ウォフ・マナフ

分 類ペルシア・ゾロアスター神話
名 称 𐬬𐬊𐬵𐬎 𐬨𐬀𐬥𐬀𐬵〔vohu manah〕(ウォフ・マナフ)《善い思考》【アヴェスター語】
容 姿
特 徴善行と悪行を記録し、裁きを下す。家畜を司る。
出 典『アヴェスター』(6世紀頃)ほか

ウォフ・マナフ、人間の善悪を記録し、裁く!?

ウォフ・マナフは、ゾロアスター教でアフラ・マズダーに従う善神のひとり。その名前の意味は《善い思考》を意味する。人間の善行と悪行とを記録し、最後の審判で裁きを下す存在とされ、死後、人間を楽園で最初に出迎える。《悪い思考》を意味するアカ・マナフと敵対している。

伝説では、最初にザラスシュトラの前に出現し、アフラ・マズダーのところへ導いたのもウォフ・マナフとされる。

ゾロアスター教では、7つの種が重視されるが、そのうちのひとつである「動物」、特に家畜を守護するとされる。

《参考文献》

Last update: 2020/04/04

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