2024年6月1日 ガールズバンド兼YouTuber!?
花冷え。に続いて「さあ、ステミレイツを紹介するぞ」という段取りになっていたんだけど、突如、5月29日にメンバー2人の脱退が発表されて、勝手に茫然自失となっていた(苦笑)。
ステミレイツはガールズバンド兼YouTuberで、かなり積極的にYouTuber活動をしていた。過酷な企画もあって、バンド活動よりオYouTuber全開の雰囲気があって、それでいてミュージックビデオになると突然、格好よくなるというギャップ萌えな感じがあった。ごみのんが脱退するので、YouTuber色は薄くなって、バンドに主軸が置かれていくのだろうか。メンバーの募集が始まるようだが、正直、新しいメンバー次第だなあ、というところか。YouTuberとしてのノリをどこまで維持できるか。
というわけで、いろいろありつつも、当初の予定どおり、楽曲を2つ紹介しておこうと思う。「TWILIGHT」は撮影場所が横浜のみなとみらいだぜ!!
2024年6月7日 666には間に合わず(>人<)
ソロモン72柱の「ベレト」を描いてみた。詳細はウェブサイト「ファンタジィ事典」のベレトを参照にしてもらえればいいのだけれど、今回、ラテン語の『悪魔の偽王国』のボリュームが多くて、翻訳に苦労した。英語の『ゴエティア』も結構、分かりにくさはあって、フランス語の『地獄の辞典』も『悪魔の偽王国』を参照しているはずなのに、かなり端折った感じになっていて、時間を要してしまった。
本当は、ね。令和6年6月6日が「666」になるので、その「獣の数字」に合わせてソロモン72柱の悪霊をひとつ更新したくて準備をしていた。でも、何やかんやで結局、1日遅れになってしまった。クッソゥ。
ベレトの場合、他の悪霊たちとは違って、ルイ・ル・ブルトンの元絵がないので、自由に描くことができるが、それはそれで難しさはある。特にベレトについては『悪魔の偽王国』や『ゴエティア』の中に外見や風貌に関する記述がなくって、蒼ざめたウマに乗っていることくらいか記述がない。
ちなみに「蒼ざめたウマ」と言えば、キリスト教の世界では『ヨハネの黙示録』の四騎士を連想するはずだ。支配(白いウマ)、戦争(赤いウマ)、飢饉(黒いウマ)、そして死(蒼ざめたウマ)をそれぞれ象徴している。「蒼ざめた」というのはギリシア語では「緑」ということなので、今回、ウマの色は緑色と灰色の混ざったような色にしてみた。また、蒼ざめたウマを駆っている人物は死の象徴ということで、しばしば死神みたいに描かれる。死神は黒いローブをまとった骸骨っぽいイメージなので、今回、赤黒いローブに身を包んだ骨張った悪霊にしてみた。前を先導するネコとネズミは『地獄の辞典』の絵をそのまま援用している。
そんなわけで、ボクなりのベレトになっている。さあ、次はプルソンだなあ。プルソンはプルソンで、文章そのものは短いんだけど、訳しにくいと言えば訳しにくいんだよなあ。「aerial」がどういう意味なのか、解釈は人それぞれで、訳しにくい。でも、まあ、頑張ろう。
2024年6月11日 頑張れ、ニコニコ動画!!
ニコニコ動画がサイバー攻撃を受けてサービスを停止している。結構、長引いていて、苦戦しているのが伝わる。
ボクは日本の経済を回して何とか前に進まなければならないと思っているので、YouTubeよりもニコニコ動画を推している。ニコニコ動画の方が広告が多いし、重たい。でも、ニコニコ動画を積極的に利用している。ポケミクのときにも、敢えてYouTubeではなくってニコニコ動画を紹介していた。同じコンテンツがアップロードされているなら、極力、日本の企業を応援すべきだと思っていた。だから、今、こうしてニコニコ動画がサービスを停止しているのが悲しい。何とか早く復旧して欲しいと思う。
2024年6月13日 古代ギリシア・ローマのイラストは少しだけ気楽。
ここのところ、ヒッポカムポスとかクリューソマッロス・クリオスみたいなギリシア神話関係のイラストを投下している。というのも、ギリシア神話の妖怪って楽ちんでよい。何がよいかと言うと、原典資料に当たる文献が大量にあるというのもいいんだけど、図像(壷絵とか)も大量に残されていて、そこに古代ギリシア人たちの想像力がたくさん込められている。それを何とかそれっぽく抽出できたら、新しさがある。
そんなわけで、古代のイラストと今風のイラストの折衷案を狙っている。ボクはあんまり今風にはしたくなくって、たとえばクリューソマッロス・クリオスなんかは、ファイナルファンタジーのゲームの中ではクリュソマロスとして登場していて、とてもキュートな丸いフォルムの金色のヒツジで描かれている。とても今風な感じで、それはそれでとても魅力的なんだけど、古代ギリシアの人たちはもう少し雄々しいヒツジで想像していた。その辺の真ん中を狙っている。ヒッポカムポスも同じで、もっと今風に描くなら、尾びれなんかを青系の色で描くと思う。でも、ギリシアの色っぽさを出したくて、3世紀頃のローマ時代のモザイク画の色を採用した。
あんまりにも疲れてしまうと、こういう資料の多いものに手を出して、内心、少しだけ休息しているボクである。
2024年6月16日 ランポンのひげは緑色なのか!?
1か月振りくらいにフィリピンの妖怪のイラストを描いてみた。フィリピンの妖怪をイラストに描き起こすプロジェクトの第31弾の「ランポン」だ。ランポンは森の獣を守護する小人だ。森に狩猟者が現れると1つ目の真っ白いシカに変身して狩猟者の気を惹き、森の獣たちを逃がす。
意外と英語の解釈が難しくて、「one-eyed」とか「single eye」という表現が曲者だ。《片目の》とも訳せるし《単眼の》とも訳せる。フィリピンのイラストレータは片目が傷ついたシカのヴァージョンで描いている人もいれば、頭の真ん中に1つしかない単眼のシカを描いている人もいる。どちらが正解なのかは正直、よく分からない。でも、複数の辞書を参照して、どうも「one-eyed」とか「single eye」の用例にキュクロープスがたくさん出てくるので、ボクは「1つ目のシカ」を採用して描いてみた。
小人の方は比較的、多くのイラストレータの絵が一致していたので、裸ん坊に長いひげの姿を採用した。文章にはとんがり2つの黒い帽子という記述があるが、多くの人はシカの角を生やした禿の小人で描いている。でも、文章に忠実にするために、とんがり2つの黒い帽子で描いてみた。でも、シカの角が生えているっぽい雰囲気は少しだけ残してみた。ひげについては、白髭という記述もあるんだけど、多くのイラストレータが緑色で描いているので、悩んだ末、緑を採用してみた。
そんなわけで、1枚、絵を描くだけでも、いろいろな資料を当たって、検討し、決断をしながら絵に起こしている。それが正解かどうかは分からない。でも、極力、納得できるまで熟考するようにはしている。
2024年6月18日 「さようなら」をする羽目に
ここ数日間で、pixivのフォローを思い切って何人か削除した。こういう場合、相手に通知とかいくのかなあ。うーん、難しいなあ。
ボクは極力、妖怪のイラストを描く人をフォローするようにしている。あるいはファンタジィっぽいイラストを描く人も多少はフォローしている。イラストの上手い下手はあんまり重要視していなくって、そのイラストが比較的、原典に忠実であれば(つまり解釈の部分が過剰でなくて、設定を大幅に変更していなければ)、積極的にフォローしている。もちろん、イラストに描き起こす時点で、大なり小なりイラストレータの解釈は入り込むし、改変はある。でも、極力、忠実に描こうとする態度や姿勢を感じたら、基本的には前向きにフォローするようにしている。
ところが、そうやってフォローしたイラストレータさんが方針転換して、せっせとR-18方向の作品を連投し始めるケースがある。それがウケがいいのか、本人の趣味趣向でそういう方向に舵切りをしたのかは分からない。でも、ボクは別にそういうイラストにはあんまり興味はない。そういうのが見たかったら、そういう専門のサイトを見ればよいと思う。でも、まあ、無害だし、我慢するかと思っていた。クリエイティヴは自由なので、彼らがそういうイラストを描きたいなら、どうぞご自由に、という気持ちだった。
ところが、稀にパソコンでpixivを閲覧しているときに、息子が近づいてきて、ビックリすることが何度かあった。こちらに他意はないけれど、心臓はバクバクする。そんなわけで、畢竟、何人かとは「さようなら」をする羽目になった次第。ご容赦あれ。
2024年6月19日 妖怪って日本以外にもいるんですか?
よく「ご趣味は何ですか」的な質問を受けることがある。「お仕事以外では普段、何をされているんですか」的な質問でもいい。より深い人間関係を築こうとすれば、当然、仕事以外の話題に広げていくプロセスは重要になる。そういう場合に、ボクは大抵、「家に帰ったら、ずぅっと世界の妖怪を調べています」と答える。一瞬、キョトンとされる。苦笑いする人も多い。奇異の目で見る人もいる。でも、一番、多い反応は「妖怪って日本以外にもいるんですか?」という質問だ。話題を次に繋げるためには、まあ、真っ当な質問である。
ウェブサイト「ファンタジィ事典」は「世界各地の神話や伝承の事典。古代の神話から都市伝説やUMA(未確認動物)まで」というモットーを掲げている。おそらく、ボクの考える「世界の妖怪」の定義は、ほぼほぼこのモットーの中に納まってしまう。プロフィールのところに少しだけ書いているので引用してみる。
興味の対象は「架空の存在でありながら、その存在が実在と信じられたもの」。実在しないがために、人々の想像力に強く依存し、時代や場所とともに姿・形が変遷していくところが魅力。神話・伝承に登場する神さまや怪物、未確認生物、都市伝説の妖怪、宇宙人などを一括りにして勝手に「世界の妖怪」と定義している。
このプロフィールの記述は、「古代の神話から都市伝説やUMA(未確認動物)まで」という表現からもう少し解像度を上げていて、「神話・伝承に登場する神さまや怪物、未確認生物、都市伝説の妖怪、宇宙人など」と具体的に記述している。つまり、少しだけ乱暴な話だけれど、ボクにとっては神さまも宇宙人も「妖怪」なのである。
よくイギリス伝承の本を読むと「fairy(フェアリー)」という言葉が出てくる。訳すならば《妖精》である。イギリスの妖精の図鑑や辞典なんかを見ると、ブラウニーみたいな小人や、ピクシーみたいに昆虫の羽を生やしたザ・妖精みたいなものもいるが、ゴブリンみたいな小鬼みたいなものもいれば、ケルピーみたいな動物的なものもいれば、ブラック・ドッグみたいな魔獣もいる。ときにはワームみたいな竜の仲間みたいな類いも含まれたりする。要するに、fairyは《妖精》ではあるけれど、単に《妖精》と訳せない概念も含まれている。それをどう訳そうかと思えば、結局、ボクは「妖怪」なんじゃないかと思う。イギリスの妖怪。そう訳出すれば、全部を包括して相手にできる。
今、「フィリピンの妖怪」を積極的に調べているけれど、十把一絡げにして、これらのことをアスワンと呼んだりする。アスワンにも、いろいろな側面があって、吸血鬼や人狼、グール、魔女などを包括するような概念だけど、ピッタリくるのは「妖怪」だ。日本の妖怪よりも血や胎児、死体を好む特徴はあるけれども、でも、「妖怪」と訳せばしっくり来る。だから、ボクはこういうのをひとまとめに「フィリピンの妖怪」と呼んでいる。
だから、まあ、ウェブサイト「ファンタジィ事典」は世界の妖怪を調査してまとめているということになる。そして、それがボクの趣味である。
2024年6月21日 自戒。
当たり前だけれど、最近、「日々の雑記」の更新をサボっているので、集客率が落ちている。昔はアベレージ100人/日を越えていたけれど、最近は80人/日だ。一方で、XとかpixivなどのSNSのアクセス数は増えている。そりゃあ、ボクがSNSの方に注力している結果ではある。でも、ずぅっとhtmlタグ打ちで頑張ってきて、今でもファンタジィ事典はそれで頑張り続けているので、ここらで気を引き締めて、もうひと踏ん張りしないといけない。そう自戒している。
ボクが年を重ねて、仕事をそこそこに任されていて、それで忙殺されているところはある。それはそれで幸せなことだけれど、でも、考え直さなきゃいけないんだろうなあ(遠望)。
とは言え、今、かなりいいペースで絵を描いている。人生の中でこんなに頻繁に絵を描いたことなんてないので、年甲斐もなく頑張ってはいる。でも、それがうまく結果に結びついていない。わっはっは。
2024年6月23日 いよいよ念願のシュメル・アッカド神話の神々を描き起こすときが来たよ!
昔、シュメル・アッカド神話の神々の姿を忠実に描き起こそうと思い立って、ラフ画だけは描いたものの、そのまんま頓挫していた。最近、絵を描く習慣ができたので、その勢いのまんまで仕上げてみた。手始めにシュメル神話の最高神アンを描いてみた。
アンの象徴は「角冠」である。雄牛の角をかたどったもので、アン以外の神々も「角冠」をかぶっていることが多いが、アンは4つの角の冠にしてみた。他の神々は3つにしようと決めている。やっぱりアンが最高神なので、角の数はアンが一番、多くしたい。
次は大地の女神キを描いてみようと画策している。こちらは図像が残されているわけではないので、想像で穴埋めするしかない。頑張ろう。
2024年6月24日 語彙力で敗北!!
18日と21日は雨だったので、息子のツクル氏のプールが中止になった。そんな話を息子とした。そうしたら、ツクル氏が言い出した。「小学校では、プールの授業は全部で5日間あるんだよね。それで、予備も含めて7日間、プールの日が設定されているんだけど、もうすでに2日も中止になっているんだよ!」とのこと。それを聞いたボクは「え? ツクル氏、プール得意なのに? ヤバいじゃん!」と言ったら、「そう。もう後がない状況だよね」と言われてしまった。なんてこと。父親の方は「ヤバい」とか表現しているのに、息子は「後がない」という適切な表現を使うわけだから、これはとてもヤバい状況である。語彙力で完敗しているじゃん。もっと言葉に真摯に向き合わなきゃ、父親としての威厳がなくなってしまうぜ!! ヤバいぜ(こらこら)!!!
それにしても、昨今の小学校のプールの授業は5日間しかないのか。学ばなきゃいけないことが増えて、それから教師のワーク・ライフ・バランスにも配慮しなきゃいけなくなって、あちこちにしわ寄せがいくなあ。そうかー。プールは5日間しかないのか。
2024年6月25日 性善説に立った世界の眺め方
電車でたまたま男性が女性の隣りの座席に座ったら、女性が空いている座席に移動して、それって感じが悪いよねみたいなポストがニュースになっていた。
すでに議論になっているとおり、空いている席があるなら男性はそっちに座るべきという理屈も分かるし、どこに座ってもいいじゃんという理屈も分かる。こういうのって、人それぞれの感じ方だから、難しいなあと思うし、男性は極力、女性の隣りに詰めて座らないというのは、思いやりの一種かもしれないけれど、ルールというほど厳格なものではないし、マナーと呼べるほど共通認識になっているものでもない。
大体、文章だけを見て「空いている席があるならそこに座れよ」と言うのは簡単だ。でも、ぱっと電車に乗ったときに、瞬時に空き座席の状況を把握して、女性と詰めないで座れる場所を判断するというのは、実際には脳内処理としてはとても難しい作業だと思う。電車に乗るたびに、それを男性側に強いるのはどうかと思う。
ボクなんかは結構、面倒臭がりなので、もう、電車に乗って、パラパラと席が空いていても、脳内演算が本当に面倒臭いので、もう、最近は3席分まとまって空いている座席にしか座らなくなってしまった。でも、それって本末転倒で、本来、誰もが座れるというのが基本のルールだと思う。変に配慮しすぎると、結局、本質が損なわれていく。
わざわざガラ空きなのに女性の隣りに詰めて座るのは下心がある。でも、何気なく座って、結果としてそういう状況になってしまうこともあって、それは別に悪いことではない。結局、お互い思い遣れることが一番いいので、基本的には性悪説に立たずに、性善説で世界をとらえる習慣を身に付けたいよなあ、と思う。
2024年6月26日 シュメル神話の大地の女神を描いてみた。
アンに引き続いてキを描いてみた。とは言え、前回も書いたように、キについては図像が残されていないので、ボクが勝手に想像で穴埋めして描いてみた。大地の女神はニンフルサグ女神がよく知られていて、そちらの図像はたくさんあるので、それをベースに少しだけ老いた感じで描いてみた。やっぱり、アンとキは老いたイメージのボクである。そして、メソポタミアと言えば、ラピスラズリというイメージもあるので、ラピスラズリのネックレスをつけてみた。
そんなわけで、キについては描き卸しである。次はエンリルのラフ画を彩色して、仕上げてみようと思っている。
2024年6月27日 電氣ブランに痺れる
近所のヨークマートに電氣ブランが売っていた。珍しいので、応援の意味も込めて早速、購入。飲んでみた。
ものすごい独特な味だ。ウィスキィの香りに、薬草の強烈なフレーバー。結構、パンチがあって、あっという間に酔っぱらってしまいそうだ。名前にもなっている「電氣」は、本来、このような刺激を表しているわけではなく、当時の最先端の感覚が「電氣」にあったので、そのイメージからを命名したらしい。でも、結果として、文字通り、電氣のように脳が痺れる。ストレートでの飲み方が推奨されていたが、1杯で撃沈であることよ。
2024年6月28日 イラストを印刷してみたよ
12月にフィリピンの妖怪を描き起こそうと決意して、ソフトウェアをCLIP STUDIO PAINTに定め、タブレットとタッチペンでイラストを描き、彩色するスタイルに決めて、ずぅっと半年間、続けてきた。そのスタイルに決めてから最初に描いたイラストがマナナンガルで、以降、順次、妖怪のイラストを描き続けてきて、先日のアン/アヌのイラストが50枚目になる。
そんなわけなので、ちょっとこれまでの50枚のイラストを家に飾ってみようかと思って、取り敢えず、半分くらいを印刷して、正方形に切り出してみた。うまく描けた絵もあれば、そうでない絵もある。でも、こうやって半年間続けてきたことには重みがあるなあと思って、感慨深さを覚えている。
これを自分の部屋の壁にでも貼ってみようかしら。それだけでやる気が出てくるよね。ふふふ。
2024年6月29日 エンリルを描いてみた。
アン、キに続いて、エンリルを描いてみた。これも大昔に描いたラフ画があって、それにペン入れをして彩色したものだ。
アンとキは、結構、白地っぽい色の服にしてみたんだけど、メソポタミア文明の衣装を調べてみたら、結構、派手な色のものも多くって、エンリルではそっちに路線を変更して彩色してみた。どうなんだろうなあ。でも、メソポタミアっぽさは感じられる気がする。次はエンキの彩色・最終化かなあ。それともスド女神の描き下ろしかなあ。何しろ、エンリルの妻だもんなあ、スド女神は。そういう風な攻め方もいいよなあ。あるいはもう一度、フィリピンの妖怪に戻るパターンもあるなあ。まだまだ描いていないフィリピン妖怪もたくさんいるからなあ。
2024年6月30日 ストーリーを消してもスクショで残り続ける!?
新しいプロジェクトが始まった。あのAdoがプロデュースする5人組のアイドルグループ「ファントムシータ」だ。約4000人の中から選ばれた5人ということで、よくも悪くもAdoっぽい歌唱だ。しかも1曲目の「おともだち」の楽曲提供はチャラン・ポ・ランタンのお姉さま、小春である。アイドルと言いながら、とってもダークでグロテスク。ボクの好きなものの詰め合わせという感じ。
でも、受け容れられるのかな。企画としては面白いし、一部のコアなファンにはバズるかもしれないけれど、一般大衆にはウケなそうな感じがする。結局、いつの時代も分かりやすくてシンプルなものがウケる。大多数が「是」としないとハネない。続けていった先で、新しい展開があるのかなあ。あるといいなあ。どこかでポップだったりロックだったりするアイドル路線もいけたら、バズるのかもしれない。幅のある音楽性を示せれば、もしかしたらハネるのかもしれないよなあ。これからの楽曲が楽しみだなあ。
それにしても、小春嬢はグロテスクな歌詞を書くなあ。三上悠亜が裏垢流出を番組で面白可笑しく語っていたけど、まさにそういう時代だよなあ。表面上、仲良しこよしでも、腹の中では何を考えているか分からない。そういう怖さって、現実世界にはたくさんある。そんなひりひりした歌だ。
最近、妹は椎名林檎とコラボしていたけれど、姉は姉でAdoとタッグを組んでいるわけで、意外とチャラン・ポ・ランタンって息が長いよなあ。ボクは好きよ、チャラン・ポ・ランタン。