2023年9月12日 わざと分断をつくって話題にしようという悪意。

6月16日にそもそもアリエルはデンマーク人が演じるべきでは!?という記事で、そして6月20日には強いピーチ姫って本当に必要!?という記事で、最近のアメリカのポリコレ批判をした。そうしたら、また、白雪姫で議論が活発化している。

ボクは今まで、フィリピンやパキスタン、インドネシアなどのアジアの国々の人々と一緒に働いてきた。ナイジェリアやマラウイ、スーダンなどのアフリカの人々とも一緒に働いた。その観点から言えば、いろんな人種、いろんな民族の人々と接してきた。人種や民族で、優劣はないし、みんな、人間であって、いい人もいれば、悪い人もいる。賢い人もいれば、愚かな人もいる。それぞれの「個」である。だから、別に差別するつもりも、区別するつもりもない。

白人以外が主人公で大活躍する作品があっていい。それをどんどん作るというのも、ボクはいいと思うし、それをディズニーが推し進めたいと思うなら、それも大賛成だ。でも、それを「人魚姫」や「白雪姫」みたいな白人の文化の上でやらなくてもいいと思う。既存の作品の上にそういうポリコレの思想を載せるのではなくて、それにふさわしい適切な作品を作るべきである。その方が、新しい可能性が見える。

変にポリコレを取り入れて、批判が殺到したら、それこそ変にヘイトが向かって、本来、達成すべき「白人以外が主人公で大活躍する作品」からは遠ざかる。折角、ヒロインに抜擢された女優が批判に晒されるのって、とてもかわいそうだし、そういう覚悟を持って作品に臨むのって、とてもストレスだ。ポリコレという大義名分を掲げて、敢えて、分断を引き起こしている気がする。

ディズニーは、もっと、素直に、純粋に、いろんな民族や人種の人が活躍できる適切な映画をつくればよいと思う。切に。……というか、ディズニーは、もはや過去の焼き直ししかつくれなくて、新しいオリジナル作品をつくることはできないということなのかもしれない。まあ、ライオンキングもリトル・マーメイドも、日本の作品をパクtt(ry