イーグニス・ファトゥウス
分 類 | ヨーロッパ伝承 |
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Īgnis Fatuus (イーグニス・ファトゥウス)《愚かな火》【ラテン語】 | |
容 姿 | 火の玉。 |
特 徴 | 夜道で旅人を惑わす。 |
出 典 | - |
愚かな火、夜道で旅人を惑わす!?
イーグニス・ファトゥウスはヨーロッパ伝承に登場する鬼火の一種。生前に罪を犯したために現世を彷徨うことになった死者の魂、洗礼を受けないで死んだ子供の魂、あるいはボガートなどの妖精の仕業で、夜に火の玉になって出没する。沼地などに出没し、旅人を深い沼に導いて死に誘うとされる。
類似のものにウィル・オ・ザ・ウィスプなどがいる。
《参考文献》
- 『妖精事典』(編著:キャサリン・ブリッグズ,訳:平野敬一/井村君江/三宅忠明/吉田新一,冨山房,1992年〔1976年〕)
Last update: 2021/05/29