隙間女(すきまおんな)

分 類都市伝説日本伝承
名 称 隙間女(すき-ま-おんな)【日本語】
容 姿家具と家具の細い隙間に潜む女の妖怪。
特 徴常に視線を感じ、あるとき、目が合ってその存在に気が付く。
出 典

細い隙間に隠れている女!?

隙間女(すきまおんな)は日本の都市伝説に出てくる妖怪。部屋の中で、常に誰かの視線を感じるが、どこにも誰もいない。おかしいなあと思っていると、あるとき、家具と家具の細い隙間に隠れている女を発見して目が合う。隙間女と目が合うとどうなるのかは語られないが、異次元や魔界に連れ去ってしまうなどとされる場合もある。

ちなみに、江戸時代の随筆『耳袋』にすでに類似の話があるため、由緒正しい妖怪である。それは「房斎新宅怪談の事」という話で、数寄屋橋に房斎という駄菓子屋が引っ越してきたが、新居の2階の戸が半分しか開かない。無理矢理、押し込んだところ、戸袋の隙間から女が飛び出してきて使用人を襲ったという。

《参考文献》

Last update: 2023/07/03

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