ポタモス

分 類ギリシア・ローマ神話
名 称 ΠοταμόςPotamos〕(ポタモス)《河川》【古代ギリシア語】
容 姿雄ウシの角をはやした男性神。下半身は細長い魚。あるいは水が溢れる壺を持つ。
特 徴河神。
出 典ヘーシオドス『テオゴニアー』(前7世紀)など

3,000の河神たちはオーケアノスの息子!?

ポタモスはギリシア・ローマ神話の河川の神のことで、通常は複数形にして「ポタモイ」と呼ばれる。海神オーケアノステーテュースの息子たちで、ギリシア各地のそれぞれの川を司っている。有名なところでは、河神アケローオスはポタモスたちの1柱である。川や泉の精霊ナーイアスたちは、これらの河神たちの娘である。

ポタモスたちは、水が溢れ出しているアンフォラ(壺)に腕を載せたような姿で描かれることが多い。これは水源をイメージした姿である。また、しばしば、雄ウシとも結び付けられていて、雄ウシの角を持った男性神で、下半身が細長い魚になった姿で描かれることも多い。

《参考文献》

Last update: 2022/01/30

サイト内検索