エリーニュス

分 類ギリシア神話
名 称 Ἐρινύς〔Erīnys〕(エリーニュス)【古代ギリシア語】
複数形:Ἐρινύες〔Erīnyes〕(エリーニュエス)【古代ギリシア語】
容 姿頭髪が蛇、コウモリの翼を持った老婆。
特 徴人殺し、特に肉親殺しの罪を追求し、発狂させる。

殺人犯を執拗に追いかけて罰する恐ろしい女神!!

エリーニュスはギリシア神話に登場する復讐の女神たち。醜い老婆の姿で、コウモリの翼を持ち、灰色の頭髪がヘビになっている。松明を掲げて、人殺し、特に親族殺しの人間をどこまでも執拗に追いかけ、発狂させるという。一般にアレークトー、ティーシポネー、メガイラの三女神とされた。

オレステースが父の復讐として母親のクリュタイムネーストラーを手にかけたときには、オレステースを執拗に追い続け発狂させた。

クロノスが天空神ウーラノスの生殖器を斬り落としたときに、その溢れる血潮が大地ガイアに降り注いで誕生した。

《参考文献》

Last update: 2019/08/04

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