2021年2月9日 不安は的中して地獄のような展開

本日は大炎上の日だ。良かれと思ってやったひとつひとつの行動が全て裏目に出て、地獄のようだった。

来週、パキスタンを相手にオンラインセミナーを開催する中、半年前にわざわざ我が社を訪問して「パキスタンに興味がある。進出したい」と挨拶に来てくれた企業があった。担当の後輩が各社に案内を出す中、その会社からセミナー参加の申し込みがない。折角、パキスタン側から幹部が参加してくれるので、顔つなぎの場としては最適。ちゃんと担当者まで案内が届いていないのではないか。セミナーへの参加を個別に声かけすべきだろう。そう思って声を掛けてみた。まだ企業枠にもあまりがあったし、その枠をひとつ埋めてやることは、後輩の目標達成にも繋がる。だから、いろいろと裏で手を回して取り次いだ。

ところが、一度は喜んでセミナーに参加することになった先方が、後輩とのメールのやり取りの狭間で、いろいろと誤解をして、セミナー参加を辞退することになった。パキスタン相手にソリューションを提供できないという社内判断に至ったらしい。そもそも、パキスタン側にソリューションを提供しなければならないような格式張ったセミナーではない。もっとフランクに顔を出してオンライン上で挨拶を交わす程度の、気軽な参加を持ちかけたつもりだった。しかもセミナー当日のファシリテータはボクがやるので、幹部とうまく繋げられる自信もあった。後輩の言葉足らずで、淡泊なメールで行き違いがあったようだ。最初から、個々の企業への配慮が足らなかった。熱量がないから、相手に誤解を与えるような対応になった。

そんなわけで、ボクそのものはセミナーの準備こそしなきゃいけない大事なタイミングなのに、もう一度、先方に電話して謝罪して説明したり、社内で諸々の再調整をしたりで、結局、1日が無駄になってしまった。最終的に、先方にセミナーに参加いただく手筈になったが、調整コストは大きいし、先方との信頼関係にも影響が出る。

実は、まさに「引っ掛かったことは丁寧に解消しておくべし!?」の記事で書いた件だった。ちょっと仕事の仕方が雑じゃないかな、もっと丁寧にやった方がよいのでは、と心配していた。結果、この顛末。うーん。ちゃんと後輩には伝えたつもりだったけれど、ちょっと間に合わなかった。まあ、そんなもんだな。社内で反省しつつ、体制を再構築する。