ティーピュサーウン・メドゥ
分 類 | ミャンマー伝承 |
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ထီးဖြူဆောင်း မယ်တော်နတ် 〔tʰí bjù sʰáʊɰ̃ mɛ̀dɔ̀〕(ティーピュサーウン・メドゥ・ナッ)《白い傘の主の母》【ミャンマー語】 | |
容 姿 | 王族の衣装を身に着けた女性の精霊。長い髪を結った姿で描かれる。 |
特 徴 | アノーヤター王の祖母。病で死に、精霊と化した。 |
出 典 | - |
アノーヤター王の母、死後に精霊と化す!?
ティーピュサーウン・メドゥはミャンマーの伝承に登場する精霊ナッで、アノーヤター王(1014-1077年)の祖母で、クンソウ・チャウンピュ王(955-1048年)の母である。アノーヤター王はクンソウ王の跡を継ぎ、ミャンマーで初の統一王朝であるパガン朝を樹立したことで知られる。そのアノーヤター王の祖母は、病に罹り、熱で死んだとされる。そして、死後、精霊ナッと化して、37柱の精霊ナッの1柱として崇拝されるようになった。
王族の衣装を身に着け、長い髪を結ってたらした姿で描かれる。
《参考文献》
- 『The Thirty-Seven Nats: A Phase of Spirit-Worship prevailing in Burma』(著:Sir Richard Carnac Temple,1906年)
Last update: 2023/04/09