レッドキャップ

分 類ヨーロッパ伝承
名 称 Red cap(レッド・キャップ)《赤帽子》【英語】
Blood Cap(ブラッド・キャップ)《血染めの帽子》【英語】
容 姿真っ赤な血染めの帽子をかぶった老人の姿をした小人。
特 徴古城に泊まった旅人を斧で殺害し、帽子を新しい血で染め上げる。

犠牲者の血で帽子を赤く染め上げる妖精!?

レッド・キャップは赤い帽子をかぶった非常に危険な妖精である。主にイングランドとスコットランドの国境地帯に建つ廃墟となった古城などに棲んでいて、人を襲う。

国境地帯というのは、絶えず戦争があった場所だ。レッド・キャップは、敢えてそういうところを好んで棲む妖精である。骨ばった頑固そうな老人の姿をした小人の妖精で、長い髪、赤い目を持ち、口からは長い牙が並んでいる。指の先にある爪も鋭く尖っている。鉄製の長靴を履き、杖を携え、名前の由来にもなっている赤い帽子を被っている。この赤帽子は血染めの赤帽子だ。そのため、別名でブラッド・キャップ(血染めの帽子)とも呼ばれる。

行き暮れた旅人がうっかりレッド・キャップの棲んでいる古城に泊まると、彼らは肩に斧を担いでやってきて、旅人を惨殺し、赤帽子を犠牲者の新しい赤い血で染め直す。レッド・キャップに遭遇した場合には、聖書を朗唱したり、十字架を見せるのが有効で、彼らは悲鳴を上げ、1本の歯だけを残して逃げ出す。

《参考文献》

Last update: 2011/05/08

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