ティアマト

分 類メソポタミア神話
名 称 𒀭𒋾𒊩𒆳dTI.AMAT〕(ティアマト)【アッカド語】
容 姿
特 徴塩水の女神。マルドゥクに退治され、死体はこの世界になった。
出 典『エヌマ・エリシュ』(前18世紀頃)ほか

原初の海の女神、世界の礎となる!?

ティアマトは原初の海の女神。塩水の女神で、淡水アスプーと混ざり合って、若い神々を生み出し、アヌを始めとする新しい神々の祖となった。しかし、アスプーは若い神々の騒々しさに腹を立て、若い神々を滅ぼそうとする。しかし、知恵の神エアの計略によって、逆にアスプーが殺されてしまう。その後もエアの息子であるマルドゥクが風を吹かせて大騒ぎしたため、遂にはティアマトも夫の復讐を果たすべく、11の怪物たちを産みだすと、若い神々に戦いを挑んだ。マルドゥクを飲み込もうと口を広げたところ、マルドゥクが送り込んだ風によって口が閉じられなくなり、マルドゥクによって心臓を射抜かれた。

マルドゥクはティアマトの亡骸から世界を創造した。ティアマトの身体を引き裂くと、ひとつを天、もうひとつを地とし、乳房を山にした。目からはティグリス河とユーフラテス河が流れ出した。こうして、ティアマトはこの世界の礎となった。

《参考文献》

Last update: 2020/04/06

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