四つ角ばあさん
分 類 | 都市伝説、日本伝承 |
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四つ角ばあさん(よ-つ-かど-ばあさん)【日本語】 | |
容 姿 | 交差点の角に立つ老婆。 |
特 徴 | 子供の名前を尋ね、名前を知られると連れ去られる。 |
出 典 | - |
名前を知られると連れ去られる!?
四つ角ばあさんは日本の都市伝説に登場する妖怪。夕暮れ時に交差点の角に立っている。そして近づいてくる子供の名前を尋ねてくる。四つ角ばあさんに名前を名乗ってしまうと連れ去られてしまう。また、子供が名乗らずにしても、名札などで名前が判明してしまっても四つ角ばあさんに連れ去られてしまうという。
この四つ角ばあさんは、1990年代に三重県の一部で広まったとされる。当時、この地域では、誘拐犯や変質者への対策として、学外では名札を隠すように指導されていたそうで、そういう名前を知られてはいけないという注意喚起が四つ角ばあさんという妖怪を生み出していったと考えられている。
《参考文献》
- 『真夜中の都市伝説 壁女』(著:松山ひろし,イラスト:児嶋都,イースト・プレス,2004年)
Last update: 2023/07/05