レルナイア・ヒュドラ

分 類ギリシア神話
名 称 Λερναῖα Ὕδρα 〔Lernaîa Hýdra〕(レルナイア・ヒュドラ)《レルネーの水蛇》【古代ギリシア語】
容 姿9つの頭を持った水蛇。
特 徴首を斬り落としても復活する。猛毒を持つ。
出 典ヘーシオドス『テオゴニアー』(前7世紀)など

斬っても斬っても生えてくるヒュドラーの首!?

レルナイア・ヒュドラはギリシア・ローマ神話に登場する怪物。テューポーンエキドナの娘で、たくさんの頭を持った大蛇の怪物。アルゴス地方のレルネー沼に棲み、猛毒で周辺の田畑を荒らしていた。英雄ヘーラクレースが12の難業で退治にやってきたが、何度首を斬り落としても、その度に2倍になって再び生えてくる。従者のイオラーオスが斬り口を火で焙れば再生しないことに気がついて、ようやく退治できた。首の数については諸説あるが、概ね9本というのが定説になっている。真ん中の1本は不死だったため、ヘーラクレースはその首だけは斬り落として地面に埋めた。ヒュドラの毒は猛毒として知られ、ヘーラクレースはその後の冒険でヒュドラの毒に浸した弓矢をあちこちで活用している。死後、女神ヘーラーの手により天に上げられ「みずへび座」になった。

《参考文献》

  • 『ギリシア・ローマ神話辞典』(著:高津春繁,岩波書店,1960年)

Last update: 2009/05/02

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