スパルトス
分 類 | ギリシア・ローマ神話 |
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Σπαρτός(スパルトス)【古代ギリシア語】 複数形:Σπαρτοί(スパルトイ)《蒔かれたもの》【古代ギリシア語】 | |
容 姿 | |
特 徴 | |
出 典 |
ドラコーンの牙から生まれた兵隊たち!!
スパルトスはギリシア・ローマ神話に登場する竜の牙からうまれた戦士たち。英雄カドモスがテーバイの泉に巣食っていたドラコーンを退治したときに、多くの仲間を失ってしまった。するとアテーナー女神がドラコーンの牙を大地に蒔くように指示した。言われたとおり、ドラコーンの牙を大地に蒔くと、そこから多くのスパルトスたちがはえてきた。彼らはうまれながらに武装しており、うまれるとすぐに互いに争い合った。そして5人のスパルトスたちが生き残った。彼らはカドモスともにテーバイの建国の礎となり、、テーバイの貴族たちの祖先になったという。余ったドラコーンの牙はコルキスのアイエーテース王の手に渡り、彼の手によって大地に蒔かれた。そこからうまれたスパルトスたちはイアーソーンと戦っている。
1963年にレイ・ハリーハウゼンによってイアーソーンの冒険は『アルゴ探検隊の大冒険』として映画化された。その作品の中で、イアーソーンに立ち向かう骸骨の戦士として描かれた。これはおそらく竜の牙からの連想だと思われる。その影響か、その後の多くのファンタジィ作品ではスパルトスといえば、骸骨の姿で描かれる。これがスケルトンの原型となったとも言われている。
《参考文献》
Last update: 2009/08/31