倉ぼっこ
| 分 類 | 日本伝承 |
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倉ぼっこ、蔵ぼっこ(くらぼっこ)【日本語】 御蔵ボッコ(おくらぼっこ)【日本語】 倉わらし、蔵わらし(くらわらし)【日本語】 | |
| 容 姿 | 音だけの怪異。近年では子供の背丈で毛むくじゃら。 |
| 特 徴 | 倉・蔵に棲み憑き、倉・蔵を守護する。 |
| 出 典 | - |
倉に棲み憑く座敷童子の仲間!?
倉ぼっこ(くらぼっこ)は日本の倉に棲む子供の姿をした妖怪。倉わらしとも呼ぶ。倉・蔵を守護する精霊だとされる。
佐々木喜善の『奥州のザシキワラシの話』によると、岩手県遠野地方のある家の土蔵に棲み憑いて、誰もいない蔵の中で「ほいほい」と子供が呼ぶような声を立てたという。姿を見せることはほとんどなく、音だけ、あるいは糸車を回したり、お囃子のような音を立てたりもするという。
ある家で火事があった際、髪の長い女の姿で出没し、蔵から荷物を次々に運び出して火災から守ったという伝承も残されているようだ。
柳田國男も『遠野物語拾遺』の中で、遠野地方の話として、倉に籾殻を撒いておくと子供のような足跡が残るので、御蔵ボッコの存在が分かると記述している。

倉ぼっこは座敷童子(ざしきわらし)の一種だとされ、倉ぼっこが倉からいなくなってしまうと、途端に家運が徐々に傾いていくという。
本来、倉ぼっこは音だけの怪異だが、近年では、子供ほどの背丈で、全身が毛むくじゃらか、髪が体全体を被うほど長い姿で描かれることが多い。これは水木しげるのデザインによる影響で、現在ではかなり定着したイメージになっている。
《参考文献》
Last update: 2026/01/20
