ドーリス

分 類ギリシア・ローマ神話
名 称 Δωρίςdōris〕(ドーリス)【古代ギリシア語】
容 姿美しい女性の精霊。
特 徴川や泉の精霊(ニュムペー)。ネーレウスの妻で、50柱のネーレーイスを生んだ。
出 典ヘーシオドス『テオゴニアー(神統記)』(前7世紀頃)、アポッロドーロス『ビブリオテーケー』(1~2世紀頃)ほか

50柱の海の精霊たちの母!?

ドーリスはギリシア・ローマ神話に登場する、3,000柱いるとされる川の精霊オーケアニスの1柱である。海神オーケアノスと海の女神テーテュースの娘で、海神ネーレウスの妻となり、50柱の海の精霊ネーレーイスたちを生んだ。

ドーリスというのは《恵み》という意味である。一説では、淡水と海水が混ざる河口の豊かな漁場の女神だと説明されるが、真偽は分からない。

《参考文献》

Last update: 2024/11/30

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