2024年2月12日 フィリピンの妖怪を描いている最近の雑感。

誰に求められているわけではないのに自分で勝手に決めてフィリピンの妖怪を描き続けている。続けることに意味があると思っていて、すでに20体以上のフィリピンの妖怪を描き終えていて、今後、順次、公開されていく段取りになっている。こうなってくると、ボクの悪い癖で他のジャンルに浮気したくなる。基本的には飽き性である。

フィリピンの妖怪たち

それでも、ボクのスケジュール帳には「この日はこの妖怪を描く」という予定だけはずぅっと入っていて、今は粛々とそれに従って絵を描いている。まだまだ描いてみたいフィリピンの妖怪は残っているし、今も尚、ファンタジィ事典にフィリピンの妖怪の項目を追加し続けている。もうしばらく、フィリピンの妖怪をイラストに描き起こすプロジェクトは続けていきたい。

ただ、正直なところを述べると、フィリピンの妖怪って、需要がそんなにないんだよなあ、というのが本音だ。否、むしろその需要を作るために、イラストに描き起こすことで、みんなのイメージを喚起して、クリエイターたちがファンタジィ作品にフィリピンの妖怪を取り込みやすくしようと画策しているのである。だから、現時点では、Xpixivの反応は薄い。畢竟、モチベが上がっていかない。

そんなわけで、まだまだネタ切れになるまではフィリピンの妖怪を描き続けたいと決意しつつ、次なる一手として、知名度があってみんなに反応されるような妖怪の絵も描きつつ、フィリピンの妖怪と交互に投稿するような素敵なシナリオを考えなきゃいけないなあと思っている。

それからもうひとつ。意外とフィリピンの妖怪を投稿して、フィリピン人が反応してくれたりするので、今度はタイとかインドネシアの妖怪に水平展開して、国際交流を図ってみてもよいかなと思っている。この辺の妖怪たちは相互に関連していて、似たような側面があるので、比べることで見えてくる姿もある。そんなこんな。

2024年2月4日 めでたくR-18指定になりました。

現在、ウェブサイト「ヘタっぴなアルコール蒸留」では、勝手に「フィリピンの妖怪をイラストに描き起こすプロジェクト」というのを進めている。「日々の雑記」では4日おきのペースで第9弾のベルベロカまでが解説されているが、実はXpixivでは3日おきの更新のペースになっていて、少しだけ先行している。Xとpixivでは、解説はほとんど書かずに、絵だけを載せているので、少しだけペースを上げている。

そんな中、ベルベロカ(pixiv)がR-18に指定された。

どうやらこのベロベルカさんは「性的な表現が含まれている作品」であるということらしい。カエルのようなイメージで描いていたんだけれど、乳房があるのがいけなかったのだろうか。うーん。動物的なものであっても、性的表現になってしまう時代なのである。難しいなあ。

R-18になると、他の人のオススメにも出てこなくなってしまうし、「フィリピンの妖怪」みたいなタグの作品リストの中にも出てこなくなってしまう。折角、第1弾、第2弾……と進めている中で、第9弾だけが抜け落ちる格好になってしまうなあ。それに、フィリピンの吸血鬼関係って、もっと性的なものがたくさんあるので、そういうのを題材に描こうと思うと、もっともっと規制が掛かってしまう気がする。マンダランカルなんて、完全にアウトだよなあ。性行為の最中に男性を襲う妖怪だもんなあ。

  

2024年1月7日 フィリピンの方々に「いいね」される時代だ

フィリピンの妖怪を可視化するプロジェクトを立ち上げて、イラストをアップしている。現時点で「日々の雑記」ではマナナンガルバクナワを投稿している。ちなみに、facebookXpixivでは先行して5つ目くらいまで公開している。準備しているイラストももう少しストックがある状態。

それにしても、お正月に妻の実家に帰省して、そこからSNSに投稿して、失敗したなあと思うのは、少しだけ投稿に丁寧さが足りなかった。やっぱりパソコンで入力するのと、スマホで入力するのでは、全然、負荷が違う。スマホだと画面も小さいし、タップで入力するしで、タッチタイピングのように自在にはいかない。もう少しだけ丁寧に投稿できたら、もっと面白くできたなあ、と反省している。その反省を踏まえて、「日々の雑記」の方は少しだけ丁寧にフィリピンの妖怪たちの面白さを解説している。

もうひとつ。SNSを使っていて、改めてイラストというのは言語ではないのだということを思い知った。あくまでもボクの当初のターゲットは日本人だった。日本でフィリピンの妖怪の知名度を上げるとことが目的で、プロジェクトを立ち上げたつもりだった。だから、気軽にXにイラストをポストしたら、結果として、フィリピンの方にリポストされ、あっという間にフィリピン人の方々に「いいね」を押される形になった。そうか。イラストだったら海外の方々にもアプローチできる。Xというのは、そういう意味ではよいツールだった。最初っから英語でポストしておけば、もっといろんな可能性を模索できた。そんな反省もある。

まあ、必ずしもSNSでバズることと、日本で世界の妖怪の認知度をあげることは利害が一致しないので、それはそれでよいのかもしれないけれど、何気なく雑に投稿したことで、いろんな可能性を潰してしまったような気もして、今後はもう少し戦略的にSNSを活用しようと思った。

  

2024年1月1日 あけましておめでとうございます

2024年は辰年なので、まずはケートスのイラストを投下。ケートスはギリシア神話の海の怪物。世界各地のドラゴンの原型になったとも言われている。本当はもう少し魚っぽく描いでよかったかなと反省している。もう少し太く描くとぬめっして魚っぽくなったかも知れない。

というわけで、2024年。新しい年になると、いろいろをリセットして、気持ちを新たに歩き出せる。ウェブサイト「ファンタジィ事典」では、フィリピンの妖怪を可視化する取組に舵を切ってみようと準備をしてきた。年が明けたので、いよいよ緩やかにリリースしていこうと思う。

  

2023年12月29日 復活!?

久しぶりの投稿! 隔日更新と称して2日おきに投稿してきて、12月に入って3週間とちょっと、更新が途絶えた。手が腱鞘炎になってパソコンが全然打てない問題もあったし、年の瀬で仕事が押していたのもあった。それから、立て続けに体力仕事が続いて、グロッキーになっていたのと、息子のためのクリスマスパーティの準備でおおわらわだったのもあった。いろんなことがあって、サボってしまった(>人<;)

それでも、新年に向けて、毎年の雑誌の準備は順調にできていて、12月の頭には入稿できて、準備万端、印刷待ちの状態だった。新年に合わせてお届けできる見通しだ。フィリピンの妖怪特集を組んだので、乞うご期待。フィリピンの妖怪の絵も6体ほど描いたので、年が明けたら順次、リリースできる予定だ。

今日は息子のツクル氏とスキーを満喫した。腱鞘炎の手でストックを握るので、結構ダメージを負っているが、まあ、あまりストックに頼らない滑りを満喫したぜ!

  

2023年12月5日 初音ミクとVOCALOIDについて語る(その2)

前回、初音ミクについて語ったわけだけど、当時、VOCALOIDにはいろんな可能性があった。たとえば、人間の女性が歌ってくれないようなド下ネタを歌わせるとか、過激な言葉(「殺す」とか「死ね」みたいな)を歌わせるみたいな方向性もあった。アーティストが歌ったら売れないネタ満載の歌をミクに歌わせるという芸風も流行った。それから、初音ミクがプログラムであるという設定を活かして、歌っているうちにミクが心を持つとか、逆に何を歌っても所詮、ミクは機械であるとか、人間のコピーだとか、プログラムエラーで暴走するとか、飽きられて捨てられるとか、そういう初音ミクそのものを題材にした歌も流行った。技術的に人間が歌えないような曲として、超高速で歌うとか、難解な転調を繰り返すとか、超ハイトーンとか、一気に音階を駆け上がるみたいな、人間業ではない歌わせ方をするアプローチもあった。初音ミクから派生キャラクターとして、弱音ハクとか亞北ネルなどが生まれ、彼らを軸にした物語とか世界観が出来上がって、彼らのキャラクターソングっぽい歌も流行った。いずれの可能性も、全て「初音ミク」あるいはVOCALOIDだからこそのアプローチだった。

初音ミクのヒットにとって幸いだったのは、当時、FLASHアニメが黄金期だったこともあると思う。2000年代前半、2ちゃんねらーを中心に、アスキーアートの「モナー」や「ギコ猫」をベースに、FLASHの技術でたくさんのネタ動画が投稿されていて、「もすかう」が爆発的にヒットしていたのがちょうど2005年だった。「もすかう」はドイツのジンギスカンというグループが歌った「モスクワ」の空耳をネタにした動画だった。こういう風に、当時のネット文化の中には、ネタを織り交ぜながら、既存の楽曲に笑える動画を当てる文化が流行っていた。そういうアニメーションを作れる職人たちがたくさんいた。そして、2005年にYouTube、2006年にニコニコ動画がサービスを開始して、FLASH動画のように個人サイトに動画を掲載する文化は緩やかに終わりを告げて、YouTubeやニコニコ動画などのプラットホームに動画をアップロードしてシェアする時代がやってきた。そんな時代背景の中で、初音ミクが生まれて、ここまで普及したと評価できる。

  

2023年12月3日 初音ミクとVOCALOIDについて語る(その1)

ポケモン×初音ミクのプロジェクトで、cosMo@暴走Pの「戦闘!初音ミク」が公開された。ポケモン赤・緑のBGMが随所に散りばめられている。しかもゲンガーとニドリーノが対峙している。ここはいろいろとネタを孕んでいて面白い。そして、楽曲中でモンスターボールを握って黒ミクに挑戦する初音ミクとそれに応える黒ミクも、ストーリー性があってとてもいい。歌詞だけでなく映像も含めて作品に仕上げてくるのが暴走Pである。その上、何となく「初音ミクの消失」を彷彿とさせるところも、機械としての初音ミクに改めて原点回帰しているところも、暴走Pらしさ全開で、ボクはとても感動している。

初音ミク関連で言うと、初音ミクが発売されたのは2007年だけど、ヤマハがVOCALOIDという音声合成技術を開発したのは2003年のことだ。それが製品化されたのは2004年で、最初は日本ではなくてイギリスで発売されている。1月にLEONとLOLAが発売された。英語のソフトだ。7月にMIRIAMが発売された。満を持して日本語版が発売されたのは11月。MEIKOだ。それから2006年に男性の歌声としてKAITOが発売された。つまり、初音ミクは日本語のVOCALOIDとしては第3弾と言える。そしてこのときまでは、VOCALOIDはキャラクターではなく、あくまでも女性の声のMEIKOと男性の声のKAITOというイメージだった。

2007年8月に初音ミクが発売されたときのことをボクはよく覚えている。水色のツインテールの女の子のアイコンが全面に推し出されていて、「あなたがプロデュースできるバーチャル・シンガー」というキャッチコピーみたいなものがついていた。レコードショップでも大々的に宣伝を打っていて、本気のプロモーションだった。この頃って、浜崎あゆみとか椎名林檎とか、セルフプロデュースアーティストの時代に移行していて、TKプロデュースやつんくプロデュースがちょっと下火になっていた頃だったけれど、ボクたちはTKやつんくを見て育った世代なので、音楽プロデューサというものに対する憧れがあったと言えばあったと思うし、懐かしさがあった。だから、単なる音声合成技術ではなくて、バーチャル・シンガーをプロデュースするという企画はとても魅力的だった。そんなことを「戦闘!初音ミク」を聴きながら、思い出しているボクである。

  

2023年10月12日 ウェブ2.0と妖怪の話!?

今年度になって、異動があって、仕事の方は肉体労働が続いている。慣れないもので、筋肉痛で身体が悲鳴を上げている。ちょうど仕事と仕事の間に休めるタイミングができたので休んで、ウェブサイト「ファンタジィ事典」の更新に勤しむ。

先般まで「フィリピンの妖怪」や「モンゴルの妖怪」に手を出していた癖に、今日は今日で「韓国の妖怪」を追加している。飽き性で移り気なボクである。韓国の妖怪に関しても、少しずつ韓国語のウェブサイトが増えてきた印象だ。韓国人が自国の妖怪を整理して、ウェブサイトに情報をアップしてくれている。どの程度、正確なのかは分からないが、日本人がまとめるウェブサイトよりは、その国の人がまとめてくれるウェブサイトの方が、現地の温度感もあって、信憑性がある。

日本は幸いなことに、近代化が進んでいく最中に、民俗学というジャンルの中で、民話の収集や妖怪の語彙収集みたいなものを民俗学者たちがやってくれた。イギリスでも、妖精の民話を収集する研究者たちがたくさんいた。お陰で、いろんな伝承がちゃんと記録に残されているし、書籍もたくさん出されている。近代化が進んでしまうと、お化けや妖怪の類いは迷信になってしまって、語る人がいなくなってしまう。そうなると、たくさんの貴重な情報が散逸する。

今はインターネットの時代である。いろんな情報がオンライン上で集約できるようになって、各地の伝承が整理統合されるようになってきたと言えるのかもしれない。ちょうど、フィリピンでアスワン・プロジェクトが始まり、韓国でトッケビ復興プロジェクトが起こったりして、いろんな情報がデジタル化されて、可視化されている。その流れの中で、愛国心とか民族復興みたいな意識も働いて、妖怪を掘り起こす人が現れているのかもしれない。

ボクの勝手なイメージだと、韓国はかなり近代化が進んでいる国だと思っている。韓流映画でも、早い段階で最先端の電子機器を駆使する若者たちが描かれていた。地方部はともかくとしても、都市部の近代化は早かったはずだ。だから、今になって大昔の韓国の妖怪を拾い出すのは難しいかもしれないなあ、と勝手に思っていた。でも、韓国の古い文献がデジタル化されてオンライン上にアップされ、多くの人がそれを読めるようになった。そこで掘り起こされる妖怪もいるだろう。韓国人は愛国心が強いので、中国や日本の文脈とは切り離した韓国オリジナルの妖怪を探そうとする気持ちも、もしかしたら一役買っているかもしれない。加えて、韓国は日本と同じくらいに都市伝説的なものに妖怪が出現する(アメリカのアーバン・レジェンドはぞっとするオチがメインで「妖怪」っぽい感じではない!)。そういう新しい妖怪がどんどん生み出され、収集されているのも、とてもよいと思う。

  

2023年10月8日 フィリピン、そしてモンゴルも!!

昨晩、ウェブサイト「ファンタジィ事典」を11項目更新した。我ながら、忙しい最中、結構な更新量だと思う。

ひとつは「フィリピンの妖怪」。ホワイト・レディカペローサウンガウンガカマカマを更新した。イラストはまだこれからだ。でも、ウンガウンガなんか、イラストにしたらインパクトがありそうなので、早急に絵を起こしたいと思う。従前から言っているとおり、フィリピンの妖怪をイラスト化したら、次はインドネシアかミャンマーに着手したいと思っている。これらの国々は実際にボクも行ったことがあるし、土地の持つ雰囲気が分かっている。だから、イメージしやすい。

もうひとつは「モンゴルの妖怪」だ。マンガスモー・ショボーを更新してみた。何となく、あまり知られていないアジアの妖怪を潰していきたいなと思っていて、その中でも、日本、韓国、中国、モンゴルは「東アジア」に分類される。日本も含めて「東アジア」の体制を整える意味で、今回、モンゴルにも手を伸ばしてみた。モンゴルに関しては、ロシア語圏の資料が多いので、ロシア語のウェブサイトも参照している。

それから、最近、注釈をつけられるスタイルにしてみた。本文に補足的に説明できるようにすることで、本文を少しだけシンプルに読みやすくして、難解な部分や枝葉は注釈に持っていけるように、文章を組み立て直してみている。いろいろと試行錯誤中のボクである。

そんなわけで、緩やかにファンタジィ事典を更新中である。

  

2023年9月10日 不思議な使命感

抱え込んでいた仕事の量が多くて、ここのところ、メチャクチャ忙しかった。朝から晩まで働いて、10時に帰宅して家では眠るだけという生活が1週間くらい続いていて、身体を壊すのではないかと自分で自分のことが心配になった。

こういうのは、本当はよくない。でも、いろいろなイベントというか、締め切りが重なってしまって、結果として、こうなった。もう少し若いときには、えいや、でいい加減にやることもあった。でも、年を重ねて、いろいろなものが見えるようになると、逆に求められている水準とか、期待されていることも分かってしまうので、最低限、そのハードルは越えてやろうとか、勝手に自分で設定値を高めてしまうので、思ったよりも無理をしたな、と感じている。その代わりに、趣味のウェブサイト運営を蔑ろにして、隔日更新の「日々の雑記」はしばらく休載となっていた。あっはっは。

当面の必要なイベントを一定水準の品質でやっつけたので、ここからは少しだけ、落ち着いて、ウェブサイト運営にも時間を割けるかな、と期待しているので乞うご期待。

とは言え、「日々の雑記」はSNSではないので、フォローされる読み手がいるわけではない。自己研鑽のつもりで、気軽に書いている。気軽に書いているのに、神話・伝承の話題を少しだけ多めにしようかな、と自分を律してやっている。そういう不思議な使命感からやっている活動である。さてはて。

  

2023年8月9日 YouTubeのナンバーワンはYouTuberであるべき

スパイダーメーンが日本最速でYouTubeの1,000万人登録を記念し、しかも覆面を取ったら、その正体がヴァンビだったということで話題になっている。寡聞にして、ボクはスパイダーメーンを知らなかった。どうやら、YouTube Shortのコンテンツだったらしい。ボクはYouTube Shortはほとんど見ない。元々、VineもTikTokも楽しさが分からなかったし、Facebookのリールですら煩わしいなと感じるボクだ。でも、ヴァンゆん時代のヴァンビを知っているボクからすると衝撃だったし、彼の凄まじい執念と底力を感じる出来事だった。

正直な話、ボクはヴァンゆんは最後、結ばれるのだと思っていた。カップルチャンネルの草分け的存在ではあるし、ビジネスカップルではあったけれど、多少なりとも相思相愛の関係なのだと思っていた。そうしたら、2021年12月の「ヴァンゆんチャンネル登録者250万人達成したら結婚する生配信!!」がまさかの250万人に届かず、スベりにスベって、想像を絶する大炎上となった。結婚という人生のイベントを企画にしたことも、式場まで押さえておいて結婚に至らなかったことも、何より、相方に何も伝えず、ドッキリのような形で企画を進行したことも、全てが批判に晒された。騒動後も、ゆんちゃんは健気に頑張っていたが、次第に再生数は落ちていき、メンバーを増員して、寸劇みたいな内容に方向転換し、やがてヴァンゆんは解散した。あのとき、誰もがヴァンビは終わったと認識していたと思う。

そんなヴァンビが、こうしてスパイダーメーンとして復活を果たした。登録者数1,000万人の日本最速記録を塗り替えた。彼の転落人生を知っていると、なかなかに胸アツの展開であるが、本家ヴァンビのチャンネルに足を運んで、ボクはさらに衝撃を受けた。

動画の中で、ヴァンビは、何故、スパイダーメーンという企画に挑戦したのか、その趣旨を説明していた。現在、YouTubeのチャンネル登録者ランキングの頂点に君臨するのはJunyaだ。登録者数2,710万人。大昔、Hikakinとはじめしゃちょーがナンバーワンとナンバーツーで競い合っていたときに、突如、キッズラインが現れて、二人を追い抜いて行ったところまでは、結構、話題になっていた。

その後、TikTok出身のJunyaが海外向けのYouTube Shortで大躍進して、あっという間に並み居る大物YouTuberたちを追い抜いてトップに躍り出た。海外向けの発信なので、Junyaそのものはあんまり日本での知名度は低く、YouTuberたちもライバル視していないのかもしれないが、それでも、日本のナンバーワンYouTuberはJunyaである。

ヴァンビは動画の中で、「日本のナンバーワン、登録者数1位のチャンネルがTikTokerなの。俺はそれが!ものすごく気に食わなかった。YouTubeのナンバーワンはYouTuberであるべきだってめちゃくちゃ思った」と説明する。そして、Junyaの登録者数1,000万人達成の最速記録を塗り替えた上で、ナンバーワンのYouTuberを目指すことを宣言した。

なるほど、ヴァンビを突き動かしていたのは、YouTuberとしての矜持だったのか。ちょっと感動するとともに、納得してしまったので、彼の動画をここに貼り付けて拡散しておこうと思う。

  

2023年8月7日 TwitterのロゴをXのロゴに変更してみた。

TwitterがXになって、アイコンも変わるということなので、ウェブサイト「ヘタっぴなアルコール蒸留」のTwitterアイコンも、思い切ってXに変更してみた。

今までは、偶然、Facebook、Twitter、pixivが青系のロゴだったのが、Xが黒くなって、今のところ、まだ、見慣れない。でも、そのうち、このロゴにも見慣れてくるのだろうか。

SNSを駆使してみようと思って、いろいろとSNSを始めてみたものの、実はFacebookもTwitterも、更新はあんまりできていない。目標は頓挫していると言える。その代わりと言ってはなんだけど、「日々の雑記」だけは、坦々と、そして粛々と隔日更新を続けているのでご容赦願いたい。……本当は、SNSのネットワークを駆使するはずだったので、そんなんじゃ代替できないじゃんね。あっはっは。

  

2023年7月28日 グッバィ、鳥さん!!

Twitterがxになるとかならないとかで、気づけばロゴ青地に白い鳥から白黒のxになった。xという名称はすでにいろんなところで使われている一般名詞だし、イマイチ、ピンと来ない。ロゴも地味であんまりハマっている感じじゃない。そもそもすでにTwitterの名称で定着していて、ロゴだって誰もがぱっと見たらTwitterのロゴだと分かるようになっているのに、わざわざ変更するのは短期的にはマイナスだと思う。マスク氏の長期的なビジョンで、これを巻き返せるのだろうか。まあ、Twitterの代替サービスはないので、そういう意味では、結構、乱暴なことをしても、ユーザが逃げるようなことはないと思うけれど、改悪だと感じるなあ。どうなんだろう。

毎回、facebookとTwitterとpixivのロゴを貼って、SNSとの連携を図っているボクだけれど、Twitterのロゴをxに差し替えるべきか逡巡した。でも、まだ公式からロゴがちゃんと提供されている感じじゃないので、まあ、様子見も兼ねて、青地に白い鳥のまんまにしておこう。商標権とか何だとかで当面はゴタゴタするかもしれないしなあ。何だかなあ。

  

2023年7月4日 都市伝説は「偏見」や「差別」の温床だ

ウェブサイト「ファンタジィ事典」は「世界各地の神話や伝承の事典。古代の神話から都市伝説やUMA(未確認動物)まで」をモットーに「ファンタジィ」に関する言葉を事典形式で整理していくウェブサイトだ。そのように「ファンタジィ事典」のトップページに標榜している。けれども、実のところ、あんまり「都市伝説」にはタッチしてこなかった。これは偏に「偏見」とか「差別」みたいなところに触れていくので、少しだけ怖さがあったからだ。

たとえば、牛女という妖怪は、屠場の娘という設定になっていて、明らかに「屠殺」に対する差別意識に根差している。つまり、牛を殺している家だから、牛の頭がついた女の子が生まれてもおかしくはない、という気持ちが含まれている。エイズ・メアリーなんて、そのままズバリ、エイズという病気を相手にしているので、非常にセンシティブだ。「性行為を介して意図的にエイズをばら撒く女性」というイメージなので、エイズ=性的放蕩という前時代的なイメージがあって、ものすごく取り扱いが難しいし、そういうのを「ファンタジィ」だと取り扱ってしまうのは、やっぱり、どこか後ろめたさがある。でも、結局のところ、エイズ・メアリーは妖怪なのだ。本当は存在しないのに、何だかリアリティがあって、怖くなって信じてしまう。そこに「ファンタジィ」の「ファンタジィ」たる所以がある。難しいのは、このエイズ・メアリーとかエイズ・ハリーとかは80年代後半に生まれた都市伝説だが、後になって、実在の事件が発覚してしまう。少なくとも、90年代後半に、Darnell McGeeやNushawn Williamsなどの複数の男性が、意図的にエイズを蔓延させた罪で逮捕されているし、1998年にはPamela Wiserという女性も同様の罪で逮捕されている。つまり、嘘から出た実ということになる。

ボクなんかは、マラウイに行ったときに、まさに「吸血鬼」の幻想と遭遇した。マラウイの田舎で、吸血鬼だと疑われる人が次々と村人たちに火をつけられて殺された。JICAは「吸血鬼」と呼んで、我々に避難を呼びかけていたが、実は現地ではBlood Sucker(ブラッド・サッカー)と呼んでいて、曰く、「最近、外国人と仲良くなって急に羽振りがよくなったあいつは、俺たちから血液を採取して、外国人に高額で売って儲けたんじゃないか」ということなのだ。まさに腎臓ドロボーの都市伝説に近くって、決して、ドラキュラ的なものを想像してはいけない。ああいうのも、本気でマラウイ人の田舎の人たちは信じて、暴徒と化したわけだから、笑いごとではない。

ミャンマー伝承をまとめていると、ハンセン病やくる病などへの恐れを表現した精霊たちがいて、こういうのをちゃんとまとめていくと、ああ、どちらにしても「偏見」や「差別」からは逃げられないな、と感じているところだ。だから、もう諦めて、そしてある程度は覚悟して、ここのところ、まとめて都市伝説を投稿している。

2023年6月24日 クリューサーオールが大人気!!

最近、「日々の雑記」を隔日で投稿しているが、それだけではなく、「ファンタジィ事典」も頻繁に更新しているつもりだ。学生の頃の情熱を取り戻している。そんなわけで、今までは更新だけ更新して更新しっ放しにしていたボクだけど、ちゃんとサイトを分析すべく、Googleアナリティクスを見たり、Google Search Consoleをチェックしたりしている。

今週になって、急にクリューサーオールの検索数とクリック数が増加した。クリューサーオールはギリシア・ローマ神話で、ペルセウスメドゥーサの首を斬ったときに。その首からペーガソスとともに飛び出してきた怪物で、黄金の剣を持って生まれたと記述されている。そして、怪物ゲーリュオーンの父親となった。古代ギリシアの文献では、それだけしか記述がない非常にマイナなよく分からない怪物だ。それなのに、ここ数日で20~30件、閲覧されている。何故だろう。何かクリューサーオールが登場するゲームやアニメがあったのだろうか……。誰か、テル・ミー。

  

2023年6月10日 アスワン・プロジェクト

昔から犬のクンクン by 河村賢一というウェブサイトがあって、フィリピン在住の管理人が、日本語でフィリピン文化やフィリピン情報を発信してくれていた。そこにかなり詳細に「フィリピンの妖怪」がエンタメたっぷりにまとめられていた。ボクは結構、フィリピンの妖怪に関しては、そこの情報を最初の足掛かりにして、その後、英語やタガログ語で調べてみて、情報を拾ってまとめていた。

最近、また面白いことがしたいなー、と思って、改めて「フィリピンの妖怪」を整理しようと思い立った。何しろ、ボクは2014年から2016年までに、8回もお仕事でフィリピンに行っていたのだ。フィリピンの雰囲気はよく分かる。あの国を跋扈する妖怪たちは、容易に想像ができる。それでもう一度、フィリピンの妖怪を調査し始めたら、「The Aswang Project」というウェブサイトを発見した。YouTubeもある。結構、細かくフィリピンの伝承上の妖怪たちを調査して、まとめてくれている。特にA Compendium of Creatures from Philippine Folklore & Mythology(フィリピンの神話・伝承の生き物の概要)というページがいい。

単純に「ああ、これは凄いウェブサイトだ」と思った。こういう伝承の類の妖怪は収集が要だ。日本でも、その昔、民俗学で柳田國男などの先人たちが足を使ってフィールドワークをして、妖怪や怪異の情報を収集してくれた。だから、日本は妖怪の情報が豊富にある。今はオンラインの時代だ。フィリピンでは、こうして「The Aswang Project」が始動して、オンライン上にフィリピン各地の情報を集めることができたら、ものすごい価値のあるサイトになる。まだ辞書っぽい印象もあって、解説としては物足りない側面もあるんだけど、妖怪に関わる固有名詞を大量に集めてくれているのは素敵だ。しかも知名度のある妖怪は、分析記事に書いているライタもいて、そこにリンクが貼られていたりする。YouTubeなんかでも仰々しく情報発信していて面白い。

日本では、あんまりフィリピンの妖怪って知られていないけれど、こういうプラットフォームがフィリピンに出来ているのなら、日本にフィリピンの妖怪を紹介するのも一興だなあ、と思った。しかも、YouTubeの英語を聞いていても、ちゃんと聞き取れるくらいにはボクの英語も上達している(笑)。

そんなわけで、引き続き、今年はミャンマーの37柱の精霊ナッも更新は続けつつ、一方でフィリピンの妖怪もフォローして、こういうマイナな妖怪に関しては、絵も添えて、イメージを強く喚起していく方向で進めてみようかな、と思っている。

  

2023年6月8日 自分のウェブサイトを分析中。

4月の頭くらいに新しいパソコンを調達したんだけど、バタバタしていて、セットアップがいろいろと追いつかず、このたび、ようやく腰を据えて対応した。IllustratorやPhotoshopをインストールした。Google Chromeでログインしてお気に入りを移し替えたし、SNSも全てちゃんとログインをできるようにした。そして、ようやくGoogleのSearch ConsoleやAnalyticsを新しいパソコンでも見られるように設定した。

ずっと低空飛行だったウェブサイト「ヘタっぴなアルコール蒸留」だったんだけど、4月に日々の雑記の隔日キャンペーンを始めてから、アクセス数が緩やかに右肩上がりだ。こういう雑記にも、一定の効果があるのだろうか。更新頻度もSEOのひとつのファクタになるので、そういう要素で、Google先生なんかが反応してくれているのかもしれない。

被リンクがたくさんあるページは、ボクが真摯に書いた記事であることも、改めて確認できた。例えば、ゴブリンノームアーヴァンクなんかが評判がいいので、こういう記事を増やしていけばいいのだと再認識した。最近、少しだけ原点回帰して記事を書いているので、そういう意味では、この頃の感覚に近いイメージで執筆できているので、希望が見いだせた。

逆に、最近、力を入れていた南米の妖怪ミャンマーの妖怪は全然、かすっていない。フィリピンの妖怪も、あんまり見られていない。まあ、そりゃあそうか。でも、これはこれで、ボクが好きでやっていることなので、続けていこうかな、と思っている。実は、こういうマイナな妖怪こそ、絵にして提示して、知名度を上げていこうかな。今のところはそんなことを考えている。その名も、マニアックさをイラストで乗り越えていこう作戦であるが、さてはて。

  

2023年6月2日 隔日キャンペーンから2か月

「日々の雑記」の隔日キャンペーンを始めて2か月が経った。正直、インターバルは3日でもいいかな、と思う日がなかったわけではない。息切れした日もあった。それでも、書きたいことがたくさんあって言葉が溢れてくるようなときには、隔日がまだるっこしくて、毎日でも書きたいと思ったときもあった。その意味では、今のペースでちょうどいいのかもしれない。少なくとも、継続することが不可能なペース配分ではなかった。だから、もう少しだけ、このペースで続けてみようと思う。

「書きたいときに書く」というのが、本来は正解なんだと思う。でも、人間はサボってしまうので「書きたいときに書く」では続かない。一方で「毎日書く」では、何だか義務的になって苦しくなる。ちょうどいいペースを模索するのが大事だと思う。多分、もう少しペースを落として、神話・伝承に特化したネタで書くのが一番いいのだ。それがライターというものだと思うんだけど、でも、趣味でやっているウェブサイトなので、とりあえずはもう少しだけ、こんな感じでやっていこうと思っている。

  

2023年4月23日 原点回帰:自分らしい文章を書くこと。

ウェブサイト「ファンタジィ事典」は「世界の妖怪」に関わる情報を集めてまとめているウェブサイトだ。でも、本音を述べると、Wikipediaが登場したときに、その存在意義を見失っていた。何しろ、ボク個人が一人で集められる情報なんて限られているし、アクセスできる情報も限られている。複数の人が同じように情報を集めてまとめるなら、圧倒的に数の論理でWikipediaの勝ちだ。

特に、一時期、北欧神話に関するWikipediaは、レベちでクオリティが高くなった。かなり専門家や専門家に近い人が中に入ったのだろうなという印象があって、情報の出典明示度が極めて高くなった。原典のどの部分にどのように書いてあるのかが、Wikipedia上で明確に分かるようになった。正直、これはお手上げだな、と思った。

そんなことを頭の片隅で考えながら、数年間、漫然と項目を更新していたような気がする。極力、読める範囲で原典を読む。原語にこだわる。そして、絵を描いてみる。でも、ChatGPTが登場して、もう、そういうのはやめようと思った。情報量で勝負するのではなく、自分らしい文章で自分らしい感性で記述することが、唯一の価値だ。やっと、そういう境地に至って、最近、自由に更新している。

そうしたら、また昔みたいに楽しくなって、生き生きとファンタジィ事典を更新している。「日々の雑記」を隔日で開始したのも、そういう背景がある。文章を自由に書いて、記事にする。当たり前の出発点に、再び戻ってきた。

  

2023年4月15日 個人のウェブサイトは自由である

2日おきに記事を更新するなら、facebookなどのSNSを使えばいいじゃないか。そんな声が聞こえてきそうだ。でも、ボクはSNSに強い苦手意識を持っている。読み手のレスポンスが返ってくるという意味では、モチベのアップに繋がる。反応があるというのは大事だ。でも、一方で、どうしても押しつけがましさも感じてしまう。

好きに書いて、書き散らかしているのに、相手の目の前に「読め!」とばかりに提示しているような乱暴さを感じる。もちろん、それを読むも読まないも、受け手の自由だ。でも、何となく、読まなきゃいけないみたいな暗黙の了解があって、「いいね」を押すみたいな雰囲気もあって、それが心苦しくなる。

そんなボク自身は、他人の文章は読まないタイプだ。興味のあるものしか読まない。面白いものにしか「いいね」は押さない。だから、みんながそうであればいいのに、と思う。でも、意外と律儀に何でも読んで、即座に反応しようという殊勝な人たちが一定数いて、とてもありがたいことではあるのに、ボクを苦しめる。

もちろん、これはあくまでも、ボクの勝手な感じ方、受け取り方である。意外とみんな、フランクで、「読まなきゃ」みたいな強迫観念はないのかもしれないし、そうであって欲しいな、と思う。でも、そういう強迫観念に苦しんでいる人が少なくともいるだろうことは、感じていて、そんな彼らに対して、決して反応しやすい文章を提供していない自覚はあるので、何となく、SNSから疎遠になってしまうのである。