ヨグ=ソトース

分 類クトゥルフ神話
名 称 Yog-Sothoth(ヨグ=ソトース)【英語】
容 姿触角を持つ玉虫色の球体の集積物。強烈な光を放つ。
特 徴時空を超越する。外宇宙の門であり、宇宙の秘密そのもの。
出 典ラヴクラフト『ダニッチの怪』(1929年)ほか

時空を越えた存在で、宇宙の秘密そのもの!?

ヨグ=ソトースはクトゥルフ神話に登場する架空の神。時間と空間を超越した存在で、過去・現在・未来はヨグ=ソトースの中のひとつで、全存在がヨグ=ソトースに含まれると説明される。

無定形の怪物で、時空間の底の底で永遠に泡立ち続けている。強烈な光を放つ玉虫色の球体の集積物で、触角がある。ウェイトリー家の女性との間に子供をもうけたこともあり、エリザベス朝の魔術師たちは、ヨグ=ソトースを手に入れることで神の座に到達できると考えていたとされる。外なる神が住む外宇宙への門こそがヨグ=ソトースで、門の鍵そのものであり、鍵の守護者であり、宇宙の秘密そのものでもあるとされる。この門を開くための呪文が『ネクロノミコン』に記されているが、肝心の部分が抜け落ちている。

《参考文献》

Last update: 2020/04/08

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