化け草履

分 類日本伝承
名 称 化け草履(ばけぞうり)【日本語】
容 姿草履の妖怪。1つ目で、手足と舌がついている。
特 徴粗末に捨てられた草履が化ける。
出 典

古い草履が化けた妖怪!?

化け草履(ばけぞうり)は日本の妖怪。草履に1つ目と手足がついて、口からは舌を出していることが多い。履物を粗末にしていると現れて、「カラリン、コロリン、カンコロリン、まなぐ三つに歯二ん枚」などと歌うらしい。古くなって粗末に捨てられた草履が化けて出たものとされる。

この化け草履は水木しげるが紹介するもので、元々は佐々木喜善の『聴耳草紙』(1931年)の中に「履物の化物」として収録さえている物語から採っているようだ。

歌詞で、目が3つ、歯が2枚と言っているわけだが、下駄で「目」というのは鼻緒を通す穴のことで、「歯」というのは接地用の突起部を指すので、本来、「履物の化け物」が指しているのは二枚歯の下駄だったと思われる。しかし、水木しげるが草履の妖怪として描いて、現在では「化け草履」として定着した。何故か「3つ目」ではなく「1つ目」で描かれている。

《参考文献》

Last update: 2026/01/18

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