ルルコシンプ

分 類アイヌ伝承
名 称 Rur-kosimpu(ルㇽコシㇺプ)《浪の精》【アイヌ語】
容 姿人魚。
特 徴海の精霊。
出 典

人にとり憑く恐ろしい人魚!?

ルルコシンプはアイヌ伝承に登場する海の精霊。日本で言う人魚のような存在で、絶世の美女になって出現し、人間にとり憑く。とり憑かれると気が狂い、数年後には死んでしまう。ただし、気に入った男性にとり憑いたときには、幸運をもたらすこともある。女にとり憑いて「海へ来い、海へ来い」と人々を海へ誘う歌を歌うこともある。

アザラシのことをルルコシンプと呼ぶこともある。

《参考文献》

Last update: 2020/04/05

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