白坊主(しろぼうず)

分 類日本伝承
名 称 白坊主(しろぼうず)【日本語】
容 姿絣(かすり)を着た真っ白い妖怪。のっぺら坊の一種とも。
特 徴夜道に現れて人を脅かす。
出 典

顔のない真っ白い坊主が人を脅かす!?

白坊主(しろぼうず)は和泉国(現在の大阪府)の伝承に登場する妖怪。絣(かすり)の着物を着た全身真っ白の坊主で、目や鼻、口、手足ははっきりしない。風船のように大きくて丸いと言われることもあり、水木しげるは着物を着て、顔のない真っ白い妖怪を描いている。この絵では足がない姿で描かれている。夜道に出没し、人を脅かすだけで特に危害を加えることはないとされる。のっぺら坊の一種だとも言われている。タヌキが化けたものだとも言われる。

なお、静岡県では、どんど焼きをしていると山から白坊主が「ほーい、ほーい」と呼びかけてくるため、気味が悪くなって行事を中止した話が伝わっている。また、広島県ではカワウソが2メートルほどの白坊主に化けて人を脅かすという。これらの白坊主が和泉の白坊主と同様のものかは分からないが、白い坊主の妖怪は日本各地に伝わっているようだ。

《参考文献》

Last update: 2026/07/26

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