カモット
分 類 | タイ伝承 |
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โขมด(カモット)【タイ語】 | |
容 姿 | 火の玉。 |
特 徴 | ふらふらと宙を移動し、夜道の旅人を迷わせる。 |
出 典 | - |
夜道を迷わせる火の玉の幽霊!?
カモットはタイ伝承の火の玉の妖怪である。火の玉の姿をした霊(ピー)だとされ、タイの他の妖怪たち(クラスーなど)もしばしば火の玉のように発光して宙を舞う。ヨーロッパのウィル・オ・ザ・ウィスプに似ている。
カモットは湿気のある夜にぼーっと明るく輝き、宙をふらふらと移動する。夜道を歩く人々は、誰かが灯りを持って歩いているのだと勘違いして近づいていくが、近づくと消えてしまう。そんなことを繰り返していると、旅人は道を迷うことになる。
《参考文献》
Last update: 2024/06/20