メドゥーサ

分 類ギリシア神話
名 称 Μέδουσα(メドゥーサ)《女王》【古代ギリシア語】
容 姿蛇の頭髪、イノシシのような牙、黄金の翼を持つ醜い怪物。
特 徴彼女の目を見た者は石と化す。ペルセウスに退治される。
出 典ヘーシオドス『テオゴニアー』(前7世紀)など

その目、石化能力あり!?

メドゥーサはギリシア神話に登場する女の怪物である。ゴルゴーン3姉妹の末娘で、非常に美しく、特に髪の毛を自慢していた。女神アテーナーと美しさを競ったため、怒った女神にヘビの頭髪、イノシシのような牙、黄金の翼を持った醜い怪物に変えられてしまった。彼女の眼を見た人間は恐ろしさのあまり石と化す。世界の西の果てに棲んでいた。英雄ペルセウスは、よく磨いた楯にその姿を映しながら、眠っているメドゥーサの首を斬り落とした。石化能力は死後も有効で、ペルセウスはその後、メドゥーサの首を用いて敵対者を石と化している。この首はアテーナーに献上され、アテーナーの胸飾りになった。メドゥーサはポセイドーンとの間にペーガソスクリューサーオールなどの怪物をもうけている。

《参考文献》

Last update: 2019/11/16

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