キウィグ

分 類フィリピン伝承
名 称 Kiwig(キウィグ)【フィリピン諸語】
容 姿猫背の四足獣。燃える目。
特 徴昼間は人間で、夜になると
出 典

フィリピン版オオカミ人間!?

キウィグはフィリピン伝承に登場するアスワンの一種。昼間は人間として暮らしているが、猫背である。夜になると大型のイヌやネコ、イノシシなどの四足獣に変身する。まさにフィリピン版のライカンスロープ(オオカミ人間)である。燃えるような目をしていて、四足獣のときも背中は丸まっている。一方で、その尻尾は外側に反っているという。

獲物の首筋に齧りついて殺し、その肉を生で喰らう。獲物は人間の場合もあるし、家畜が襲われることもある。一説では、キウィグの唾液を口にすると感染してその人もキウィグになってしまうという。また、エイの尾に刺されると元の人間に戻ると信じられている。

《参考文献》

Last update: 2024/04/13

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