アラクシュミー

分 類インド神話
名 称 अलक्ष्मीalakṣmī〕(アラクシュミー)【サンスクリット】
容 姿しわくちゃで痩せ細った女神。ロバにまたがっている。
特 徴貧困と不幸の女神。ラクシュミーの姉。
出 典

インド神話の貧乏神!?

アラクシュミーはヒンドゥー神話に登場する貧困と不幸の女神で、妹には富と幸運の女神ラクシュミーがいる。美しいラクシュミーとは異なり、歯はウシ、脚はカモシカのようで、しわくちゃで痩せ細り、頬はこけている。まさに日本の貧乏神のような様相である。そして、ヴァーハナ(騎乗獣)としてロバにまたがっている。

サンスクリットで「ア」は否定の接頭語なので、アラクシュミーは「ラクシュミーにあらず」という意味である。アラクシュミーの方が姉として先に生まれているのに、その名前は妹を否定した格好になっている。

《参考文献》

Last update: 2020/06/07

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