ヤレリー・ブラウン

分 類イングランド伝承
名 称 Yallery Brown(ヤレリー・ブラウン)【英語】
容 姿全身、黄色い髪の毛でぐるぐる巻きになっている妖精。
特 徴恩を仇で返す。
出 典

恩を仇で返す根っからの悪性の妖精!?

ヤレリー・ブラウンはイングランド伝承に登場する邪悪な妖精。イングランド東部にあるリンカンシャー州に棲んでいるとされ、幼児の姿をした老人で、全身、黄色い髪と髭でぐるぐる巻きになっている。性悪な妖精アンシーリー・コートの典型的な例としてしばしば引き合いに出される。恩に対しては必ずといっていいほど仇で返すため、親切にしてはいけない。ある農夫が石の下に閉じ込められていたヤレリー・ブラウンを助けてやった。ヤレリー・ブラウンは「お礼をする」と言ったので、農夫は自分の仕事を手伝って欲しいとお願いした。すると、次の日から、農夫が何もしなくても、朝になると仕事は全て片付いた。しかし、困ったことに同僚の仕事は全て元に戻されたり、台無しにされた。そして、同僚たちから苦情が訴えられ、農夫の主人は農夫に解雇を申し入れた。農夫は困って、ヤレリー・ブラウンを呼び出すと、もう自分の仕事を手伝わなくてもよいと伝えた。すると、ヤレリー・ブラウンはゲラゲラと笑うと、「お前が自分で石の下から出したのは、災難、不運にヤレリー・ブラウンよ」と歌った。それ以降、今度は農夫が何をしても彼の仕事が滅茶苦茶にされるようになった。こうしてヤレリー・ブラウンは彼の人生を滅茶苦茶にしてしまった。

《参考文献》

Last update: 2020/04/12

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