇気を出して口に出してみればいい、と思う。ただ、その言葉に固執して、延々と戦うことはオススメしない。否定されたらすぐに引っ込める。受け入れられなかったからと言って悲観する必要もない。相手に納得してもらうことがゴールではない。ボクはこういう考えを持っているぞ、ということをみんなに表明することがゴールで、思いの外、受け入れられることも多いぞ、と気づく。

2021年2月7日 ちゃんと原典を参照すればよいのにね、というお話

本日はファンタジィ事典でブネという悪霊についてまとめた。マイナな悪霊ではあるけれど、ソロモン王が使役した72匹の悪霊の1匹なので、結構、知っている人は知っている。ソロモン王が使役した72匹の悪霊は、結構、ファンタジィ界隈では大人気だ。多分、ブレトンが描いたイラストが魅力的だからだろう。それぞれの悪霊に決まった魔法陣があるのもソソられる部分だ。

原典は明解で、17世紀頃からヨーロッパに流布した魔法書『レメゲトン』「ゴエティア」だ。1904年にメイザース&クロウリーが訳したものがよく知られているが、誤訳が多い。1999年にピーターソンが訳したものの方が本当は参考になる。でも、ピーターソン版が出るまではメイザース&クロウリー版が一般的だったので、イメージはそちらの方が強いので、ウェブサイト「ファンタジィ事典」ではメイザース&クロウリー版を訳して載せている。

ちなみに1577年にヨーハン・ヴァイヤーが『悪魔の偽王国(プセウドモナルキア・ダエモヌム)』を著していて、「ゴエティア」よりも古い。こちらは69匹の悪霊を紹介していて、そのほとんどが「ゴエティア」で紹介されている72匹の悪霊と重なっている。こちらはラテン語だ。これをレギナルド・スコットという人物が英訳してくれていて、多分、英語圏の人にはそちらで膾炙しているのだろうけれど、若干、意訳しているな、と感じる部分もある。

そして、コラン・ド・プランシーが1818年にまとめた『地獄の辞典』にもたくさんの悪霊が紹介されていて、これは改訂を重ね、1863年の第6版でブレトンの悪魔の挿絵が加わった。この挿絵のインパクトで有名になった72匹の悪霊は多いだろう。この本はフランス語で書かれている。日本語でも抄訳が出版されている。

ボクは72匹の悪霊については、基本的にこの3冊(ピーターソン版を入れると4冊)を原典で読んだ上で整理する方向にしている。そうすると、意外と日本で知られている解説が間違っていることに気づかされる。原典が明確なのだから、神話・伝承をエンタメとして楽しんでいる読者はともかく、本をまとめる人たちくらいは、ちゃんと原典を読めばいいのにな、と思う。その意味では、「ファンタジィ事典」では拙訳と合わせて原典も載せているので、一定の価値があって、参考になるのでは、と思っている。

 * * *

ちなみに、ロマンシングサガ3の四魔貴族のひとり「ビューネイ」は「ブネ」を元ネタにしているらしい。確かにデザインは似せている。性別が女性になっているが、元々の伝承も性別については言及されていないから、正しいのかもしれない。ブネだとダサいけど、ビューネイという言い方だと格好よく感じる。