アザゼル

分 類キリスト教、魔法書文献
名 称 Azazel(アザゼル)【英語】
容 姿
特 徴
出 典『エノク書』など

人間を監視するはずが淫欲に溺れた堕天使

アザゼルはキリスト教の伝承に登場する堕天使。旧約聖書偽典『エノク書』に登場する。神に命じられて悪を監視するためにシェムハザとともに大勢の天使たちを率いて地上にやってきた。ところが地上の女性に恋をし、さまざまな知識を与えてしまった。このため、女性は着飾るようになり、男性は戦争を繰り返すようになった。さらには女性たちとの間にネフィリムと呼ばれる巨人たちを生み出し、地上は大混乱になった。神はこの様子を眺めて大洪水を起こすことを決意したという。

コラン・ド・プランシーの『地獄の辞典』に描かれるアザゼル

フランスの文筆家コラン・ド・プランシーが1818年にまとめた『地獄の辞典』は改訂を重ね、1863年の第6版ではブレトンの悪魔の挿絵が加わった。その中でも「アザゼル」として紹介されている。

ブルトンの描くアザゼル

(コラン・ド・プランシー『地獄の辞典』より)

《参考文献》

Last update: 2009/06/04

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