ポルキュース
分 類 | ギリシア・ローマ神話 |
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Φόρκυς 〔phorkūs〕(ポルキュース)【古代ギリシア語】 Φόρκος〔phorkos〕(ポルコス)【古代ギリシア語】 | |
容 姿 | 上半身はたくましい男性、下半身は魚。赤い肌で、エビの触角を持つ。下半身からはエビのハサミがはえている。 |
特 徴 | 海神。 |
出 典 | ヘーシオドス『テオゴニアー』(前7世紀)など |
海神は怪物たちの父!?
ポルキュース、あるいはポルコスはギリシア・ローマ神話に登場する海神。ガイア(大地の女神)とポントス(大海の神)の子で、姉妹のケートーを妻に、グライアやゴルゴーンなどをもうけた。
ポルキュースが絵画などで描かれることは多くはないが、残されたモザイク画では、上半身はたくましい男性、下半身は魚の姿で、額からはエビの触角のようなものをはやし、魚の下半身からはエビのハサミのような手がはえている。肌は赤く塗られている。
《参考文献》
- 『ギリシア・ローマ神話辞典』(著:高津春繁,岩波書店,1960年)
Last update: 2020/09/06